2018年1月31日水曜日

10kmリタイヤ:『初転び』、今月のはだし散歩は261km

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● 『初転び』

1キロで汗が浮かび、2キロでシャツに染みてきて、3キロで朝陽が登り、4キロでハーハーと呼吸するようになる。
  5kmはそこそこであった。
 それから少々気持ち悪くなり、10kmでリタイヤするかどうか迷って、リタイヤしようと思ったら転倒した。
 スピードが出ていなかったので、左右の指を少し傷つけただけであった。

 体調がよくなかったせいもあるが、1月末でも暑さはしっかりと残っているということである。
 今日が1月末ということはこの転びは『初ころび』ということになる。
 とはいえ、あまり褒められたことではない。
 年齢的に転びやすくなっているので、最近は地面を見ながら走ることにしている。
 今回はたまたま眼が周りを見ていて、足元がおろそかになっていた。
 これからは十分注意ないといけない。
 しばらく転ばないとついつい安易に流れてしまう。
 老人にとって転倒はすこぶる危険である。

【 1月31日 10km 1時間06分15秒
1km     6:56
5km    32:29      32:29
10km    33:46    1:06:15



【はだしウォーキング:1月の記録=261km】
 ランニングは盛大に失敗してしまった。
 なら、はだし散歩はうまくまとめようと思った。
 午前中は問題なかった。
 夕方はいまにも降ってきそうな空模様。
 いつもより30分ほど早目にスタートした。
 空気が温かいので何とかもつのではないかと思っていた。
 それでも何時降られてもいいように、15km、25kmと雨に降られてやめる地点を考えながら歩く。
 どんよりとした曇り空であったが、雨はなかった。
 これで1月のはだし散歩は無事終了した。
 今月の歩行距離「261km」である。
 なかなかのものである。
 先月は「246km」なので、順調に歩けている。
 この2カ月を合わせると500キロを超える。

 


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2018年1月28日日曜日

● オーストラリアでウニ大量発生、そして巨大ワニ

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Record china配信日時:2018年1月29日(月) 10時50分
http://www.recordchina.co.jp/b563351-s0-c30-p1.html

オーストラリアでウニ大量発生、
中国ネットユーザーは「食べつくしたい」と大興奮―台湾メディア


●26日、台湾・聯合新聞網によると、オーストラリアの東海岸でウニが大量発生し、海底写真を見た中国のネット利用者らは「特別に『ウニ査証(ビザ)』を出してくれれば、全部食べつくしてきれいにしてあげよう」と盛り上がっている。写真はオーストラリアのウニ。

2018年1月26日、台湾・聯合新聞網によると、オーストラリアの東海岸でウニが大量発生し、海底写真を見た中国のネット利用者らは「特別に『ウニ査証(ビザ)』を出してくれれば、全部食べつくしてきれいにしてあげよう」と盛り上がっている。
 参考消息網が伝えた。

 オーストラリアの東海岸で、ムラサキウニが大量に発生した。
 海底の海藻を食べつくし、周辺は月面のような荒涼とした光景が広がるようになったという。
 オーストラリア当局はウニの保護政策をとっており、漁業者も捕獲は制限されている。
 当局の環境保護部門は「ウニの大量発生は問題にはなっていない。天敵が減ったため、爆発的に増えただけだ」と説明している。

 記事は「荒涼とした海底の写真を見た中国のネット利用者は大盛り上がりしている」と伝えた。
 「(かつてカキが大量発生したデンマークにならい)オーストラリアも『ウニビザ』を発行すれば、すぐに飛んで行って食べつくしてあげよう」
 「海底はすぐにきれいになるぞ」
などのコメントが出ていると紹介している。




https://www.youtube.com/watch?v=Ax4kGgtF5QM
【衝撃】NASAが宇宙から撮影した、たった一枚の写真に世界中から称賛が殺到!
「ドラゴンが現れた!」
2017/08/24 に公開
【予備】






(CNN)  2018.07.10 Tue posted at 19:00 JST
https://www.cnn.co.jp/fringe/35122275.html

体重600キロのワニがオーストラリアで捕獲された



オーストラリアの北部準州でこのほど、野生生物保護当局が8年前から捜していた体重600キロのワニがついに捕獲された。

ワニは体長4.71メートルで、60歳以上と推定される。
キャサリン川の船着き場付近に潜んでいるのが見つかった。

2011年に捕獲された体長4.6メートルのワニを超え、この地域で捕まったワニとしては最大記録を更新した。

専門家によれば、海辺などにすむイリエワニの体長は平均5メートルほどになるが、この大きさで捕獲される例は珍しい。

野生生物保護当局はこのワニが2010年に初めて目撃されてから、ずっと捜し続けてきた。
人間と遭遇しないよう捕獲、隔離するためだ。
今後はこの地域のワニ園で飼育されるという。

イリエワニは北部準州の各地に生息している。
北端部では今年に入って187匹が捕獲された。
当局は旅行者らに対し、ワニの危険には十分に注意するよう呼び掛けている。



世界のこぼれ話2018年7月11日 / 13:30 / 20時間前更新
https://jp.reuters.com/article/tokyo-stx-outlook-idJPKBN1K134L

オーストラリアで最大級のワニ捕獲、
人口密集地への侵入は回避



[シドニー 10日 ロイター] - オーストラリア観光当局は、北部のノーザンテリトリーを流れるキャサリン川で9日、体長4.7メートルの雄のイリエワニを捕獲し、人口密集地に侵入する事態を防いだと明らかにした。

ワニの体重は600キロ、年齢は60歳とみられ、同地での捕獲記録としては最大級。
今後はワニの飼育施設で余生を過ごすという。

記録によれば、オーストラリアで捕獲された最大のワニは、同じくノーザン・テリトリーで1974年に捕獲・殺処分された個体で、体長は6.4メートルだった。

報道によると、今回捕獲されたワニは2010年に初めて発見されて以来レンジャーらが追跡しており、9日にキャサリンから川下に60キロ下った地点で捕獲された。

オーストラリアには15万匹以上のワニが生息しており、当局が定期的にワニを人から遠ざける措置を講じている。

ノーザン・テリトリーで捕獲されたワニは、17年には371匹、今年はこれまでに190匹が捕獲されている。










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2018年1月24日水曜日

16km走=1:43:42、4000歩以上歩くと記憶力アップ?

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● 16km = 1時間43分42秒

  予想最低気温は22度。
 前回より3度高い。
 微風、曇天で通常ならこの時期では悪くない気候である。
 でもどうしても前回と比較してしまう。
 体調はスッキリしない。
 5kmくらいまで厚い雲があり時々霧雨であったが、それを過ぎたころから朝陽が強くなり、曇天の雲はアッと言う間になくなってしまった。
 額は汗で濡れ、シャツもびっしょりというほどではないが汗で沁みつくようになる。
 5kmはほぼキロ6分半、思ったより走れているということのようである。

 10kmは31分台でゆく。
 前回から新コースを使っているので、旧来のタイムとは比較しにくいが、新コースとしてはうまく走れているということだろう。

 10kmを過ぎると、やはり陽射しが気になってくる。
 前回は10kmから15kmを31分台で行かれたが、今回はキロ6分半ちょうどの32分半である。
 15km通過は前回より1分遅れである。
 でも1分遅れで走れているということが不思議である。
 
 ラストの1kmは前回よりも25秒も遅れている。
 まあ、こんなところか、という感じ。
 トータルではキロ6分半を切る好タイムで終わった。
 前回のあまりにいいタイムから、今日は16kmを走るだけ十分と思っていたのでボーナスが出た感じになっている。
 6分半で走れる季節になってきているのか、それとも前回、今回とマグレなのかはわからない。



【 1月24日 16km 1時間43分42秒 キロ6分29秒
1km     6:52
5km    32:34      32:34
10km    31:54    1:04:28
15km    32:30    1:36:58
16km    6:44     1:43:42

【 1月17日 16km 1時間42分16秒 キロ6分24秒
1km     6:50
5km    32:14      32:14
10km    32:25    1:04:39
15km    31:18    1:35:57
16km    6:19     1:42:16



【角質化したカカト】
 風呂に入って休んでからはだしウオークに出かける。
 10時過ぎであったが、なんとウオーカーにたったの一人も会わない。
 距離的に4キロ少々、時間的に1時間はある。
 その間に一人にも出会わないとは!
 もともと人の少ない遊歩道であるが、いつもは数人には出会う。
 ただ、いつものスタートは8時頃なので、時間帯によって人数が変わるのはわかる。
 でも1時間歩いて一人も出会わないとは?
 自転車には一件追い越された。
 それだけなのである。
 
 ところで、足の裏はどうなっているかというと、写真のごとく。
 角質化したヒフをパッチンパッチンとハサミで切っていたらこんな具合になった。
 これからどうなるのでしょう。


● カカトの厚くなった皮膚をハサミで切る

 検索してみると「角質化は悪」と出てくる。
 ハサミで切るなんて絶対やってはいけない、という。
 どうしたもんだろうか。
 はだし散歩のやりすぎの症状であることは間違いない。
 ということはこれ、悪質なものではない。
 単なる面の皮が厚くなっただけのことだと思うが。
 とりあえずいかれるところまで、ということだろう。
 コンクリートが冷えてくればやめるのはわかっている。
 一年中これが続くわけでもない。
 半年がいいところで、後の半年は普通の散歩になるだろうと思う。

  なを、足裏の力のかかり方はこんな具合です。
  

● 右側


● 左側


4000歩以上歩くと記憶力アップ?

