2018年12月29日土曜日

17km走=1:54:28 :今年のランニングの〆

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● 今年最後のランニング 17km=1:54:28 キロ6分44秒

  今週は体調が悪く延ばしていたら土曜日になってしまった。
 今日走らないと今年の〆のランニングは中止ということになってしまう。
 それで、出かけていった。
 17km走ることは目標にしていない。
 行かれるところまで行って、そこでリタイヤするつもりでいる。
 お気楽であるが、その程度の調子だということでもある。
 入りの1kmを7分09秒である。
 前回は7分20秒かかっていたから、少しはましになっている。
 体も足もそれほど重たくない。
 体中に慢性疲労が貼りついているような感じは薄らいでいる。
 10月の初めころから体と足が重たくなり、最初の5kmをキロ7分で行くのが難しくなり、11月に入ると完全にキロ7分をオーバーするようになっていた。
 12月に入っても悪くなる一方で、前回はその最悪状態であった。
 今日は体が動くようだから、少しづつでも疲労が抜けてきているのであろうか。
 でも1キロ程度で占えるわけでもない。
 走り切ってみてはじめてわかることである。
 それでも3km手前あたりから、当初の暗い予想とは真逆の、17km行けそうな予感がしてきた。
 足が動いてくれている。
 さて5kmの通過はどうか。
 最近は36分を超えており、キロで7分05秒から10秒くらいかかっている。
 キロ7分(35秒)が体調の目安になる。
 34分37秒で通過する。
 11月以降、初めてのキロ7分切りである。
 行ける、大丈夫だ。

 10kmまでの5kmは33:10である。
 そして15kmまでは33:07とほぼ同じである。
 
 久しぶりのスピード走になったのか左脇腹が痛む。
 走りをやめるほどではないが、これ以上のスピードは出でない。
 ラストの3kmは若干の向かい風で、これに腹の痛みが加わる。
 
 トータルではキロ6分44秒で17kmを走り切ったことになる。
 途中でのリタイヤを想定していただけに、思ってもみなかった嬉しい結果となり驚き桃ノ木である。
 今年の締めくくりのランニングとして全く最良の結末で幕をしめることができた。


【 12月29日 17km 1時間54分28秒 キロ6分44秒
5km    34:37      34:37
10km    33:10    1:07:47
15km    33:07    1:40:54
17km    13:34    1:54:28

【 12月12日 17km 1時間56分48秒 キロ6分52秒
5km    ------
10km    --:--     1:11:04
15km    32:56    1:44:00
17km    12:48    1:56:48

【 12月05日 17km 1時間56分48秒 キロ6分49秒
5km    36:17      36:17
10km    33:47    1:10:04
15km    32:23    1:42:27
17km    13:34    1:56:01


 10月から始まった体と足の重さは疲れによるものだと思うが、夏場を前に体が慣れていないために起こっているのだと思っていた。
 それもあるが疲れを誘発する行為は、生活の中には一つしかない。
 はだし散歩である。
 今回は前々日はいつもなら朝夕2回の5kmを3kmにした。
 そして昨日は朝は4kmとし、夕方はとりやめた。
 もしかしたら、これが効いたのかもしれない。
 歩くというのはさしたる疲労があるわけではないので、ついつい長い距離を歩いてしまう。
 だが、それが身体的に小さな疲労を積もり積もらせることなり慢性疲労になる。
 この溜まった疲れを除くことができない状態になっていたのかもしれない。
 今日の結果をみるとそんな気分になってくる。
 これからは、ランニング中の体の疲労を見ながら、はだし散歩の有り様を調整していく必要があるのかもしれない。

 年末〆で今年度のランニング距離を集計してた。
 15km以上走ったもののデータのみである。
 今年度は「783 km」であった。
  12km以上で計算すると「813 km」になる。

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【2018年度 年間ランニング距離 783 km】
注]:15km以上で集計

01月: 64 km
02月: 33 km
03月: 77 km
04月: 42 km
05月: 122 km
06月: 84 km

07月: 55 km
08月: 85 km
09月: 51 km
10月: 68 km
11月: 51 km
12月: 51 km
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 計  783 km

注」:12km以上で集計すると「813 km」になる。



● 体重は44kgにまた落ちていた。どうなっている我が体は?





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2018年12月28日金曜日

はだしウォーキング(8):13ケ月、3,000キロ 達成 !!

