今日は元旦である。
クリーク沿いの遊歩緑道に朝の散歩に出かけた。
8時頃から小一時間ほどである。
ニューイヤーではどうなっているかを見てみたかったのである。
クリスマスでも同じことをやった。
この日は家で静かに過ごすものと思っていたら、逆に人出が多かったので意外に感じたものである。
クリスマスではショッピングセンターは休みである。
しかし元旦は平常通りの営業である。
こちらでは新年というのは、単なる物理的な年の変わり目だけのようである。
カメラを持っていった。
いつもはカメラどころか、メガネも時計ももたない。
風景を見たいわけでもなく、健康のために歩くわけでもない。
チンタラチンタラ歩くだけなので不要なのである。
だが重大なことがある。
散歩は「はだし散歩」だということである。
コンクリートの遊歩道をハダシで1時間ほど歩くのがこのところ日課となっている。
● 路面に散乱する固い小さな木の芽はすこぶる厄介なシロモノである
今日最初に会ったのは健康散歩に専念するオッサン。
後ろからきてスーと追い抜いていった。
気が付かなかったので慌ててカメラのスイッチを入れて回した。
非常によく出会うオッサンで、片手にペットボトルをもち、サッササッサと歩く。
以前に挨拶したことがあるが無視された。
私だけでなく誰の挨拶にも反応しない。
不必要に声をかけないでくれ、といっているようである。
以後、こちらも無視することにしている。
3番目も夫婦連れ。
この夫婦にはたまに会う。
4番目に会ったのはクカバラ。
ワライカワセミである。
果たして、正月元旦にクカバラに出会うのは「小吉か大凶か?」
ウーン、これは難問だ!
なにしろこの鳥「天然パー」なのである。
遊歩道の往復コースなので、しばらく行くと折り返して復路に入る。
よって往路で会ったのは五人と一羽ということになる。
復路に入ってすぐに会ったのはトカゲ。
クリーク沿いにはこのトカゲがたくさんいる。
結構可愛いヤツなのである。
これは吉凶には関係しない。
もともとがグロテスクなのであるから。
左手にサンダルを持ち、カメラ操作は右手のみで行う。
望遠をかけると手振れが非常に激しくなる。
これはしかたないことである。
復路であるが30分ほど歩いて、まったく人に会わなかった。
つまり、トカゲ一匹のみである。
いつもは犬の散歩を兼ねたウオーカー達に出会うのだが、今日は犬にも会わない。
さらに普段と違うのは自転車も一台として出会わなかったことである。
遊歩道を終えて歩道に出た時、遊歩道に入るオッサンとすれ違ったが、これはカウントしない。
家からの全コースでみても、このオッサンをいれて六人しか出会っていない。
いや、ここの元旦も静かなものである。
● 右足薬指裏の負担が大きい
【南の島の 2018】
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