人民網日本語版配信日時:2018年1月25日(木) 20時20分
http://www.recordchina.co.jp/b561767-s10-c30.html

1日に4000歩以上歩くと記憶力がアップ―米研究報告

 60歳以上の中高年は1日の歩数が4000歩に達することで、集中力や記憶力の改善が見込まれることが米国カリフォルニア大学ロサンゼルス校の最新研究により明らかになった。生命時報が伝えた。 

 2年間にわたる研究で、研究者は、自身の記憶力にあまり満足していない60歳以上の中高年29人を集め、加速度計を使用して彼らの7日間の身体運動を調査した。
 参加者は1日に4000歩以上歩くチームと、1日の歩数が4000歩以下の2チームに分けられ、それぞれ1日の平均歩数が計測された。
 その後に行われた神経心理試験とMRI検査により、1日に4000歩以上歩いたチームの方が、海馬(大脳の奥にある記憶に深く関係する器官)及び周囲の器官が厚くなっていることがわかった。
 研究者は「この区域が厚ければ厚いほど、人の集中力や記憶力、情報処理スピード、執行能力などのパフォーマンスが良く、認知機能もより強い」と説明している。
 同研究は「アルツハイマー病雑誌」上に掲載されている。 

 同研究の第一人者である同大学のプレイバー・シーダス教授は、
 「大脳の厚さは大脳の容積よりも有効な測量方法だといえる。
 人の脳の微細な変化をとらえることができ、単独で認知能力の推測が可能。
 今後は、脳内にある海馬の厚さが変化する要因についてフォーカスした研究に力を入れたい」
と話した。

(提供/人民網日本語版・編集/TK)

 まあどこまで信用できるかはマユツバだろう。
 
 ところで4000歩とはどのくらいの距離なのであろうか。
 歩幅を測定する方法はいろいろあるらしい。


身長から自分の歩幅が簡単に計算できます
http://asimil.biz/71

 歩幅を計算する方法は2種類かあります。
1」:身長から100を引く方法。
 この計算方法は男性・女性共通です。

2」:ふたつめの歩幅の計算方法は
 歩く速さに応じて、身長に「0.4」「0.45」「0.5」を掛ける方法。
★:ゆっくり歩いたときは 身長×0.4、
★:普通に歩いたときは、身長×0.45、
★:大股で速く歩いたときは、身長×0.5 
で計算します。

 私は身長が163cmなので、
 身長ー100=63cm
となる。

 はだしで歩くとゆっくりになり歩幅は狭くなるから「0.4掛け」で計算すると
 163×0.4=65cm 
となる。
  ということから「63cm」を採用すると、4000歩とは
 0.63×4000=2520
となり、約2.5kmとなる。
 65cmだと
 0.65×4000=2600
で、2.6kmになる。

 ということは私の記憶力はアップしていることになる。
 でもなにか、どんどん物忘れが激しくなっているように思えるのだが!

 ところで人はどのくらいの速さで歩くのかというと、一般標準で「一里=4キロ::1時間」で、1キロでは15分になることはよく知られています。
 これは遅い人を基準にしたもので、つまり子どもレベルの速さも懸案してあるようです。
 少子化の今は知りませんが、以前は小学校は特別な場合を除いて徒歩通学で1km以内に設けることが内規にありました。
 これは小学生が歩いて15分以内に着けるようにという配慮からです。
 不動産屋の駅からの所要時間などでは「1キロ12分半」で計算しています。


 教えて!go
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/945259.html

 普通ウォーキング大会を企画する時、一番遅い人を4キロ1時間としているようです。
 普通の成人なら4キロ50分くらいでしょうか。
 私はウォーキング大会の時は最高4キロ30分、普通で4キロ40分くらいです。
 この速度なら40キロでも休まず歩けます。

 はだし散歩では「4.5km」ありますので、キロだと13分くらいで、つまり1時間弱(58分半)といったところになるようです。
  確かに家から遊歩道まで往復8分として、家を出てから戻ってくるまで1時間5分から10分ほどかかりますから、計算では概略あっているようです。 



 


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2018年1月18日木曜日

● オーストラリアの危い外交(1): 日本とギクシャク、中国と離反、 米とは関係悪化

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●ターンブル首相、陸自演習場を視察:時事通信より

 先日の潜水艦受注騒動でオーストラリアがいかに中国の影響下におかれているかが知れてしまった
 この時から日本はまったくオーストラリアを信用しなくなった
 ちょうどインドネシアの高速鉄道で中国が受注をかっさらったときと同じである。
 以降、日本はインドネシアを信用せず、勝手にやれ、になっている。
 ところが、この潜水艦建造がどうもうまくいっておらず、フランスの受注会社から情報がザザ漏れということにもなった。

 オーストラリア政府は日本との信用断絶に恐れをなしたのか、その後大変身して、親中国を返上して、日米豪印の中国封鎖網に加担しはじめている。
 オーストラリアの経済は中国に全面的に依存している。
 中国がくしゃみをすれば風邪を引いてしまう国である
 これまで不況しらずでやってこられたのも中国あってのことである。
 ところがこの処のなんとも奇妙な心変わりである。
 何がどうなっている?
 周りからみていても相当におかしい。
 何か政治の構造的枠組みが歪んできている、あるいは壊れてきているのかと思うほどである。
 この大変身で調査では中国人が最も信用できない国の昨年のナンバーワンはオーストラリアになってしまった。
 まあそうなるだろう。
 いったいこれからオーストラリアはどうしようとしているのだろう。
 世界とは違って中国の先行きに不安を感じ始めているのか。
 確かにメデイアが持ち上げるほどに中国の未来は明るいようには思えない。
 改革開放から遠く離れた習近平独裁主義に大きく舵をとっているこの頃である。
 このまま中国についていったらヤバイことになるかもしれないと思い始めているのだろうか。
 それにしてもこのところの変わり様はドラマチックに近い。


Record china配信日時:2018年1月19日(金) 9時50分
http://www.recordchina.co.jp/b547105-s0-c10.html

「反中法」で中国人留学生の激減を懸念するオーストラリア―英メディア

 2018年1月18日、環球網は英メディアの報道を引用し、「オーストラリアは『反中法』のために中国人留学生が激減することを懸念している」と伝えた。
 昨年12月、オーストラリアのターンブル首相が、外国のスパイ活動や内政干渉を阻止するための改正法案を提出した。
 この法案は、中国メディアから「反中法」と呼ばれており、オーストラリアへ留学する中国人の減少や、オーストラリア国内における反中感情の高まりを懸念する声が出ているという。

 オーストラリアの専門家からは、この問題がオーストラリアの学校を窮地に追いやってしまうことを懸念する声が出ている。
 台湾をめぐる発言でオーストラリアの大学では中国人留学生らから批判の声が出たが、大学では「学問の自由を守るべき」との圧力があると同時に、「中国人留学生を確保したい」との思惑があるという。

 オーストラリアの大学では留学生のおよそ30%が中国人で、
 大学では政府からの補助金が削減されている中で、ますます留学生からの収入に依存するようになっている。
 多くの大学では、将来的な予算に中国人留学生からの収入を含めており、もし中国人留学生が減少すると経営に直接影響を与えるという。

 ラ・トローブ大学の教授は、2017年の中国人留学生は「かなり大勢」だったものの、将来的には変化する可能性を指摘している。
 中豪関係の悪化は、オーストラリアへ留学に来る中国人の減少を招く可能性があるという。
 そして、オーストラリアの大学は中国人留学生に過度に依存しており、収入の多様化戦略に欠けていることに問題があるとしている。

 これに関し、西シドニー大学の副校長は、
 「オーストラリアの大学と中国やその他の国際パートナーとの関係発展を阻害するやり方は、オーストラリアの名声を損なうものとなる」
と述べている。



Record china配信日時:2018年1月18日(木) 6時50分
http://www.recordchina.co.jp/b531467-s0-c10.html

オーストラリアの中国人留学生は中国大使館に監視されている?
大使館「3人で10万人を監視するのは無理」と否定―中国メディア

 2018年1月17日、中国メディアの環球網によると、駐豪中国大使館は一部で流れている「オーストラリアの中国人留学生を監視コントロールしている」との指摘を否定した。

 記事によると、2017年10月にオーストラリアの政府関係者からオーストラリアの大学に対し、「中国の影響力に警戒するように」との呼び掛けがあった後、駐豪中国大使館が10人以上の新人議員を大使館に招いて食事を行った。
 その席で大使館は、「中国はオーストラリアの中国人留学生を監視コントロールしている」との非難について強く否定したという。

 この食事会に参加した議員の1人は、「食事会全体は非常に楽しいものだった。中国の外交官は関係する懸念について強く否定していた」と語った。
 中国の外交官は「駐豪中国大使館には教育を担当する職員は3人しかおらず、オーストラリアに10万人以上いる中国人留学生を監視コントロールするなど、どうしてできるだろうか」と述べたという。

 現地メディアによると、オーストラリアの政治家は各国の大使館を頻繁に訪問しており、中国大使館もオーストラリアの議員を招待して交流を楽しんでいるという。

 17年後半から中豪関係は緊迫しており、オーストラリア国内では「中国の影響力浸透論」が高まっている。
 駐豪中国大使館は昨年12月、豪メディアによる批判的な報道について「冷戦思考と偏見に満ちており、典型的なヒステリーとパラノイアである」と批判している。



Record china配信日時:2018年2月1日(木) 9時20分
http://www.recordchina.co.jp/b564604-s0-c30.html

「中国人留学生はスパイ」説、
名門大学副総長が「証拠ない」と反論―豪州

 2018年1月29日、中国青年網によると、オーストラリアに出現した「中国人留学生はスパイ」説をめぐり、シドニー大学の副総長が反論を展開した。

 同大学はオーストラリアで最も長い歴史を持つ名門で、6万7000人いる学生のうちの1万5000人を中国人留学生が占める。
 副総長は「中国人留学生がオーストラリアでスパイ活動を行っている」との見方について、「証拠がない中で留学生をスパイ呼ばわりするのは良い歓迎方法とは言えない。彼らに公平な環境を与えるべきだ」と指摘。
 さらに大学の決定に中国が何らかの影響を与えるのを目にしたことがないとした上で、「欧米の大学は列をなして中国人留学生がやって来るのを待っている。率直に言うと、オーストラリアの大学は世界で上位100位の地位を維持するために世界各国の学生に門戸を開く必要がある」と語った。

 記事によると、中国人留学生スパイ説の出所ははっきりしないようだが、記事はオーストラリア保安情報機構(ASIO)が昨年10月に「わが国はスパイ活動や海外による干渉の足並みに追い付いていない」と指摘したことや、「ターンブル豪首相が反中劇を絶えず演出した」ことなどに言及している。


1/18(木) 7:55配信 産経新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180118-00000073-san-asia

日本にすり寄る豪州 
首相18日訪日、
政権テコ入れ 
中国離反、
米とは関係悪化

 【シンガポール=吉村英輝】
 オーストラリアのターンブル首相が18日に訪日する。
 2015年9月の“党内クーデター”で安倍晋三首相の盟友だったアボット前首相を追い落とし、有力視されていた日本の「そうりゅう型」潜水艦導入を退けた。
 親中派の元実業家として知られ、経済立て直しに中国との関係強化を掲げたが、中国の“内政干渉”もあって結局は頓挫。
 同盟国の米国との関係もギクシャクするなか、日本からの支援を取り付け、政権基盤のテコ入れを図る姿勢だ。

 豪公共放送(ABC)は16日、在キャンベラの中国大使館が昨年10月に最大野党・労働党の議員十数人を夕食に招き、豪政界への政治工作疑惑の払拭に努めたと報じた。
 その数日前、豪政府幹部は国内の学生に対し、中国共産党の影響力に備えるよう、異例の呼びかけをしていた。
 豪政府は先月、中国を念頭に、外国人から影響を受けた国内組織や政治献金の監視を強化する措置を法制化。
 中国との癒着が指摘された労働党のダスティアリ上院議員が辞職表明に追い込まれるなど、豪中間のつばぜり合いは激化している。