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【12月28日】


● 裸足散歩をはじめたときからの相棒がこのピンクのキャップである。
 陽射しに曝され色褪せ、雨に打たれてよれよれだが、型崩れも起こさずに耐えている。
 ちなみにユニクロ製である。
 もう少し頑張ってもらいたいと思う。

 昨年12月初めから、今年12月末までの13ケ月間ではだし散歩3,000キロを達成する。
 今日がその達成日になった。
 13ケ月を正確にはかると大晦日まではあと2日半残っているので、これに20km弱ほど加算した数値となるのだが、ここは3,000キロで表現する。
 でもまあ、よくはだしで歩いたものだと思う。
 はだし散歩を始めた高揚感でこの一年を一気に歩き切った、といった感じがする。
 特に、冬場は歩けないのではないかと思っていたが、やはりゴールドコーストは暖かい。
 1,000キロ、2,000キロと目標を立てて、最後の大目標が3,000キロである。
 目標を立てたから歩き切れたのかもしれない。
 歳のせいだろうはだしで一日10km歩くというのは疲労感が大きく、こんなことはもうできないのではないだろうか。
 7月にはハーフマラソンで4年目にしてやっとキロ6分(2時間06分)を切れたし、
 今月は3,000キロを歩きで達成したしで、
 おそらく老齢期の最後の輝きということになり、もっとも華やかな一年になったのかもしれない。
 そんな気がしているのだが。
 
 ところで「3,000キロ」とはどのくらいかというと、北海道の北端宗谷岬から沖縄与那国島まで直線で「3,140km」だそうである。
 ちなみに弓状の本州を弓なりに計ってみると「1,356km」だそうである。
 3,000キロとは本州を往復してもお釣りがくる距離になる。
 そんな距離をはだし散歩できてしまうオーストラリアがすごい、ということに感激してしまう。


  最近夏場になってよく見かけるのがコカツー(Sulphur-Crested Cockatoo)である。
 姿かたちは実に美しいのだが、なにぶん声が悪い。
 すこぶるの悪声である。
 大きくけたたましくうるさい。
 耳をふさいで見るだけなら、うっとりしてしまうのだが。




【12月31日 2018年度 2,770km】
  2018年度、つまりことしの1月から12月までの1年間のはだし散歩距離をまとめると下記のようになる。

2018年01月   261 km
    02月   202 km
    03月   257 km
    04月   166 km
    05月   228 km
    06月   196 km

    07月   185 km
    08月   275 km
    09月   250 km
    10月   204 km
    11月   280 km
    12月   266 km
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 2018年度計   2,770 km

 老齢期に慢性疲労をため込むのは勧められる行為ではないだろう。
 一日10km歩けば、とくはだしで歩けば、嫌がおうにも疲労は溜まる。
 以前はすぐに「こむら返り」をしていた。
 横になって足をグーと伸ばすといっぺんにこむら返り(足のつり)になる。
 よってベッドに入ったときは絶対に足を伸ばさないようにしていた。
 はだし散歩をはじめてこのこむら返りの症状がまったく消えた。
 いくら足をガンガン伸ばしてもフクラハギが硬直してつることはなくなったのである。
 ところが最近、このこむら返りが出るようになった。
 グーと伸ばしてちょっと別の角度からひねってやると、つるようになった。
 思うに慢性疲労でフクラハギの筋肉から柔軟性が失われているのではないだろうか。
 逆に言うと、こういう症状が出てきているということは、足の疲労がため込まれて抜けることができずに悲鳴を上げているということであろう。
 フクラハギの警報だとみていいように思える。
 このままではいけない。

 疲労をため込まないように歩くには相応の対策がいる。
 リストすると
1」:距離を短くする
2」:疲労を抜くために時々歩かない日を設ける
3」:歩くときはできる限りゆっくりとし、足や体に負担がかからないようにする
といったところか。
 もしこのことを来年実行したとするとどうなる。
 散歩距離は大幅に低下するだろう。
 おそらく今年の6割くらいになる。
 2,770kmの6割というと1,700km弱ほどになる。
 つまり、来年は今年より1千キロ減る、という勘定になる。
 今年があまりに異常の年だった
といってもあながち間違ってはいないのだろう。
 ということは我が肉体にとって、今年は人生最後の輝きの年、だったということでもある。
 終齢期最後の華であったかも。





