日本人にとってゴールドコーストマラソンの顔といえば川内優輝。
何しろとんでもない男である。
マラソンの常識を次々とぶち壊していく。
12月03日の福岡国際マラソンを「2時間10分53秒」で走る。
その2週間後の12月17日に防府マラソンを「2時間10分03秒」で走り優勝。
さらにその2週間後の1月01日に極寒のボストンのニューイヤーズマラソンを「2時間18分56秒」で走ったという。
1カ月の間で3回もフルマラソンを走っているのである。
さらにこれ76度もフルマラソンを走ったということになる。
陸連のセオリーの破壊者でもある。
【追】
その後も2度走り、3月末には78回となり、ギネスの認定を受けることになった。
まさに、「この男、異常につき!」である。
『
1/3(水) 10:27配信 THE ANSWER
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180103-00010001-theanswer-spo
川内優輝、-17度で世界記録!
76度目の2時間20分切り
米仰天「極寒最速ランナー」
■全身タイツ&目だし帽、
ボストンの極寒レースで2時間18分56秒…米メディア称賛
男子マラソンの川内優輝(埼玉県庁)が1日、米ボストンで行われた「マーシュフィールド・ニューイヤーズデイ・マラソン」に出場し、2時間18分56秒をマーク。
気温-17度という極寒レースで自身76度目の2時間20分切りで世界最多記録を樹立した。
米メディアは、全身タイツで完走した異様ないで立ちとともに快挙を注目し、「極寒で最も速いマラソンランナー」と仰天している。
●【画像】全身タイツ&目だし帽で世界記録!
地元メディア「Boston Marathon JH」が公開した川内の“異様ないで立ち”で力走する一枚
最強の市民ランナーが、全身タイツで世界のマラソン界に歴史を刻んだ。
川内は気温-17度という極寒レースで2時間18分56秒をマーク。
蛍光オレンジの長袖ウェアに「4100」のゼッケンをつけ、黒の長袖パンツに手袋、そして、顔は鼻と目だけを残してすっぽり包んだ黒の帽子をかぶった。
到底、マラソンとは思えないいで立ちで世界最多76度目の2時間20分切りを果たしてみせた。
地元メディアは異様な服装を画像付きで紹介。
米スポーツ専門局「NBCスポーツ」は
「日本人ランナーが極寒の気温の中、76度目となる2時間20分切りを記録」
と見出しを打って特集した。
過去に75度の記録を持っていた米国人ランナーを超えたことを紹介した上で
「極寒において最も速いマラソンランナーの称号も手に入れたことだろう」
と称賛している。
川内:「一つだけ言えるのは、歴代のマラソンの中で最も寒かったということ」
さらに「彼はかつて地元の政府機関でフルタイムで働いていたので、数年前までは日本の『民間人ランナー』と呼ばれていたこともあった」と異端のキャリアを紹介している。
米国で最も権威あるスポーツ誌「スポーツイラストレイテッド」も「日本人ランナーが76度目の2時間20分切りで完走…-17度の中でだ」と特集した。
本人が「これまでたくさんマラソンを走ってきて、天気に関して比べるのは難しいけど、一つだけ言えるのは、歴代のマラソンの中で最も寒かったということ」と振り返ったコメントを紹介している。
魂の走りでファンのハートを打ってきた30歳。
-17度という極寒をものともしない走りで世界最多記録を樹立し、一躍、米国でも脚光を浴びている。
ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer
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極寒 川内優輝 気温−17℃ ニューイヤーズデイマラソン 世界記録樹立‼︎
https://www.youtube.com/watch?v=YnrjHkPuqsg
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日刊スポーツ [2017年12月17日15時21分]
https://www.nikkansports.com/sports/athletics/news/201712140000508.html
川内優輝VでMGCへ
2時間10分3秒だった。