 中国共産党機関紙・人民日報系の環球時報が先月発表した
 「2017年の最も中国に非友好的な国」調査によると、
 1位は6割の豪州で、
 2位のインド、
 3位の米国、
 4位の日本
を引き離した。
 ネットユーザー向けに初めて実施された同調査は、豪中の離反が民間でも強まっていることを浮き彫りにした。

 一方、豪州の同盟国である米国との関係は冷え切ったままだ
 初の電話会談を「最悪だった」と酷評したとされるトランプ大統領とターンブル氏との関係が改善する兆しはみられない。
 2016年9月に駐豪州米大使が帰任してから
 15カ月以上、同席は空席のまま。
 豪州では「外交上の侮辱行為の一歩手前」(フィッシャー元副首相)などといらだちが募る。

 国内では、二重国籍問題で議員の辞職が相次ぎ、かろうじて過半数を維持する保守連合の政権が揺らぎ、首相の支持率も低下している。

 こうした中、注目されているのがターンブル氏の訪日だ。
 有力紙オーストラリアン(電子版)は14日、「日本との軍事協定で中国の威力に対抗」と題した記事で、日豪首脳会談で議題になると予想される自衛隊と豪軍の共同訓練に言及。

 豪戦略政策研究所(ASPI)のピーター・ジェニングス所長は、太平洋戦争で1942年に日本から攻撃を受け、現在は米海兵隊が巡回駐留する北部ダーウィン港に触れ、「3カ国演習の機会増加に期待する」と強調した。



Record china配信日時:2018年1月15日(月) 10時50分
http://www.recordchina.co.jp/b500645-s0-c10.html

豪首相が訪日し安保協議、
「中国の不満招く」と元陸軍司令官―中国紙

 2018年1月15日、環球時報は18日に訪日するターンブル豪首相が安倍晋三首相と安全保障に関する協議を行うことについて、豪州の元陸軍司令官が「中国の不満を引き起こす」と警告を発したと報じた。
 報道によると、日豪首相は北朝鮮問題や、自衛隊と豪州軍との共同訓練円滑化に向けた新たな協定などについて話し合いを行うという。
 この件について、環球時報は豪紙オーストラリアン・ファイナンシャル・レヴューの記事を引用し、元司令官が「協議は中国の不満を引き起こす」と指摘したことを伝えた。
 元司令官は「中国に対し、協議は中国を抑えつけるためのものではないということをわれわれは事前に示しておくべき」との考えを表明したという。

 また、両首相の協議について「日米豪印の4カ国の安全保障対話の実質化」と指摘し、
「中国が威嚇とみなして経済報復措置を行わないよう、われわれは慎重に慎重を重ねる必要がある」
とも指摘したという。



1/18(木) 16:28配信 時事通信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180118-00010002-jijv-pol

日豪首相が「MRAP(エムラップ)」に乗り込み=陸自演習場を視察

 安倍晋三首相とオーストラリアのターンブル首相は18日午前、千葉県船橋市の陸上自衛隊習志野演習場を視察した。
 北朝鮮の核・ミサイル開発や中国の海洋進出などの地域情勢を踏まえ、日豪防衛協力の深化を図るのが狙い。
 両首脳は、防衛省からヘリコプターで同演習場に移動後、陸自テロ対策部隊「特殊作戦群」による訓練を視察。
 豪州製の輸送防護車「MRAP(エムラップ)」に共に乗ったほか、地上配備型迎撃ミサイルパトリオット(PAC3)について説明を受けた。



1/19(金) 6:19配信 TBS News i
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20180119-00000013-jnn-pol



1/19(金) 7:55配信 産経新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180119-00000075-san-asia

豪州「日本接近」強める 
中国が今後攻勢も

 日本とオーストラリアの関係が急速に深まっている。
 日本側は「豪州が日本に接近している」と歓迎する。
 ただ豪州は、中国との距離感で振り幅が大きく、政権交代が頻繁であることが難点だ。
 今後は相互にとって安定的な日豪関係を築けるかが課題となる。

 「日豪は目を見張るような関係になっている。
 共通の利益、価値観に基づいて成果が達成されている」
 ターンブル豪首相は18日、首相官邸で開かれた国家安全保障会議(NSC)特別会合の冒頭で、こうあいさつした。
 昭和32年に当時の岸信介内閣が締結した日豪通商協定を「日豪関係を切り開いた」とも表現し、平成19年の「安全保障協力に関する共同宣言」を打ち出した安倍晋三首相をたたえた。

 ターンブル氏にとって今回の訪日は今年最初の外国訪問だ。
 来日は、昨年12月に入って豪州側から打診され、一時は2月になりかけたが1月に前倒しされた。
 日本側は短い調整期間で、日本と安全保障分野を中心とした関係強化に期待を寄せるターンブル氏の思いに応えようと、陸上自衛隊習志野演習場の視察やNSC特別会合をセットして手厚くもてなした。

 日本側の厚遇は、豪州で政治や経済などへの中国共産党の浸透が問題化し、警戒感が高まっていることと無縁ではない。
 日本としては、「反中国」と「親中国」でぶれる豪州を共通の価値観を持つ日米を含む民主主義陣営にしっかり取り込んでおきたいところだ。

 一方で豪州はもともと「インド太平洋」の地域概念を唱えてきたことから、安倍首相が提唱し、トランプ米大統領も共鳴した「自由で開かれたインド太平洋戦略」に賛同している。
 トランプ氏との関係も昨年5月に修復し、同年11月にはフィリピンで当初の予定になかった日米豪首脳会談も開かれた。
 インドを加えた関係も強化されつつある。

 ただ、豪州にとって中国は最大の貿易相手国であるだけに、今後、中国の激しい攻勢を受ける可能性がある。
 また、ターンブル政権は盤石ではなく、日本は豪州の野党との関係構築も必要になりそうだ。



Record china配信日時:2018年2月5日(月) 8時50分
http://www.recordchina.co.jp/b566157-s0-c10.html

中国に脅かされる米の海上覇権、
反応鈍いオーストラリア―豪紙

 2018年2月3日、豪紙シドニー・モーニング・ヘラルドは、中国の海洋進出の高まりを受け「米国の海上覇権が脅かされているが、オーストラリアは反応が鈍い」とする記事を掲載した。
 参考消息網が伝えた。

 記事は
 「オーストラリアの海、空、ネット空間などでの自由な移動にとって、米国の戦略の変化は重要なものだった。
 しかし、その安全を保障してくれていた米国は今、オーストラリアの安保政策から手を引こうとしている。
 残念ながら事実だろう。
 米国安全保障当局は最新の声明で、中国やロシアなどのライバルに打ち勝つことを高らかにうたい上げている」
と指摘。

 さらに、
 「米政府はテロとの戦いからライバルとみなす国家との戦いに照準を変え始めた。
 世界一の軍事大国も、中東などでの長引く戦争で体力を消耗している。
 弾道ミサイルは老朽化し、軍事設備の水準もかつてなく低下した」
とした。

 また、
 「中国は長大な海岸線、港湾を持ち、ミャンマーやパキスタンなどの国境地域から敵に攻め込まれる懸念は小さい。
 南シナ海での米軍事演習も空洞化している。
 西沙諸島をめぐる中国と台湾の対立にも、口を挟む余裕はないだろう。
 西側諸国が海上覇権を独占した時代は終わった。
 オーストラリアは来るべき新時代への意識は低いままだ」
と指摘している。



2/16(金) 11:41配信 CNN.co.jp
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180216-35114821-cnn-int

米駐豪大使に指名のハリス氏、中国のアジア政策を批判

(CNN) 米太平洋軍のハリス司令官は16日までに、下院軍事委員会で証言し、中国がアジア太平洋地域における国際秩序の「転覆」を図っているとの認識を示した。
  ハリス氏はトランプ米大統領により次期駐オーストラリア大使に指名されている。

 ハリス氏は同委員会で、アジア太平洋地域で米軍が直面する課題に言及。
 トランプ政権は同地域における中国政府の影響力に対抗する取り組みを進めなければならないと指摘した。

 また「中国の意図は明白だ。我々がこれを見過ごせば自分たちに危険が及ぶ」とし、「中国が規則に基づく国際秩序の転覆を企図するのではないかと懸念している」と述べた。

 ハリス氏は率直な物言いの人物で、米国のアジア太平洋政策に関する発言により国際社会での知名度が高い。
 南シナ海での行動を呼びかけるなどして、しばしば中国政府から強い反発を招いてきた。

 ハリス氏が今月上旬に次期駐オーストラリア大使に指名されたことを受け、アジアでの影響力争いは激化するとみられる。
 専門家は、ハリス氏がオーストラリア政府に対し、伝統的な同盟国との軍事協力を強化するよう求める可能性もあると指摘している。

 オーストラリアは現在、長年の同盟国である米国と、経済上の主要取引国である中国との間で難しいかじ取りを迫られている。

 昨年には、野党労働党の議員が、中国人実業家から多額の献金を受け取っていた件をめぐり辞職。
 これを受けてオーストラリア政府はここ数カ月、国内における中国政府の影響力に対し厳しい視線を注いでおり、従来よりも柔軟な姿勢で米国の説得に対応する可能性もある。

 駐オーストラリア大使のポストは18カ月近くにわたり空席となっている。
 ハリス氏の指名は米連邦議会で承認される必要があるが、その時期がいつになるのか正確には不明。



2/19(月) 9:47配信 ロイター
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180219-00000023-reut-cn

日米豪印、「一帯一路」代替案を検討 
米豪首脳会談で協議へ=豪紙

[シドニー 19日 ロイター] - 19日のオーストラリアン・フィナンシャル・レビュー紙は、日米豪印の4カ国が中国の「一帯一路」構想に対する代替策として共同インフラ計画を検討していると報じた。
 中国の影響力拡大に対抗する狙いがあるとみられる。

 同紙が米政府高官の話として伝えたところによると、計画はまだ初期段階にあり、ターンブル豪首相による今週の訪米時には発表されない見通し。
 ただ、ターンブル首相とトランプ大統領の会談の議題には含まれているという。

 高官はさらに、この計画は一帯一路への「対抗策」ではなく「代替策」と呼ぶのが望ましいと指摘した。
 「中国がインフラを建設すべきではないとは誰も言っていない」とし、「中国は港を建設するかもしれないが、単独では経済的に存立できない。われわれが港につながる道路や鉄道を建設すれば、経済的に存立が可能になる」と述べた。

 ターンブル首相の関係者やビショップ豪外相、チオボー豪貿易相は現時点でコメントの求めに応じていない。


NICHOGO PRESS 2月号





海外の反応 衝撃 オーストラリア
「日本人観光客が20年で半減した、日本へ行く豪州人は10倍に増えたのに…」
https://www.youtube.com/watch?v=2KoD4lBAKS4
視聴回数 11,343 回
2018/01/18 に公開



Record china配信日時:2018年2月25日(日) 20時30分
http://www.recordchina.co.jp/b574475-s0-c10.html