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2018年12月24日月曜日

● 日本、国際捕鯨委員会脱退

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2018年12月23日 / 17:10 / 13時間前更新 共同通信
https://jp.reuters.com/article/idJP2018122301001705

政府、25日にもIWC脱退決定

 政府は約30年ぶりの商業捕鯨の再開に向け、クジラ資源の管理を担う国際捕鯨委員会(IWC)からの脱退を早ければ25日にも決定し、その後表明する見通しだ。
日本の国際機関脱退は戦後ほとんど例がなく極めて異例。
国際社会から協調軽視との批判を浴びることは必至だ。

 政府内で脱退を決めた後、来年脱退するための期限に設定されている来月1日までにIWC側に通知する方向だ。
この場合、脱退する来年6月30日以降に商業捕鯨が可能になる。

 商業捕鯨は日本近海や日本の排他的経済水域(EEZ)で実施する見通し。

【共同通信】




Record china配信日時:2018年12月23日(日) 16時40分
https://www.recordchina.co.jp/b673895-s0-c30-d0035.html

日本がIWC脱退へ、「戦後初の強攻策」と中国メディア

2018年12月22日、中国中央テレビのニュースサイトは、クジラの資源管理について話し合う国際捕鯨委員会(IWC)から日本が脱退する可能性が高まっていると報じた。
以下はその概要。

菅義偉官房長官は20日の定例記者会見で、脱退に関し「現時点では何ら決まっていない」としながらも、「全体をいま考えているところだ」とした。
日本政府は年内にもIWCから脱退する方針を固め、19年から商業捕鯨を再開する方針とみられている。 

IWCの規則では、日本が19年から商業捕鯨を再開するには1月1日より前に脱退を通知する必要がある。
日本は戦後これまで国際機関から脱退した例はなく、現実となれば類を見ない強攻策だと報じられている。 

日本がIWCに加盟したのは1951年。1988年から商業捕鯨を中止しているが、調査捕鯨は継続しており、反捕鯨国を中心とする国際社会から強い反発を受けてきた。

日本は30年にわたってIWCに商業捕鯨に関する緩和を働きかけており、今年9月にブラジルで行われたIWC総会でも商業捕鯨の一部再開と決定手続きの要件緩和を提案したが否決され、今後も容認される見通しはまったく立っていなかった。



BBCニュース 2018年12月26日
https://www.bbc.com/japanese/46683297

日本、商業捕鯨を再開へ 来年7月から

日本政府は26日、国際捕鯨委員会(IWC)から脱退し、来年7月から商業捕鯨を再開すると発表した。
IWCは鯨類の保護に取り組む国際機関。
決定には国際的な批判が予想される。

日本の菅義偉官房長官は26日午前の記者会見で、商業捕鯨は日本の領海と排他的経済水域(EEZ)内に限定されると述べた。
これに伴い、日本は南極海や南半球での捕鯨を取りやめる。
この発表内容についての観測は公式発表前から出ており、自然保護団体は歓迎していた。

日本政府は声明で、IWCは目的の1つである持続可能な商業捕鯨の支援に十分取り組んでいないと主張。
目標を保存個体数のみに絞っているとIWCを非難した。

26日の発表内容は事前に予想されていたが、自然保護団体は日本の動きが深刻な結果を招くと警告している。
一部の鯨種が絶滅の危機に瀕したことを受けて、商業捕鯨は1986年、IWCによって禁止された。日本は1951年からIWCに加盟している。

日本政府の当局者は、クジラ肉を食べるのは日本文化の一部だと話している。
日本は長年にわたり、クジラを捕獲し続けてきた。
政府は「科学調査」のためとしているが、クジラ肉も一部販売されている。
多くの自然保護主義者は、日本の調査捕鯨を批判してきた。
脱退により、現在IWCが保護対象に含めているミンククジラなどの鯨種を、日本は自由に捕獲可能になる。

日本では海岸地域の住民の多くが捕鯨を数世紀続けてきた。
しかし、クジラ肉の消費が急増したのは、クジラが食肉の主要供給源となった第2次世界大戦終結後だけで、最近数十年間では消費量が急減している。
23日付の朝日新聞社説によると、日本で売られている食肉全てのうち、クジラ肉は0.1%に過ぎないという。

