● はじめてのはだしランニングで左親指先の皮がむける
昨日のことである。
いつものように散歩をしていたら、後ろから若い女性が歩いて追い抜いていった。
こちらははだしなので気にもしなかったが、この女性とは今日2回ほどすれ違っている。
走ったり歩いたりを繰り返しているようで、そこからみるにランニングを始めて日も浅いように思えた。
私を抜いたときはたまたま歩いていたということである。
ならばというので、20mほど後ろについて後を追う。
もし走り出したら、私も走ることにした。
こういうチャンスでもないかぎり、自らはだしでコンクリートの上を駆けようとは思わない。
何事もそうだが、きっかけが必要である。
動いた!、というより走り出した。
私も走り始める。
片手にサンダルをぶら下げているので、いとも奇妙な姿になる。
シューズを履いているなら何とかなるが、はだしだとサッと行かれてしまうと思ったのだがそれが一定の間隔をおいて追走できている。
単純にいえばこの女性のろい!ということになる。
300mくらい走っただろうか、カカトに激痛がきた。
道に散乱していた小さな木の実を踏んでしまったようだ。
歩いているときは、つま先で歩いてその部分を踏まないようにすれば、皮膚の弾力で落ちる。
それでだめだったら、手で払うしかない。
走っているときはそうもいかない。
力強く踏んで食い込んだようで木の実もがっちりはまっている。
走っているので木の実が落ちる余裕の時間もなく、食い込んだ部分を踏まないようにするがそれでも踏んでしまう。
やむ得なく止まって払い落とす。
このあたりは木々が遊歩道を覆うようにかぶさっており、枝や実が道に散らばっている。
再度踏まないように注意を払って歩くよう感じでその部分を抜ける。
気が付いたら女性は視野から消えていた。
このときおそらく500mくらいははだしで走ったのではないかと思う。
「おー、はだしで走れるではないか!」
と感激である。
500m走れるなら1キロは間違いなく走れる。
とすれば2kmはいけるはずである。
「はだしランニングに挑戦するぞ!」
ということになって今日を迎えたということである。
遊歩道の脇には木々があって小枝や実を道に落とす。
そういう場所は避けると、ビジラクリーク緑道では下の地図で「走りの区間」と青いマーカーで示した箇所に限定される。
ガーバメントRDからホッケー場への分岐点までの約500mである。
土地なりのゆるやかなアップダウンはあるが走りのうえではほぼフラットで走りやす往復1キロである。
この区間の距離だが、折り返しになる分岐点のところに距離表示板(下の写真)があってそれによるとガーバメントRdまで「0.6」kmとある。
● 三叉路分岐点 右側から走ってきてこの表示板の下で折り返す
左へいくとホッケー場に行く
往復だと1,2kmになる。
これはどうにも信用できない。
これまで何回も歩いていたときに時間計測をしているが、それで出てきた距離は「500m」である。
つまり「0.5」である。
実際、今日走ったが6分前後である。
3日ほど前にパークランドでタイムトライアルしたとき、キロ6分20秒である。
確かにここはパークランドよりはるかに走り易いが、それでもはだしでキロ6分はできすぎである。
とすると片道450mくらいになるのだろうか。
でもここでは、これまでの時間計測を信用して、片道500m、往復1キロを採用する。
「歩け、はだし1000キロ」もこの往復区間1kmという数値を使っている。
もしここを450mにすると、これまでの距離計測に大きな間違いが出てしまう。
それは避けたいと思っている。
物理的計測が行われていない以上、経験値で正しい、ということでいこうと思っている。
● ガーバメントRd入口と木陰のない遊歩道
さて、まずは1キロ走ってみる。
楽勝である。
足の裏にどんなダメージが出るのか、心配であったがそれはない。
2キロも順調。
そこで今日の目標を5キロと定める。
これ、楽に行ってしまった。
足に支障は出ていない。
これで止めるか、それとももう少し行ってみるか?
せっかくだから、あと少し走ろうと思う。
7キロ過ぎに小雨が落ちてくる。
8キロで打ち上げるか、と思う。
● 三叉路分岐点 左へちょっといくと距離表示板があり、そこが折り返し点になる
右へ行くとホッケー場で遠くに観客席が見える
左親指先がおかしくなってきている。
時々指先が何かにぶつかるのである。
はだしだからぶつかるのは地面の突起物しかないのだが、でもそんな突起物は何処にもない。
コンクリートの膨張を緩和するため3mくらいに目地が入っている。
もし段差があるとしたらこの部分で、手前と先とのコンクリートレベルの違いということになるのだが。
でもレベルは同じで平滑で、親指がぶつかるほどの段差はない。
なら、たびたび親指先にぶつかるものはなんだろうか?