日米豪印4カ国、連携強化で中国に対抗―中国紙

  2018年2月25日、人民日報海外版は「米国、日本、オーストラリア、インドが連携し、中国への対抗姿勢を強めているか」とする記事を掲載した。

 オーストラリアのターンブル首相は23日、米ホワイトハウスで、トランプ米大統領と会談した。会談に先立ち、米豪のメディアは「中国に対抗する」との論調を張り始めた。
 このところ米国、日本、オーストラリア、インドが連携し、中国の影響力に対抗するとの論調が目立ち始めている。

 豪紙シドニー・モーニング・ヘラルドなどオーストラリアメディアは、日米豪印4カ国の連携が世論の注目を集めていると指摘。
 オーストラリアは日米印の3カ国と、アジア・太平洋域内の基礎インフラ整備計画の推進に向け協議していると伝えた。
 ターンブル首相の訪米時点では、計画はまだ初期段階だが「真剣な議論が交わされた」とも報じられた。
 4カ国は経済、安全保障の両面で中国への対抗姿勢を強化するとの見方が強い。

 日米豪印4カ国による「中国脅威論」は最近、特に目立ち始めている。
 米豪首脳会談だけではない。インドのモディ首相もこのほど、中国を名指しして大幅な輸入関税引き上げを表明。
 日本も最近、最新型のステルス戦闘機の追加購入を決定し、中国の戦闘機開発に対抗する姿勢を示している。




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2018年1月17日水曜日

16km走=1:42:17 絶好のランニング日和、新コースで

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ここ数日風が吹き荒れていた。
 そのため遊歩道は吹き清められ、はだしで歩くのには上々になっていた。
 体調は悪く、昨日は散歩に出たはいいがすぐに引っ返してきて、ベッドでしばらく休んでから出直したほどである。
 気象条件と体調からすれば今日は走るのをやめて、明日か明後日に延ばすべきだろう。
 だがどういうわけか、走りたいという意欲が先行していた。
 珍しいことである。
 
 さて今日の状況だが無風で気温も低く、陽射しも穏やかである。
 汗も額がうっすら湿る程度のものでしかない。
 昨日の予報では最低気温は19℃とのことであった。
 まったくのランニング日和である。
 なにか、天の神様が今日はいい条件になるから走れと後ろを押してくれたような気分になる。
 体調もまた昨日までとはうって変わって上々である。

 アクアテイック・プールの観客席の工事も順調に進んでおり、閉鎖状況も分かってきたので今日はコースを変更して走ることにした。
 新コースになる。
 よって5kmと10kmのスプリットはあまり正確ではないかもしれない。
 しかし、10kmから15kmのコースは旧来通りで、ここを31分台で走っていることからみて、コースの云々より気象・体調の状態がはるかによかったということであろう。
  トータルでは前回のタイムを6分も上回っている。
 実によく走れたということであろう。
 よって、5kmと10kmでのスプリットの良さは大きくコース変更に依存していないということだと思っている。

 走り終わってベンチに横になって息を強く吸って吐くと腹が痛い。
 腹の筋肉を強く使うほどに走ったということになる。
 というより走れた、ということであろう

 なを以後、この新しいコースを使うかどうかはその時になってみないとわからないが、仮設の観客席が撤去されて旧来の遊歩道が使えるようになるのはおそらく5月だろう。
 それまではこのコースがいまのところ他と比べてお手頃であることは確かである。
 あまりコースを変えると正確なタイムが計れないので、できるかぎり同じコースを継続的に使いたいと思っている。
 
【 1月17日 16km 1時間42分16秒 キロ6分24秒
1km     6:50
5km    32:14      32:14
10km    32:25    1:04:39
15km    31:18    1:35:57
16km    6:19     1:42:16

【 1月11日 16km 1時間48分37秒 キロ6分47秒
1km     6:52
5km    34:28      34:28
10km    33:14    1:07:42
15km    34:29    1:42:11
16km    6:26     1:48:37

【 1月06日 16km 1時間47分35秒 キロ6分43秒
1km     7:10
5km    34:29      34:29
10km    32:50    1:07:19
15km    33:22    1:40:41
16km     6:54    1:47:35



【南の島の 2018】


【グレートバリアリーフの海ガメ】

ロイター 2018年1月16日 / 16:53 / 19時間前更新
https://jp.reuters.com/article/markets-bitcoin-breakingviews-idJPKBN1F40GJ

豪グレートバリアリーフのウミガメ、
温暖化で雌ばかり誕生



[15日 ロイター] - オーストラリアのグレートバリアリーフで、気温上昇のためアオウミガメが雌で生まれてくる確率が上がり、種が自然消滅する危険が高まっているとの調査が発表された。

 調査は、米海洋大気局(NOAA)とカリフォルニア州立大学、および世界自然保護基金(WWF)オーストラリア支部が実施し、先週発表された。

 アオウミガメの性別は気温で決まる。
 気候変動に伴って気候がより温暖になると放卵温度が上がり、雌の誕生が増えているという。
 調査では、環礁のアオウミガメの幼体および亜成体のうち、
 北部では99%以上、南部では69%が雌で、
 ともに遺伝子的にはすでに絶滅状態にあることが分かった。

 WWFオーストラリアのダーモット・ゴーマン代表は
 「北部海岸では、事実上雄が生まれてこない状況となっている。
 これは、北部のアオウミガメの長期的な生存を脅かす事態だ」
と述べた。

 こうした状況を受け、環礁のあるクイーンズランド州の環境遺産保護当局は、産卵地の砂の温度を下げるため、日陰を作る、人工的に雨を降らせるなど、さまざまな措置を試みているという。

2018年1月13日土曜日

はだしウォーキング(2):2カ月間で足はどうなってくる?

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 ひょんなことからはだし散歩をはじめたのが先々月の11月13日。
 それから2カ月が過ぎた。
 その日は10分少々歩いた程度にすぎないが、翌日からは30分以上として、12月からは本格的に1時間の裸足散歩になった。
 今日は2カ月記念ということでカメラを持って出た。
 動画と写真は今日のビジラクリーク・グリーンウエイの映像である。



 一昨日から遊歩道に出ている「迷子鳥を探して」のポスター。
 逃げ出した鳥はレインボーロリキートによく似たオウム。
 でもここは動画でわかるようにクリーク沿いの木立の密集している処ですから、果たして見つかるでしょうか。

 ビジラクリーク緑道唯一の遊歩橋。
 動画で右に見えるのがラブラドールのサッカー場。
 このあたりは運動公園でいろいろなスポーツ場が集まっている。
 もし、野球場にしたら10面くらいはできるのでは、と思うのだが。
 ここでは野球はまったく流行らない。
 


 「元旦はだし散歩」で紹介した速歩のオッサン。
 ほぼ毎日出会う。
 でも愛想なし。
 今日は復路で会った。
 こちらも挨拶はしない。


● ほぼ毎日会う速歩のオッサン、左はホッケー場のパーキング、その奥にホッケー場がある

  同じように元旦に紹介したトカゲ。
 前回はオルセンAV近くだったが、今度はセントラルST近くで。
 後ろを通った女性の足音で逃げてしまった。
 逃げ場がないような場所で脅かすと口を大きく開けて威嚇する。
 このトカゲの口の中は毒々しいほどに真黄色である。
 これにはがちょっと怖気がでる。




 さて問題は2カ月はだし散歩を続けると足はどうなるか、ということである。
 単純にいうと、足の裏側の面の皮が厚くなる、である。
 当たり前であるが。
 初めのうちは足の裏の皮膚が処により擦り切れていたが、すぐにそれも止まり、ほとんど平滑路面を歩くのに支障がなくなっている。
 人間の足って相当強くできているものなのである。

 人は親指球、小指球とカカトの3点で歩行できるようになっている。
 そして通常、親指球と小指球の間は凹んでいる。


● 足裏の部処  
(注:図はすべてグーグル画像からのものです)

 床の上で裸足でするような運動(例えば剣道とか柔道)を行うとこの凹んだ部分の肉というか皮というか、それが厚くなって盛り上がってくる。
 


 こうなると親指球とか小指球とかの区別がなくなり、ツルンとした帯状の土手になる。
 また小指球とカカトの間も肉が盛り上がって土手になる。
 土踏まずを間に挟み込むように「コ」の字に肉の土手が出来上がってくる。


● 親指球とか小指球とかの区別がなくなる

  この中間の盛り上がった肉を押し込んでみる。
 くぼみができるが、それが元になかなか戻らない。
 まるで脚気のように反発がない。
 元のようになるのに、時間がかかる。



 足の裏の擦り切れであるが、これは私のクセによるものだと思うが右薬指だけ頻繁に擦り切れる。
 皮は厚くなっているのだが、擦り切れは止まらない。
 よってときどきバンドエイドを貼って保護するようにしているが、最近は一日置きにバンドエイドを貼る日と貼らない日を作っている。


● 右薬指はクセで’荷重がかかるのか頻繁に擦り切れる。バンドエイドを貼ったとき。

 左足ではカカトの立った部分、つまり靴擦れの起きる場所が少々痛む。
 もちろん歩くのに支障はなく、押したときとか階段をおりるときとかにわずかな痛みが出るだけである。


● 赤でマークしたところを抑えると痛みがでる

  ここはアキレス腱で保護されている部処である。
 調べてみたらアキレス腱炎、アキレス腱周囲炎だそうである。



 でも、歩いてなる程度の炎症は問題なかろう。
 歩いていて炎症になったら歩けなくなってしまう。
 生物としての人間はそんなバカな仕組みにはなっていないはずである。
 もし走るとか、強い運動をするとかでなるならこれはあり得る。
 でも歩いていてなるなどということはない。
 これまであまり使っていなかったので少々痛みが出たというところであると思う。

 はだし散歩を2カ月続けたことで何か特別なことでも起こったかと言うと、何も起こらない。
 速歩のオッサンのようにサッツサッツとあるけば体に大きな刺激を与えることになるのだろが、チンタラチンタラ歩いている限りは、まあ運動しないよりかはマシといったところに過ぎない。
 足の裏の筋肉が鍛えられたことと、足が刺激に強くなったということは言えるかもしれない。
 それも単に面の皮が厚くなっただけかもしれない。
 健康のためにはだし散歩しているわけではないので、どうでもいいことではある。

 ただ、はだし散歩というのは結構面白く、病みつきになりそうなムードをもっている。
 次にどんな刺激が足の裏からくるかという緊張感の面白さで、これが歩いているかぎり一秒とて止まることなく永遠に続くという面白さである。
 とはいえ、実行できるのは夏だけである。
 2月いっぱいはできると思うが、3月は陽射しのある昼時のみになり、おそらく4月になるとコンクリートは冷えこんで歩けないだろうと思う。
 屋外プールを使った水泳に似ているかもしれない。
 いっときの面白さということである。
 
【3カ日後】
 3カ日後の16日のこと、歩き終わってどうも右足裏がチクチクする。
 ガラスの破片でも踏んだかなと思った。
 ビンの破片は遊歩道には落ちていないが、歩道ではちょくちょく見かける。
 止まって足の裏をみてみたら擦り切れていた。
 しばらくなかったことである。
 ちょうど窪んだところが擦り切れていた。
 この部分の皮膚はまだ弱いようである。



 今日はあまり体調がよくなかったのでいつもよりさらにユックリ歩いたのだが。
 それがいけなかったのだろうか。
 でもそれでは辻褄が合わない。
 つじつまの合わないことなどいくらでもあることではあるが。

 夕方には拇・子指球間にバンドエイドを貼って出かけた。
 だが今度は薬指が擦り切れてしまった。



 バンドエイドの厚みで拇・子指球に力が入らず、その分薬指に出たといったところか。


《その翌日》
 その翌日は薬指と指球間にバンドエイドを貼った。
 歩き終わったらこんな感じ。



 なを、朝方16km走をしているが、この時は薬指だけバンドエイドを貼った。



【南の島の 2018】


【追補】
冒頭に挙げた迷子のインコ、これ相当にしぶといらしい。

6/28(木) 15:43配信 日テレNEWS24
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20180628-00000048-nnn-soci

インコが大量発生…野生化したペットか?