■「国際法の枠外」

オーストラリアのマリース・ペイン外相とメリッサ・プライス環境相は共同声明で、日本の決定に「非常にがっかりしている」と述べた。
さらに、「オーストラリアはあらゆる形の商業捕鯨と、いわゆる『科学的』捕鯨に断固として反対し続ける」と表明した。
公式発表に先駆けて、国際的な動物保護団体「ヒューマン・ソサエティー・インターナショナル」のニコラ・ベイノン豪州代表は、日本は「完全に国際法の枠外で活動」するのだろうと述べた。
ベイノン氏は、日本は「国際規範を無視する」行動が懸念される、「違法捕鯨国への道」を進もうとしていると付け加えた。
環境NGOグリーンピース・ジャパンは日本政府に再考を呼びかけると共に、来年6月の主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)の開催国として日本が批判を受ける危険性があると警告した。

グリーンピース・ジャパンのサム・アネスリー事務局長は声明で、「日本政府が年末のこの時期に発表を行うことで、国際メディアからの注目を逃れようとしているのは明らかですが、世界はその行動を見ています」と指摘。
「今回の決定は、国際社会との歩調を乱し、世界の海と海洋生物が必要としている保護を与えるものではありません」と述べた。

■捕鯨禁止の現状は

クジラの生息数回復のため、IWC加盟国は1986年、商業捕鯨の一時停止(商業捕鯨モラトリアム)を決定した。
捕鯨支持国はこのモラトリアムを、持続可能な捕獲枠について各国が合意するまでの一時的な措置と受け止めていた。
日本は現在、捕獲したクジラを殺害している。
科学調査計画に則っているという
しかし、モラトリアムはその後、ほぼ恒久的な禁止措置になった。
一方で日本やノルウェー、アイスランドなどの捕鯨国は、捕鯨の慣行は自国文化の一部で、持続可能な方法で続けられるべきだと主張している。

現在、クジラの生息数は慎重に監視されている。
多くの鯨種が依然として絶滅の危機に瀕しているが、日本が主に捕獲するミンククジラなど、絶滅の恐れがない種もある。
日本政府は9月、商業捕鯨のための捕獲枠設定をIWCで提案したが、提案は否決された。

■日本のIWC脱退は無条件で可能なのか

もし日本がIWC脱退を目指すなら、年末までに通知しなくてはならない。
その場合、2019年6月30日に脱退が可能になる。
それでも日本は脱退後も、いくつかの国際法による制約を受ける。
国連海洋法条約は締結国に対し、クジラの保護に関する協力を「その保存、管理及び研究のために適当な国際機関を通じて」行うよう義務付けている。
条文は具体的にどの国際機関を指すのかは示していない。

日本政府は、別の国際機関設立を試みる可能性がある。
その場合、十分な数の加盟国を得ることが条件になる。
もしくは、すでにある海洋資源管理の国際機関、北大西洋海産哺乳動物委員会(NAMMCO)に加盟する選択肢もある。
NAMMCOはIWCの小規模版のような、捕鯨支持国の集団だ。
IWCにいら立ちを募らせたノルウェー、アイスランド、グリーンランド、フェロー諸島が発足させた。

■そもそも日本は捕鯨を止めていないのでは

その通り。
日本は過去30年間、捕鯨を続けている。
ただし、IWCによる禁止措置の例外として許可された科学研究計画としての活動だ。
これについては、事実上の商業捕鯨を偽装した慣行だとの批判もある。
現在、日本は毎年300頭から400頭のクジラを捕獲している。
IWCが日本の調査捕鯨を例外としたことで、クジラは科学研究目的で捕獲可能になり、その後、消費用のクジラ肉販売も可能になった。
日本は毎年、約200頭から1200頭のクジラを捕獲してきた。
どの鯨種が絶滅の危機にあり、どの種はそうでないのか、生息数を調査するのが目的と日本政府は主張している。

■IWCはなぜ合意できなかったのか

商業捕鯨モラトリアムの撤回と、持続可能な捕獲枠に関する合意の維持を、日本政府は繰り返し試みてきた。
直近では、今年9月にブラジルで行われたIWC総会でも同様の提案をした。
日本は「持続的捕鯨委員会」の設立と「資源が豊富な鯨類資源/鯨種の」持続的な捕獲枠の設定などの対策を一括提案した。
提案は加盟国の投票で否決された。

そのため日本はもはやIWCの規則に制約されないよう、IWCを脱退するつもりではないかと、これまで取りざたされていた。

(英語記事 Japan whale hunting: Commercial whaling to restart in July)