走った後の親指の症状は先に載せた写真のとおりである。
もしかしたら、これまでランニング中に転倒するのは、足を下ろした時の距離の間違いではなく、この親指にぶつかる何かかもしれないと思ったりする。
1キロ毎にタイム計測したのでそれを載せてみる。
「☆」はコース出発地点までの往復とそれを加えて1キロになるように500mの距離を走ったものである。
全部合わせると「6:19」でほぼ1キロになる。
これらの合計が10kmである。
☆]: 1:43 セントラルStからガーバメントRdまで
1k]: 5:59
2k]: 6:08
3k]: 6:01
4k]: 5:59
5k]: 5:47
6k]: 6:00
7k]: 5:46
8k]: 5:51
9k]: 5:55 9km計:53分26秒 キロ5:57
☆]: 3:04 中間の折り返しの500m
☆]: 1:32 ガーバメントRdからセントラルStまで
10kmを「59:45」で走ったことになり、キロだと「5:59」になる。
ほぼキロ6分である。
「はだしランニング10キロ!」
は成功裏に終わった。
親指先を除けば足の裏に大きな変化はない。
なら本番の「10Kラン」に出られるのではないかと思うほどある。
ただ平滑に仕上げられたコンクリート遊歩道と、でこぼこがきついアスファルト車道とは同じではない。
【翌日】
さて翌日も走ってみた。
4キロの予定であったが6キロ走った。
左足親指は衝撃によって皮がベロンと剥けている。
足の裏なら擦り切れるということになるが、度々の衝撃で皮膚が剥離しそこから血がにじむということになっている。
そこでバンドエイドを二重貼りして、その上にさらにテーピングテープをまいた。
ここまで万全だと指先の衝撃は緩和され、痛みを感じることはない。
だが最後の1キロがいけなかった。
調子がよかったので、ついスピードを出し過ぎた。
これが間違いの元。
ドーンと親指に衝撃である。
これまでとは大きく違ったもので、指先を強く固い壁に打ち付けた、という感じである。
結果からいうと、これによって突き指をしてしまった。
突き指だと指先の皮がむけるというより、指の付け根の痛みのほうが大きい。
サロンパスを貼っているのだが。
まあ、はだしでランニングができたということを考えれば授業料ということになろうか。
突き指なので時間がたてば治る。
問題はそれからである。
どうしたら、左足親指をぶつけずに走れるか、ということである。
はだしでは走らない、とすればいいことだが、それではせっかく走れたというのに面白さがなくなる。
1k]: 6:04
2k]: 5:57
3k]: 5:44
4k]: 5:32
5k]: 5:33 計28分50秒 キロ5分46秒
どうも老化現象で足があがらなくなり、感覚的に予定した位置より前に足が下りてしまうようで、そのためシューズが地面を擦るということが起こり、それが転倒につながっていたようである。
シューズをマラソン用からクッションの希薄なキッド用に変えることで足の反応を研ぎ澄まし、また走るときは目線を地面において、足元に十分な注意を払うことを忘れないようにして、転倒を防止した。
親指が何かに当たるというのは、コンクリート路面に当たるとしか考えられない。
とすると、足を上げたときではなく降ろした時に事が起こっているはずであり、親指の先端から地面に強く着地しているということになる。
感覚的には足を上げたときにぶつかるように思えるが、どう考えてもこれはあり得ないのである。
足を上げたときにぶつかるのは空中であり、これがぶつかってくるというのは無理がある。
老化によって歩幅が小さくなっているため、指先が地面にぶつかるように鈍角で下りているのではなかろうか、というのが筋の通った原因の理由になる。
シューズを履いていれば、シューズの先端がフォローしてくれる。
だが、はだしでは直に襲ってくる。
ではそれに対する対策を考えないといけなくなる。
普通に走っていても頻繁に親指がぶつかる。
速く走れば突き指になる。
親指をテープで十分防御して、ゆっくり走るようにすれば問題は大きく回避できるだろう。
でもそれでは能がない。
何かうまい手はないものかと現在思案中ということである。
● 左親指付け根が腫れはじめてきた
付け根が腫れ始めてきて、熱を持ち出した。
歩くのも少々困難になってきている。
もちろん靴は履けない。
人差し指と合わせてテープでしっかり固定し、歩く時の痛みを緩和するようにしている。
【参考資料】
『
日本ベアフット・ランニング協会
http://hadashirunning.jp/event/2018/03/201803-1185.php