東京や神奈川でインコが大量発生。住民が困惑しています。
目撃情報が相次いでいるこのインコは、「ワカケホンセイインコ」という外来種。
元々は、インドやスリランカに生息していますが、ペットとして飼われていたインコが野生化したのです。

とある公園の敷地内の木…そこはインコの寝床になっています。
昼は十数羽で移動していますが、日が落ちると徐々に集まり始め、1000羽を超える大群に。
ここ2か月で住み着いてしまったということですが、付近の住民はインコの鳴き声に困っているそうです。
鳴き声が大きく、気性が荒いワカケホンセイインコ。
寿命は20年から30年と長いこともあり、ここまで繁殖したのです。

住宅地の電線や学校のネットにも…このインコは、片足で木の実をつかみ、むしゃむしゃ食べていますが、ワカケホンセイインコは甘い果実を好みます。
そのため、インドやスリランカでは農業被害も発生し、害鳥として扱われています。

大群をつくるワカケホンセイインコ。
作物はもちろん、在来種への影響や病気など、人への影響はないのかと、現在、鳥類保護連盟が調査しています。




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2018年1月11日木曜日

16km走=1:48:37 今季ワースト記録

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● 今季のワースト 1:48:37

  日の出は5時ジャストである。
 「4:45」頃スタートする。
 街灯は消え、明るい。
 気温が高い。
  今季一番の最低気温の高さのように思える。
 前回と同じく釣り具屋のパーキングを横切って歩道に出る。
 アクアテイック・センターへの取り付け道路はやはり封鎖されている。
 パークランド入口まで歩道で行くことになるだろうと思っていたが、フェンスはセンターの玄関前あたりで終わっている。
 ならばとここで折れてセンター横を通って裏の遊歩道に合流する。
 5kmあたりでは汗でシャツがぐっしょり濡れる。
 陽は雲間からときどき顔を見せる程度で問題にはならない。
 風もない。
 ただ気温が高いだけである。
 5km通過は前回とほぼ同じ。
 
 戻りは迂回路を使わず、パークランド入口から歩道へ出て、そのまま釣具屋までいく。
 この歩道は狭いので、歩行者ならなんとかすれ違えるが、自転車だとこちらが芝生側へ避けることになる。
 ここには3,4mほどの上って下る坂があるが、これが難点である。
 でもこちらの方が、センター横を迂回するよりかは心理的に楽である。
 迂回路は緑地を横切ったり、歩道から車道に降り、また歩道にもどったりといろいろ神経を使わないといけないので精神的に疲れるのである。
 
 暑さのせいか遅れ始める。
 10kmで前回より20秒ほど、15kmで1分30秒ほど遅れる。
 このままだとキロ6分45秒は切れない。
 ラスト1kmに気力を振り絞り6分26秒という好タイムであったが、昨年末前々回のタイムにたった2秒だがおよばず今季のワースト記録になってしまった。

 この時期だと陽射しに焼かれ「陽射しとの戦いだ!」ということになるが、今季はまだそれに出会っていない。
 今日の暑さは夏を思わせてくれるが、いつもの夏はこんなもんではない。
 やはり冷夏である。

 次回からアクアテイックセンターのところは回り込むことはやめて、坂道ではあるが往復とも歩道をつかおうと考えている。
 コモンウエルス・ゲームまで3カ月ある。
 その間、閉鎖が続くとなると、こちらの方が気分的に安定した走りができそうに思う。
 コースの走り順が逆向きになってしまうので、新しい5kmポイントを設定しないといけなくなる。



【 1月11日 16km 1時間48分37秒 キロ6分47秒
1km     6:52
5km    34:28      34:28
10km    33:14    1:07:42
15km    34:29    1:42:11
16km    6:26     1:48:37

【 1月06日 16km 1時間47分35秒 キロ6分43秒
1km     7:10
5km    34:29      34:29
10km    32:50    1:07:19
15km    33:22    1:40:41
16km     6:54    1:47:35



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2018年1月6日土曜日

16km走=1:47:35 今年の「走り初め」

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● 走り初めタイム 1:47:35

 少し早くは走り始めてしまった。
 日の出が徐々に遅くなっているのであろう。
 まだ薄暗い。
 例年ならこのくらいの時間が一番走りにくい。
 夜中の暑さでよどんだ空気がドンと地表に居座るからである。
 動かない蒸し暑さの中を走ることになる。
 陽が下がると大気が撹拌されて、少しづつ蒸し暑さが緩んでくる。
 しかし、しばらくすると今度は皮膚を刺すような陽射しでやられる。
 「今日は陽射しとの戦いかな!」と思いながら走ることが多い。
 今年は冷夏なので、刺すような陽射しには会っていない。
 夜明け前の空気も例年よりかははるかに涼しい。
 前回設定した迂回路を走る。
 3キロあたりから明るくなってくる。
 5kmで34分半。
 どうしても夏場は初めの5kmはキロ7分近くかかってしまう。

 朝日に照らされた地平線の上の雲がオレンジに輝き始める。
 7キロ過ぎころから朝陽が登る。
 横からの陽射しが長い影をつくるようになる。
 10kmは33分前後というのが中盤5kmスプリットである。
 32:50というのはそこそこである。
 トータルでは1:07:19で前回、といっても昨年末であるが、よりも相当に悪い。

 快晴ほぼ無風。
 陽射しもさほど強くない。
 今年の「走り初め」になるので16kmを目標にする。
 最低でも15kmは走りつもりでいる。
 コースそのものは15kmで作られている。
 ゴールドコースト・ブリッジからランドエンド・ブリッジまで6.5kmで、往復で13kmになる。
 これにゴールドコースト・ブリッジからブロードウオーター・パークランド入口までの1kmの歩道を走って折り返すので、プラス2kmが加算されて15kmになるというわけである。
 16kmにするには途中で重複コースを作ることで行っている。
 11kmポイントでUターンして10.5kmまで戻り、もう一度11kmまで戻ってくる。
 この500mを往復することで1kmを作り出している。
 よって、15kmで終えるか16km走るかは、11kmポイントの判断にかかっている。
 だが11kmまできたら、どうしても頑張ってしまう。
 まだ15kmでやめようと判断したことはない。
 15kmを1:40:41で通過する。
 前回はこの5kmは瀕死でありキロ7分もろにかかっている。
 それから比べれば、今日はまだ調子がいい。

 護岸歩道も7分を切って走ることができたので、トータルでは前回より1分いいタイムで、キロでは6分45秒を切っている。
  「1時間48分」というのは「キロ6分45秒」にあたり、これを目安にしている。
 前回はこれをオーバーしてしまっている。
 
 さて、今年の走り初めは終わった。
 走りそのものは可もなく不可もない平凡なものだった。


【 1月06日 16km 1時間47分35秒 キロ6分43秒
1km     7:10
5km    34:29      34:29
10km    32:50    1:07:19
15km    33:22    1:40:41
16km     6:54    1:47:35

【 12月28日 16km 1時間48分35秒 キロ6分47秒
1km     7:07
5km    33:53      33:53
10km    32:38    1:06:31
15km    35:03    1:41:34
16km     7:01    1:48:35


 走り終わってから、アクアテイックセンターの遊歩道閉鎖の確認に行ってみる。
 一昨日よりさらに厳しくなっている。
 マングローブ・ウエットランドは閉鎖されて、入ることができなくなっている。
 土曜日ということもあるのだろう係員が配置されていて、一昨日はなかった新しい表示板も設置され、それに記されている迂回路へと誘導している。


● 新設の表示板 マングローブ・ウエットランドは閉鎖になっている
 
 この新しい迂回路はフェンスに沿って、芝生を横断してショートカットにアクアテイックセンター玄関につながる歩道へ導くものである。
 狭い迂回路なので、行き返りの自転車と歩行者とランナーが集中することになり、少々厳しい状況になる。
 確かに今日走った迂回路よりは短いが、距離的には20m程度のものではないかと思う。
 どちらを走るかはそのときの状況だろう。
 ただ、このセンター玄関前の歩道は工事のエリアに含まれており、迂回路にはなっていない。
 ここを通らずにそのまま車道に並走する歩道に出て、パークランド入口まで歩道を行くように表示されている。
 散歩者はいいだろうがが、タイムを計っているランナーはそうはいかない。
 少々危険でもセンター前の歩道を使うことになる。


● アクアテイックセンター歩道 際までフェンスがきている
 
● プール観客席工事

  しかし、工事計画の表示板通りなら、写真のアクアテイックセンター玄関への取り付け道路は早晩閉鎖されることになり、はじめの写真の右手に見えている駐車場も閉鎖されることになる。
 とすると、迂回路は表示通りに車道に沿った歩道(地図の下に真横に黄色く引かれているライン)一本になる。
 つまり、パークランドはこのオリンピックプール観客席仮設工事によって南北に完全に分断され、これをつなぐものは歩道一本になる、ということになる。
 となるともはやこれは迂回路ではなく、走る者にとってはランニングコースの新たな設定ということになってくる。
 走りが安定していないこの時期では、正確な距離測定はおそらくできないだろう。


● 遊歩道から歩道への分岐:釣具屋の駐車場を横切る

 今日は疲れた。
 朝があまりに早かったせいだろうか。
 帰ってきて寝たり起きたりの一日になった。
 それでも勇気を振り絞って、夕方散歩には出かけた。



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2018年1月5日金曜日

● 日本人に根強い人気の豪ドルはどうなっていくのか:

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 私は株のような金融投資のことはまったく分からない。
 興味があるのはその動向によってオーストラリアがどうなるか、ということである。
 賃金が高いとか、物価が高いとか、そういうことでいったい日本と比較した時オーストラリアはどうなっていくのだろうか、ということである。
 

東洋経済オンライン 2018年01月05日 上野 剛志 : ニッセイ基礎研究所
http://toyokeizai.net/articles/-/202898

2018年、豪ドル投資にチャンスは到来するか
日本人に根強い人気を誇る通貨を検証する

 日本の個人投資家の間では、オーストラリアドル(以下、「豪ドル」と表記)が根強い人気を持っている。
 人気の理由は何より「高金利通貨」であり、直感的に「儲かりやすい」というイメージがあるためだが、果たして本当にそうなのだろうか。
 まず、豪ドルの魅力とリスクを把握し、豪ドルへ投資することの意味合いを確認してみよう。

 豪ドルの魅力である金利の状況を見てみると、直近のオーストラリア(以下、「豪州」)の長期金利(10年国債利回り)は2.6%台と米国(2.4%台)を上回り、先進国の中では最高レベルにある。
 日本銀行の大規模緩和によってほぼゼロ%に押し下げられた日本の長期金利とは比べるまでもない。
 ブラジルやロシア、トルコといった新興国よりは低いものの、先進国ならではの「政治・社会情勢の安定」という強みもある。

■色あせる高金利の魅力

ただし、豪州の長期金利も過去から見ると大きく低下している。リーマンショック前の2008年5月には6.5%あったが、直近の水準はその半分にも満たず、2013年後半の4%台にも遠く及ばない。



 このように、豪州の長期金利が大きく低下してきたのは、一言で言えば景気が減速したためだ。
 豪州は言わずと知れた世界有数の資源国であり、同国の輸出のうち鉱物・燃料系が全体の6割を占める。
 このように資源依存度が高い豪州経済は、2000年代に世界的な資源高騰の追い風を受けてきた。

 しかし、その後中国経済の減速などを受けて資源価格が大きく下落したことが、交易条件悪化などを通じて景気の逆風となった。
 物価にも低下圧力がかかり、中央銀行であるRBA(オーストラリア準備銀行)は2011年以降12回にわたってテコ入れのために利下げを繰り返した。
 政策金利はこの間に3.25%も引き下げられ、長期金利の低下圧力になったというわけだ。

 豪ドルに投資した場合の収益は、金利収入+為替損益で決まる。
 そこで、次に豪ドルの対円レート(以下、「豪ドル円レート」)の動きを見てみよう。

 豪ドル円レートは2012年にはおおむね1豪ドル=80円台であったが、2013~2014年にかけて円安豪ドル高に進み、100円の節目を突破する場面もあった。
 ただし、当時は日銀の異次元緩和導入と追加緩和が実施された時期であり、円安の側面が強い。

 実際、当時は資源価格の代表的な指数であるCRB指数が下落基調にあり、RBAも利下げを繰り返していた時期にあたり、豪ドルの対米ドルレートは一方的な豪ドル安となっていた。


 その後、豪ドル円レートは円安圧力の一服などから75円まで円高豪ドル安に振れた後に底入れし、足元は87円台まで回復しているが、かつての100円超という水準からはいまだほど遠い。

■ボラティリティが大きいことに注意

 このように、豪ドル円レートは大きく変動してきたわけだが、そのボラティリティ(振れやすさ)が相対的にも大きい点には注意が必要だ。

 主要通貨の対円レートについて、直近10年間における月間騰落率の標準偏差(ばらつきを示す指標)を計算すると、豪ドルは主要先進国通貨の中では最も高い。
 豪ドルは資源国通貨であるだけに変動の大きい資源価格との連動性が高いうえ、市場規模が小さいことからも変動が大きくなる。

 さらに、豪ドルと円という通貨の組み合わせも変動を増幅する。
 一般的に低金利通貨である円はリスク回避局面で買われる傾向が強い。
 一方で、高金利通貨の豪ドルはリスク回避局面では金利が大きく低下するため、売られる傾向が強い。
 また、リスク回避局面では資源価格が下落するため、売られやすいという面もある。
 このことから、
 リスク回避局面では円と豪ドルにまったく逆の力がかかるので、大幅な円高豪ドル安が発生する傾向がある。

 つまり、豪ドルは、基本的に為替変動リスクが高い一方、
 魅力である金利水準は大きく低下しており、従来よりもローリターン化している。

 次に、過去に豪ドルへの投資を行っていた場合に、運用成績がどうなったのか。
 一定の前提(注参照 )を置いて、2000年以降の年間収益率を計算してみた。

(注)年初に当時の為替レートで豪ドルに投資、1年固定金利(1年国債利回りを使用)で1年間運用した場合の年間収益率(金利収益+為替損益)を試算。
 コストとして、金利に対する源泉分離課税20%(2013年以降は20.315%)を考慮しているが、為替差益(雑所得として総合課税扱い)や為替手数料は考慮していない。
 2017年については、金利は1年分、為替は12月21日時点の値を使用

 結果、18年間の年間収益率は単純平均で5.77%とかなりの高収益率となり、その内訳は金利収入の寄与度が3.35%、為替損益の寄与度が2.43%となった。
 ただし、2013年以降の5年間に限ると、平均年間収益率は1.28%(うち金利収入寄与度は1.76%、為替損益寄与度がマイナス0.48%)に低下、赤字の年が2回発生するなど、パフォーマンスは大きく悪化している。
 米ドルについて同様に試算した結果と比べても、近年は米ドルの年間収益率の方が高い年が多く、豪ドル投資はあまり報われてこなかった。



また構造的な変化としては、金利低下によって金利収入が減少したことで為替変動に対するバッファが乏しくなり、為替変動の影響が投資の成否に直結しやすくなっている。
 このため、豪ドルへ投資するにあたっては、為替の動向を捉えることの重要性が従来にも増して高まっていると言えよう。

■購買力平価でみると対円では下落方向

 豪ドル円レートの動向を捉えるにあたり、まず、為替の長期的な方向性を考えるうえでは、購買力平価が重要になる。
 購買力平価とは、物価上昇率が高い(低い)国の通貨は、低い(高い)国の通貨に対して長期的に下落(上昇)しやすいという為替決定理論だ。
 なぜなら、物価が上昇(下落)するということは、その通貨の購買力を押し下げる(押し上げる)からだ。

 購買力平価は起点をいつにするかで水準が変わるため幅を持ってみる必要があるが、豪州の物価上昇率は常に日本を上回っているため、購買力平価の考え方に基づけば、豪ドルは円に対して常に下落圧力がかかっている。



 実際、長期のトレンドとして、1970年代から1990年代にかけては、購買力平価に沿う形で実際の為替レートも円高豪ドル安方向に推移してきた。

 購買力平価はあくまで長期的な決定理論であって、必ずしも常に当てはまるわけではないが、豪ドルの高金利の裏には、相対的に高い物価上昇率があり、それは購買力平価の観点では豪ドル安に繋がるという点は念頭に置いておいた方がよい。
 一方、豪ドル円に限らず、為替の短中期の方向性を考えるうえでは、各国の経済・物価・金融政策の動向が最大のポイントになる。
 実際、2000年から2008年までは、上記の購買力平価が下落する中で、実際の豪ドル円レートは上昇してきた。
 これは、資源ブームの追い風もあって豪州の経済が好調に推移し、RBAの段階的な利上げを受けて、投資マネーが豪ドルへと向かったためだ。

 日本については、経済こそ堅調だが物価上昇率は目標である2%の半分にも満たず、今後も長らく2%から程遠い状況が続くだろう。
 したがって、日銀の金融政策は小幅な調整こそあれ、少なくとも今後2~3年のうちに出口に向かうとは考えにくく、現行の金融緩和策が長期にわたって継続される可能性が高い。
 そのため、豪州サイドの動向が今後の豪ドル円の行方を左右することになる。

■2018年後半か2019年には再び豪ドル高へ

 最近の豪州経済を見ると、底固さはあるものの、力強さに欠ける状況にある。IMF(国際通貨基金)によれば、2017年の実質成長率は2.2%が見込まれているが、2000年代の平均である3.1%をかなり下回っている。
 物価上昇率(トリム平均)も直近7~9月期で前年同期比1.8%と、RBAの目標下限である2%を下回り続けている。このことから、RBAは一年以上にわたって政策金利を過去最低の1.50%に据え置いており、今後もしばらく利上げを見通せる状況にはない。

 ただし、2~3年先まで見据えれば、景気回復ペースの加速が見込まれる。
 資源価格はいまだ過去に比べれば低水準だが、世界経済の回復を受けて既に底打ちしている。
 今後も世界経済の回復は続くとみられ、資源価格下落による景気下押し圧力は緩和するだろう。

 また、豪州経済の構造転換が進みつつある点もプラスに働く。
 豪州経済は従来資源依存型であったが、
 インバウンド消費や留学の受け入れといったサービス輸出が活発化している。
 豪州は成長ペースが速いアジアとの距離が近い英語圏という強みがあり、今後も伸びが期待できる。

 豪州経済が次第に勢いを取り戻すことで、雇用・所得環境の改善を通じて物価も持ち直し、いずれRBAは日銀よりも先に利上げに踏み切る可能性が高い。
 したがって、しばらくは豪ドルの上値が重い展開が続くものの、2018年後半か2019年には再び円安豪ドル高に向かうと見ている。

 既述のとおり、豪ドルは変動リスクが大きいうえ、長期的には購買力平価に伴う豪ドル安圧力に留意が必要だが、豪州経済回復に伴う利上げという豪ドル高圧力が勝り、
 豪ドル投資が報われる局面がいずれ到来しそうだ



8/9(木) 11:30配信 NNA
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180809-00000009-nna-asia

【オーストラリア】日本の豪観光市場割合横ばい、目標届かず


昨年度に日本人を対象としたオーストラリア観光市場の規模が、全体の約1.7%と2009年比で横ばいとなり、2020年までに政府が掲げる大幅拡大目標を下回っていることが、ニューサウスウェールズ州のロードサービス会社NRMAの調べで分かった。

 一方、対中国の同市場成長率は年20%増と好調だが、大半の訪問先はシドニーとメルボルンのみとなっているという。
 NRMAは地方への観光客誘致で全体の底上げが必要だとしている。
 8日付オーストラリアン・ファイナンシャル・レビュー(AFR)が伝えた。

 中国人向けのオーストラリア観光市場規模は全体の約9.5%だが、中国人の海外旅行客全体のうち、オーストラリアを訪問する観光客は1%に過ぎないという。
 オーストラリア観光業界は、2020年までに海外観光客の市場規模を634億豪ドル(約5兆2,453億円)規模に拡大する方針。
 現時点では、目標の40%の規模しか達成できていないという。
 NRMAは、現状を打破するために、大都市だけでなく地方への観光誘致が鍵だとしている。