川内は前半から落ち着いた走りを披露し、30キロ付近から先頭に立つと、33キロ付近で仕掛け、独走した。
2週間前の福岡国際を走り2時間10分53秒で9位。
今回のレースを2時間11分7秒以内となれば、2大会平均タイムで2時間11分以内となり、2019年9月以降に開催される東京五輪マラソン代表選考会となるマラソン・グランドチャンピオンシップ(MGC)への「ワイルドカード」での出場資格を手にする状況にあったが、これを見事にクリアした。
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日刊スポーツ [2017年12月3日18時19分]
https://www.nikkansports.com/sports/athletics/news/201711290000341.html
福岡国際マラソン:大迫3位 2時間7分19秒
陸上男子5000メートル日本記録保持者の大迫傑(26=ナイキ・オレゴンプロジェクト)が国内初マラソンで、日本歴代5位の2時間7分19秒のタイムで3位に入った。
川内優輝(30=埼玉県庁)は2時間10分53秒で9位、
神野大地(24=コニカミノルタ)は2時間12分50秒で13位
だった。
(1)ソンドレノールスタッッド・モーエン(26=ノルウェー) 2時間5分48秒
(2)スティーブン・キプロティク(28=ウガンダ) 2時間7分10秒
(3)大迫傑(26=ナイキ・オレゴンプロジェクト) 2時間7分19秒
(4)ビダン・カロキ(27=DeNA、ケニア) 2時間8分44秒
(5)アマヌエル・メセル(26=エリトリア) 2時間9分22秒
(6)上門大祐(23=大塚製薬) 2時間9分27秒
(7)竹ノ内佳樹(25=NTT西日本) 2時間10分1秒
(8)ギザエ・マイケル(スズキ浜松AC) 2時間10分46秒
(9)川内優輝(30=埼玉県庁) 2時間10分53秒
(10)深津卓也(30=旭化成) 2時間12分4秒
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3/25(日) 19:40配信 読売新聞
川内、2時間20分以内完走78回…ギネス認定
ギネス世界記録の公式認定証を受け取る川内優輝選手(25日、埼玉県久喜市で)
公務員ランナーの川内優輝選手(31)(埼玉県庁)が、フルマラソンを2時間20分以内で走った最多完走数(78回)でギネス世界記録に認定され、25日、地元の埼玉県久喜市で認定証の贈呈式が行われた。
川内選手はこの日、同市で開かれたハーフマラソン大会にゲスト出場した後、贈呈式に出席。
「レースが好きという気持ちが記録につながった。
『川内もできたんだから自分もなにか挑戦してみよう』と、励みにしてもらえればうれしい。
2020年までに100回を目指したい」
と話した。
フルマラソンの大会に多数出場することで知られる川内選手は、09年に初めて2時間20分を切って完走。
今年元日にアメリカで行われた大会で完走76回を達成、これまでの記録を更新した。
その後、贈呈式を行うまでに2回完走し、記録を伸ばした形で認定された。
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3/26(月) 6:01配信 スポニチアネックス
川内“サブ20”78回でギネス認定「100回を目指す」
●川内はパンダの着ぐるみで激走した後、ギネス世界記録の公式認定証を受け取った
男子マラソンの川内優輝(31=埼玉県庁)の偉業がギネス世界記録に認定された。
今年元日に米国でのフルマラソンで2時間20分切りの“サブ20”を世界最多76回とすると、2月と今月も達成。
「2時間20分以内の完走数78回」が世界記録に認定され、25日に埼玉県久喜市で公式認定証を受け取った。
「これで世界記録保持者になりましたね!」
と胸を張る公務員ランナーだが、満足感とは無縁だ。
「まだまだ通過点。100回を目指していく。“百戦錬磨の川内”と呼ばれたいので」。
この日は地元の久喜マラソンのハーフマラソンの部にゲスト参加し、パンダの着ぐるみで激走。
「汗を吸って重くなるし、かなりきつかった」と苦笑いを浮かべていた。
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【南の島の 2018】