かつて人間は、高品質のシューズも無く、舗装されていない道や野山を裸足で走っていました。裸足に限りなく近い足裏の感覚が研ぎすまされていたのです。ところが、この30年間でシューズの性能が格段に向上し、凹凸のほとんどないアスファルトだけを走るランナーは、地面から自然の息遣いを感じ取る力が鈍ってしまいました。
もう一度自分の感覚を取り戻して裸足に戻り自然に帰ってみませんか。今、自分の足はどんな状態なのか? あと何キロ走れるのか? 足が何かを語りかけてくれるかもしれません。
2010年5月、裸足ランニングの第一人者裸足王子こと吉野剛氏と裸足の素晴らしさに共鳴するメンバーによって「一般社団法人日本ベアフット・ランニング協会」を創設。裸足ランニングの普及活動を開始。
2011年9月に「裸足ランニングクラブ」を始動。代々木公園(織田フィールド)を中心とした毎週月曜日の裸足ランニングクラブ練習会、裸足ランイベント「裸足DE RUN!」等を開催することで多くのメディアに取り上げられ、注目を集めています。裸足ランニングクラブは2017年3月現在、全国各地9か所に拡大しております。
また、小学校への講習会やキッズ向けの裸足ランニング講座など裸足教育にも力を入れており、海外ではケニア・ニャフルルでケニア人ランナー育成キャンプ「HADASHI RUNNING CAMP」を運営しております。HADASHI RUNNING CAMP では日本人ランナーも受け入れており、現地でケニア人と日本人が一緒に裸足でトレーニングできる環境になっております。
裸足に関してはまだまだ未知数な部分もありますが、裸足ランニングの可能性を信じ、「裸足で怪我を防止できる」「裸足でより速く強くなることができる」「裸足でより楽しいライフスタイルの実現」等をモットーに活動しています。
【埼玉】2018.05.20 第7回飯能ベアフットマラソン
■ベアフットランナーに贈る、 日本唯一の裸足レース
毎年全国各地から多くの裸足ランナーで賑う、トレイルレースです。大会の模様は毎年複数のメディアで紹介され、注目を集めています。
本大会は裸足エントリーのみとなります。
コースは痛いところもありますが、痛さも忘れるぐらい笑顔溢れるアットホームな大会です。
毎年参加者が増え初回は100名程度でしたが、2016年の大会では300名を超えました!2018年も更に参加人数が増える予定です。
それでは皆様のご参加お待ちしております。
地元のユニークな食べ物や飲み物などの出店予定あり。こちらもお楽しみに!
《主催》 飯能フィールドスポーツ協会
《共催》 日本ベアフット・ランニング協会
《協力》 奥武蔵ベース、Barefootinc Japan株式会社
《協賛》 飯能日高ケーブルテレビ、飯能信用金庫、飯能清掃センター、間柴医院
《後援》 飯能市、飯能市教育委員会、飯能市体育協会、奥むさし観光協会、神田板金(有)、宇野設備工業(株)
【日程】 2018年05月20日(日) *雨天決行、荒天中止
【申込期間】
2018年1月15日~5月6日(sportsentryにて)
【注意事項】 ・5月1日以降エントリーされる場合は運営の関係上、参加賞のTシャツのサイズ選択ができなくなります。お手数ですが、お早目の申し込みをお願いします。
・コース変更に関する重要なお知らせ(3/20追記)
ムーミンパーク周辺の整備の影響で、コースの一部にウッドチップ・砕石が敷かれました。
大会本部としてはコース変更等で可能な限り対応いたしますが、一部砕石やウッドチップが避けられない部分がございますことをご理解、ご協力よろしくお願いします。
【開催場所】埼玉県飯能市 加治神社を会場とする周辺歩道【コース】
宮沢湖周辺の未舗装トレイル(ガレ場あり)
•1.2km ピンクコース1周 (3歳以上の未就学児)
•2.4km ピンクコース2周 (小学生)
•5km ブルーコース1周 (中学生以上の男女)
•10km ブルーコース2周 (中学生以上の男女)
•21.1km オレンジコース3周 (中学生以上の男女)
※21.1kmの参加条件について
過去にベアフットマラソン裸足の部10kmもしくはロードレースを裸足でハーフマラソン以上の距離を完走した者に限る
[5K] 1時間
[10K] 2時間
[21.1K日本裸足ラン選手権] 3時間45分※14km地点で2時間30分
【定員数】
[1.2K・2.4K]各部100人
[5K・10K・21.1K]各部150人
【計測(チップ計測)・完走証・参加賞・表彰各部上位1位~3位】
幼児1.2km・小学生2.4km
5km、10km、21.1kmの部男女
』
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