 ■デジタル標識が肝要

 NRMAのランド最高経営責任者(CEO)は、地方部への外国人観光客を増やすためには、2030年までに、車に搭載の機器と通信可能なデジタル標識の導入や道路のスマート化を行うべきと主張している。
 このほか、シャワーや充電施設、Wi―Fi(ワイファイ)網を設置した全国的な道路休憩所や、宿泊施設や遊歩道、ボート停泊所などを含む地方のインフラ向上、複雑な区画規制などの政策面での規制緩和の必要性を訴えた。

 日本人がオーストラリアを旅行先に選ばない理由は一つしかない。
 『物価が高すぎ!』
歴史の無い国なので自然しか見るものがないことはしかたがない。
 それに加えて、物価が高すぎなら、どう転んでもオーストラリアに足は向かない。
 同じ金を出すならヨーロッパの方がはるかに濃厚な文化が堪能できる。
 文化がないというのは住むには気楽でいいが、観光には向かない。
 

ダイヤモンドオンライン 2018.10.29
https://diamond.jp/articles/-/183566

キリンが「お荷物」の豪飲料事業売却へ、拙速海外展開のツケ精算

  長年苦戦してきた豪食品事業からの撤退を決断。
 M&A拡大の中、ため込んだ膿を出し切る。
 まさに7年越しの決断である。
 キリンホールディングス(HD)は、低迷が続いていた豪総合飲料子会社、ライオンの飲料事業の売却を決めた。
 売却先や金額等は今後詰める。

 そもそもキリンの海外事業のほころびは、ライオンの飲料事業のつまずきから始まった。
 発端は2007年と08年に当時3780億円(負債込み)で豪1位と2位の乳業メーカーを買収したことだった。
 この買収は当時計画していた、豪清涼飲料トップのコカ・コーラ・アマティルの買収をもって完成するパーツの一部だった。
 乳業・果汁でシェアを固めて価格決定力を強め、コカ・コーラの販売網を利用し東南アジアにも拡販するというシナリオだった。
 だが、コカ・コーラの買収が頓挫し、乳業事業は宙に浮いた。

 ライオンは飲料事業で10年度にのれん代388億円を減損処理。
 その後、赤字こそ出してはいないものの、計画値の下方修正が続き、17年度は売上高1534億円に対して営業利益はわずか54億円。
 一方酒類事業は、1953億円の売上高で545億円の利益を稼いでおり、飲料事業は同社の“お荷物”となっていた。

 近年では看板の加糖乳飲料商品でシェアを伸ばすなどの健闘もあったものの、豪大手スーパーのPB(プライベートブランド)に乳飲料市場全体の価格決定権を握られており、当初のもくろみは完全に外れていた。

■拙速な海外展開のツケ

 キリンHDは2000年代中盤、食品業界の巨額M&A攻勢の先兵となってきた。
 しかし、振り返ってみればその内容は拙速なものが多かった。
 11年に約3000億円で買収したブラジルのスキンカリオール(ブラジルキリン)は、15年度には上場来初となる473億円の当期赤字の元凶となってしまった。
 そもそもスキンカリオールは、圧倒的なシェアを持つ1位企業から大きく離された2位企業だった。
 当時「かなり前にうちにも持ち込まれたが却下した」(ビール大手首脳)案件を、後から高値でつかんでしまった。
 結局ブラジルキリンは17年に取得時の半値以下で売却するに至る。

 だが、海外の課題事業を切ったキリンHDの業績は、幸いなことに回復基調にある。
 ライオン酒類事業の好調で、17年度の海外事業の事業利益(のれん代等の償却前の営業利益)は、連結の33%以上に達した。

 成長を海外に求めた一連の取り組みが、頓挫の経験も含めて“一周”した18年。
 キリンHDは何を学び、何を次の成長の柱として狙うのか。
 東南アジアで各社が狙っていた大型買収案件はほぼ売り先が決まり、“買い物リスト”の残りは少なくなっている。
 前任社長2人の買収の後始末を終えた磯崎功典社長の次の一手が待たれる。

(「週刊ダイヤモンド」編集部 鈴木洋子)



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2018年1月4日木曜日

「走り初め」大不運:クカバラの呪いか?

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● 赤が工事のためのウエットランドの迂回路であるが、紫色の工事エリアが’上側に拡張され散歩道は封鎖されてしまった

 今日は「平成30年 走り初め」の日である。
 「今年もうまく走れますように」という願掛けでもある。
 入りの1キロは「6分55秒」である。
 キロ7分というのはとんでもなく遅いが、ロートルはこんなものである。
 今は夏、例年なら暑さがきつく長いと2カ月くらいは休むのだが、今年は冷夏で走れており、それだけでもめっけものである。
 ブロードウオーター・パークランドのアクアテイック・センターのプールはこの4月に行われるコモンウエルスゲームのための改修が行われており、周囲に仮設の観覧席の設営工事が進行中である。
 よってセンターの周りにはフェンスが張られて、遊歩道は閉鎖され、プール脇のマングローブ・ウエットランドの散歩道を利用するようになっている。
 さて、そのウエットランドに入っていく。
 いつもはジョガーやウオーカーがいるのだが、どういうわけか今日はまるで人影がない。
 しばらく走ってちょうどプールの後ろにあたるところで、散歩道が’突然「CLOSE」という看板とともにフェンスで仕切られてしまっている。
 おいおい、なんでだ、先週は走れたではないか!
 人影のないわけである。
 しかたなく戻る。
 写真の左「1」のY字の緑の分岐路もフェンス閉鎖されてしまっている。
 この分岐路が二番目の迂回路であったのだが、これも使えない。
 どうする?
 今日は走るどころではない。
 第三の迂回路を探すしかない。
 200mほど戻って、釣具屋の駐車場を横切って遊歩道から別れて車道に並走する歩道をいくことになる。
 この歩道は幅が人ひとりで満員といった程度のものしかない。
 走るにはあまり適当ではないが、やむ得ない。
 アクアテイック・センターに入る取り付け道路にそって左に折れ、センターの玄関に向かう歩道を行く。
 この歩道の際までフェンスが進出しており、歩道も狭くなっている。
 工事エリアは写真で見る上側のみならず下側にも広がっているのである。
 玄関を過ぎて施設を回り込むように左に曲がる。
 そして’右上の「1」のところで遊歩道に合流することになる。
 とりあえずこれで何とか迂回路を確保したことになる。
 非常に条件の悪い迂回路であるが、これ以外に道はないのである。
 距離的には50mくらい長くなるかもしれない。
 
 計測タイムがメチャクチャになったせいで走る気が失せてしまった。
 今日はこれで終わりにする。
 計算すれば走った長さは3キロ程度のものである。
 この不運はきっと元旦に出会った「クカバラの呪い」ではないだろうか、などと鳥さんに悪者を押し付けている。
 いい迷惑だろう。
 週に1回は走りたいので、明後日でも改めて新迂回路を使って新年の初走りをしたいと思っている。

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2018年1月3日水曜日

アイアン・ランナー川内優輝「この男異常につき---」(1):-17度で世界記録! 76度目の2時間20分切り ギネス認定へ

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 日本人にとってゴールドコーストマラソンの顔といえば川内優輝。
 何しろとんでもない男である。
 マラソンの常識を次々とぶち壊していく。
 12月03日の福岡国際マラソンを「2時間10分53秒」で走る。
 その2週間後の12月17日に防府マラソンを「2時間10分03秒」で走り優勝。
 さらにその2週間後の1月01日に極寒のボストンのニューイヤーズマラソンを「2時間18分56秒」で走ったという。
 1カ月の間で3回もフルマラソンを走っているのである。
 さらにこれ76度もフルマラソンを走ったということになる。
 陸連のセオリーの破壊者でもある。

【追】
 その後も2度走り、3月末には78回となり、ギネスの認定を受けることになった。
 まさに、「この男、異常につき!」である。


1/3(水) 10:27配信 THE ANSWER
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180103-00010001-theanswer-spo

川内優輝、-17度で世界記録! 
76度目の2時間20分切り 
米仰天「極寒最速ランナー」

■全身タイツ&目だし帽、
 ボストンの極寒レースで2時間18分56秒…米メディア称賛

 男子マラソンの川内優輝(埼玉県庁)が1日、米ボストンで行われた「マーシュフィールド・ニューイヤーズデイ・マラソン」に出場し、2時間18分56秒をマーク。
 気温-17度という極寒レースで自身76度目の2時間20分切りで世界最多記録を樹立した。
 米メディアは、全身タイツで完走した異様ないで立ちとともに快挙を注目し、「極寒で最も速いマラソンランナー」と仰天している。


●【画像】全身タイツ&目だし帽で世界記録!
 地元メディア「Boston Marathon JH」が公開した川内の“異様ないで立ち”で力走する一枚

 最強の市民ランナーが、全身タイツで世界のマラソン界に歴史を刻んだ。

 川内は気温-17度という極寒レースで2時間18分56秒をマーク。
 蛍光オレンジの長袖ウェアに「4100」のゼッケンをつけ、黒の長袖パンツに手袋、そして、顔は鼻と目だけを残してすっぽり包んだ黒の帽子をかぶった。
 到底、マラソンとは思えないいで立ちで世界最多76度目の2時間20分切りを果たしてみせた。

 地元メディアは異様な服装を画像付きで紹介。
 米スポーツ専門局「NBCスポーツ」は
 「日本人ランナーが極寒の気温の中、76度目となる2時間20分切りを記録」
と見出しを打って特集した。

 過去に75度の記録を持っていた米国人ランナーを超えたことを紹介した上で
 「極寒において最も速いマラソンランナーの称号も手に入れたことだろう」
と称賛している。

 川内:「一つだけ言えるのは、歴代のマラソンの中で最も寒かったということ」
 さらに「彼はかつて地元の政府機関でフルタイムで働いていたので、数年前までは日本の『民間人ランナー』と呼ばれていたこともあった」と異端のキャリアを紹介している。

 米国で最も権威あるスポーツ誌「スポーツイラストレイテッド」も「日本人ランナーが76度目の2時間20分切りで完走…-17度の中でだ」と特集した。

 本人が「これまでたくさんマラソンを走ってきて、天気に関して比べるのは難しいけど、一つだけ言えるのは、歴代のマラソンの中で最も寒かったということ」と振り返ったコメントを紹介している。

 魂の走りでファンのハートを打ってきた30歳。
 -17度という極寒をものともしない走りで世界最多記録を樹立し、一躍、米国でも脚光を浴びている。

ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer



極寒 川内優輝 気温−17℃ ニューイヤーズデイマラソン 世界記録樹立‼︎
https://www.youtube.com/watch?v=YnrjHkPuqsg






日刊スポーツ [2017年12月17日15時21分]
https://www.nikkansports.com/sports/athletics/news/201712140000508.html

川内優輝VでMGCへ



川内優輝(30=埼玉県庁)が3年ぶり3度目の優勝を飾った。
 2時間10分3秒だった。

 川内は前半から落ち着いた走りを披露し、30キロ付近から先頭に立つと、33キロ付近で仕掛け、独走した。
 2週間前の福岡国際を走り2時間10分53秒で9位。
 今回のレースを2時間11分7秒以内となれば、2大会平均タイムで2時間11分以内となり、2019年9月以降に開催される東京五輪マラソン代表選考会となるマラソン・グランドチャンピオンシップ(MGC)への「ワイルドカード」での出場資格を手にする状況にあったが、これを見事にクリアした。



日刊スポーツ [2017年12月3日18時19分]
https://www.nikkansports.com/sports/athletics/news/201711290000341.html

福岡国際マラソン:大迫3位 2時間7分19秒

 陸上男子5000メートル日本記録保持者の大迫傑(26=ナイキ・オレゴンプロジェクト)が国内初マラソンで、日本歴代5位の2時間7分19秒のタイムで3位に入った。
 川内優輝(30=埼玉県庁)は2時間10分53秒で9位、
 神野大地(24=コニカミノルタ)は2時間12分50秒で13位
だった。

(1)ソンドレノールスタッッド・モーエン(26=ノルウェー) 2時間5分48秒
(2)スティーブン・キプロティク(28=ウガンダ) 2時間7分10秒
3)大迫傑(26=ナイキ・オレゴンプロジェクト) 2時間7分19秒
(4)ビダン・カロキ(27=DeNA、ケニア) 2時間8分44秒
(5)アマヌエル・メセル(26=エリトリア) 2時間9分22秒

(6)上門大祐(23=大塚製薬) 2時間9分27秒
(7)竹ノ内佳樹(25=NTT西日本) 2時間10分1秒
(8)ギザエ・マイケル(スズキ浜松AC) 2時間10分46秒
(9)川内優輝(30=埼玉県庁) 2時間10分53秒
(10)深津卓也(30=旭化成) 2時間12分4秒





3/25(日) 19:40配信 読売新聞

川内、2時間20分以内完走78回…ギネス認定


 ギネス世界記録の公式認定証を受け取る川内優輝選手(25日、埼玉県久喜市で)
 公務員ランナーの川内優輝選手(31)(埼玉県庁)が、フルマラソンを2時間20分以内で走った最多完走数(78回)でギネス世界記録に認定され、25日、地元の埼玉県久喜市で認定証の贈呈式が行われた。

 川内選手はこの日、同市で開かれたハーフマラソン大会にゲスト出場した後、贈呈式に出席。
 「レースが好きという気持ちが記録につながった。
 『川内もできたんだから自分もなにか挑戦してみよう』と、励みにしてもらえればうれしい。
 2020年までに100回を目指したい」
と話した。

 フルマラソンの大会に多数出場することで知られる川内選手は、09年に初めて2時間20分を切って完走。
 今年元日にアメリカで行われた大会で完走76回を達成、これまでの記録を更新した。
 その後、贈呈式を行うまでに2回完走し、記録を伸ばした形で認定された。

3/26(月) 6:01配信 スポニチアネックス

川内“サブ20”78回でギネス認定「100回を目指す」

●川内はパンダの着ぐるみで激走した後、ギネス世界記録の公式認定証を受け取った

 男子マラソンの川内優輝(31=埼玉県庁)の偉業がギネス世界記録に認定された。
 今年元日に米国でのフルマラソンで2時間20分切りの“サブ20”を世界最多76回とすると、2月と今月も達成。
 「2時間20分以内の完走数78回」が世界記録に認定され、25日に埼玉県久喜市で公式認定証を受け取った。

 「これで世界記録保持者になりましたね!」
と胸を張る公務員ランナーだが、満足感とは無縁だ。
 「まだまだ通過点。100回を目指していく。“百戦錬磨の川内”と呼ばれたいので」。
 この日は地元の久喜マラソンのハーフマラソンの部にゲスト参加し、パンダの着ぐるみで激走。
 「汗を吸って重くなるし、かなりきつかった」と苦笑いを浮かべていた。



【南の島の 2018】


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2018年1月1日月曜日

はだしウォーキング(1):元旦は五人と一羽と一匹

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 今日は元旦である。
 クリーク沿いの遊歩緑道に朝の散歩に出かけた。
 8時頃から小一時間ほどである。
 ニューイヤーではどうなっているかを見てみたかったのである。
 クリスマスでも同じことをやった。
 この日は家で静かに過ごすものと思っていたら、逆に人出が多かったので意外に感じたものである。
 クリスマスではショッピングセンターは休みである。
 しかし元旦は平常通りの営業である。
 こちらでは新年というのは、単なる物理的な年の変わり目だけのようである。
 
 カメラを持っていった。
 いつもはカメラどころか、メガネも時計ももたない。
 風景を見たいわけでもなく、健康のために歩くわけでもない。
 チンタラチンタラ歩くだけなので不要なのである。
 だが重大なことがある。
 散歩は「はだし散歩」だということである。
 コンクリートの遊歩道をハダシで1時間ほど歩くのがこのところ日課となっている。


● 路面に散乱する固い小さな木の芽はすこぶる厄介なシロモノである

 今日最初に会ったのは健康散歩に専念するオッサン。
 後ろからきてスーと追い抜いていった。
 気が付かなかったので慌ててカメラのスイッチを入れて回した。


 
 非常によく出会うオッサンで、片手にペットボトルをもち、サッササッサと歩く。
 以前に挨拶したことがあるが無視された。
 私だけでなく誰の挨拶にも反応しない。
 不必要に声をかけないでくれ、といっているようである。
 以後、こちらも無視することにしている。

  2番目は夫婦連れ。



 3番目も夫婦連れ。
 この夫婦にはたまに会う。



 4番目に会ったのはクカバラ。
 ワライカワセミである。



 果たして、正月元旦にクカバラに出会うのは「小吉か大凶か?」
 ウーン、これは難問だ!
 なにしろこの鳥「天然パー」なのである。

 遊歩道の往復コースなので、しばらく行くと折り返して復路に入る。
 よって往路で会ったのは五人と一羽ということになる。


 復路に入ってすぐに会ったのはトカゲ。
 クリーク沿いにはこのトカゲがたくさんいる。
 結構可愛いヤツなのである。
 これは吉凶には関係しない。
 もともとがグロテスクなのであるから。



 左手にサンダルを持ち、カメラ操作は右手のみで行う。
 望遠をかけると手振れが非常に激しくなる。
 これはしかたないことである。

 復路であるが30分ほど歩いて、まったく人に会わなかった。
 つまり、トカゲ一匹のみである。
 いつもは犬の散歩を兼ねたウオーカー達に出会うのだが、今日は犬にも会わない。
 さらに普段と違うのは自転車も一台として出会わなかったことである。
 

 遊歩道を終えて歩道に出た時、遊歩道に入るオッサンとすれ違ったが、これはカウントしない。
 家からの全コースでみても、このオッサンをいれて六人しか出会っていない。
 いや、ここの元旦も静かなものである。


● 右足薬指裏の負担が大きい



【南の島の 2018】


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■■■ ランニング・データ



● ゴールドコーストマラソン・ハーフ ネットタイム

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 ランニング・データ
=================

 12月29日: 17km=1時間54分28秒 キロ6分44秒 
 12月19日: 12kmリタイヤ=1時間33分17秒 キロ7分46秒 
 12月12日: 17km=1時間56分48秒 キロ6分52秒 
 12月05日: 17km=1時間56分01秒 キロ6分49秒 

 11月28日: 17km=1時間56分51秒 キロ6分53秒 
 11月23日: 17km=1時間56分54秒 キロ6分53秒 
 11月21日: 500mでリタイヤ
 11月14日: 17km=1時間58分35秒 キロ6分59秒 
 11月07日: 11kmリタイヤ=1時間20分09秒 キロ7分17秒 

 10月31日: 17km=1時間54分02秒 キロ6分42秒 
 10月24日: 17km=1時間54分21秒 キロ6分44秒 
 10月17日: 17km=1時間57分20秒 キロ6分55秒 
 10月10日: 17km=1時間56分13秒 キロ6分50秒 《転倒》
 10月03日: 5km: 《転倒》

 9月26日: 12kmリタイヤ=1時間18分42秒 キロ6分34秒
 9月19日: 17km=1時間46分44秒 キロ6分17秒
 9月12日: 17km=1時間47分39秒 キロ6分20秒
 9月07日: 17km=1時間47分02秒 キロ6分18秒

 8月29日: 17km=1時間41分31秒 キロ5分58秒
 8月22日: 17km=1時間41分28秒 キロ5分58秒
 8月15日: 17km=1時間42分31秒 キロ6分02秒
 8月08日: 17km=1時間43分53秒 キロ6分07秒
 8月01日: 17km=1時間43分44秒 キロ6分06秒

 7月25日: 17km=1時間50分42秒 キロ6分31秒
 7月11日: 17km=1時間45分17秒 キロ6分12秒
============
7月01日:ゴールドコーストマラソン・ハーフ
 21.1km = 2時間04分31秒  キロ5分54秒
============

 6月26日: 21km=2時間08分28秒 キロ6分07秒
 6月20日: 21km=2時間08分33秒 キロ6分07秒
 6月13日: 21km=2時間10分10秒 キロ6分12秒
 6月06日: 21km=2時間08分39秒 キロ6分08秒

 5月30日: 21km=2時間10分30秒 キロ6分13秒
 5月23日: 21km=2時間12分39秒 キロ6分19秒
 5月16日: 21km=2時間12分51秒 キロ6分20秒
 5月09日: 21km=2時間18分01秒 キロ6分34秒
 5月03日: 17km=1時間52分23秒 キロ6分37秒

<<左足親指突き指にて2週休止>>
 4月11日: 21km=2時間24分50秒 キロ6分54秒
 4月03日: 21km=2時間23分55秒 キロ6分51秒

 3月28日: 21km=2時間23分48秒 キロ6分51秒
 3月21日: 21km=2時間31分22秒 キロ7分13秒
 3月14日: 18km=2時間09分23秒 キロ7分11秒
 3月09日: 17km=1時間59分24秒 キロ7分02秒

 2月28日: 17km=1時間55分04秒 キロ6分46秒
 2月17日: 14kmリタイヤ= 1:39:20 
 2月07日: 16km=1時間44分59秒 キロ6分34秒 《転倒》

1月31日: 10kmリタイヤ= 1:06:15 《転倒》
1月24日: 16km=1時間43分42秒 キロ6分29秒
1月17日: 16km=1時間42分16秒 キロ6分24秒
1月11日: 16km=1時間48分37秒 キロ6分47秒
1月06日: 16km=1時間47分35秒 キロ6分43秒




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