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2018年12月22日土曜日

はだしウォーキング(7):ゴールドコーストの雹

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●ゴールドコーストの雹(1)

 朝方の散歩によって目標の3,000キロにあと55kmとなっている。
 年内残り9日なら楽に達成可能な範囲である。
 だが、北の方にサイクロン(タイフーン)があってその影響でゴールドコーストの気候も安定していない。
 一回の歩きは5kmとしているが、昨日の午後はそれができず、今日の朝方の散歩でその埋め合わせをしている。
 今日も同じような案配なので、早目のスタートとしたが、どうも空模様がよくない。
 傘を持って出てはいるが、降られないにこしたことはない
 やめて帰ろうと一度戻ったが、気をとりなおして「ええ、ママヨ」で行けるところまで行くことにする。
 1キロ過ぎで「これは、ムリだ」となり、目標を3kmにして早めに切り上げることにする。
 嵐である。
 雨はないが突風が浮き荒れている。
 帽子の締め込みを強くして、吹き飛ばされないようにする。
 2km過ぎで空は真っ暗になり、雷がうなりを響かせて落ち始める。
 有難いことに雨はまばらである。
 遊歩道を終えて一般歩道に入って、あと4分ほどで家につく。
 周囲はもう嵐模様一色である。
 家に着く。
 入ったとたんに、強雨が襲ってきた。
 本当のワンタイミングである。
 風呂場で足を洗っていたら、突然大きな音が断続的に聞こえてきた。
 なんだ、なんだである。
 何が起った。
 急いで外を見る。
 雹(ヒョウ)である。
 飴玉ほどの雹が屋根瓦をゴンゴン叩いているのである。
 すごい。
 日本では雹に会うというのはなかった。
 こちらにきて、気象条件の違いに驚いたことがいくつかある。
 その’一つがこの雹の存在である。
 年に一度ほどある。
 日本ではみたことのないシロモノものである。
 でも最近は世界中が激甚気象のせいで街中でも雹に出会うことがあるとか。
 
 こんなのに逃げ場のない遊歩道で出会ったら悲劇である。
 傘を持っていてもどうなるのだろうか。
 ほんのわずかの差で逃れた、ということなのであろう。


● ゴールドコーストの雹(2)

 雹と霰の違いについて検索してみた。
 私自身もこの違いについて知らなかった。
 同じものだと思っていた。


お天気.com
https://hp.otenki.com/495/

ひょう(雹)とあられ(霰)の違い

ひょう(雹)とあられ(霰)の違いはその大きさによって区別されます。

ひょう(雹)は直径5ミリ以上の氷の粒が大きくなった氷の塊で、氷の粒が積乱雲の中で上昇・下降を繰り返して大きくなり、ある程度の重さになると落下していきます。
あられ(霰)は直径5ミリ未満の氷の粒です。

ひょう(雹)は5~6月や10月など春や秋に降る事が多いようです。
真夏は気温が高いため雨となったり、雲が氷の粒ではなく水の粒になっている事が多いため、あまりひょう(雹)は降りません。
冬は積乱雲が他の季節に比べ発達しにくく、気温が低いため直径5ミリ未満のあられ(霰)になってしまうため、冬もあまり降らない季節です。

ひょう(雹)の大きさはゴルフボール程度から場合によっては野球ボールほどの大きさのものまであり、農作物やビニールハウスに被害を及ぼします(ひょう害)。

ひょう(雹)・・・雲(積乱雲)から降る直径5ミリ以上の氷塊
あられ(霰)・・・雲から降る直径5ミリ未満の氷の粒


 「5mm」の区分があるようで、今日のはやはり雹であろう。

 さて、今夕は3km歩いたことになるので、3000キロまであと52kmということになった。
 順調にいけばあと5日あれば達成されることになる。


【翌朝】
 昨夕の埋め合わせで7kmを予定していた。
 でも、とんでもない話である。
 昨日の雹嵐で遊歩道には枯れ葉、折れた細枝、木の芽や樹皮、小さな木の実などいろいろなものが落ちている。
 はだしで歩くには大いに難がある。



 4kmは歩いたがそれ以上は歩く気にはならず、やめてしまった。
 この路面の雑物が消えるまで少々時間がかかるだろう。
 あと5日での達成は危ういが、年内には問題なかろうと思う。
 残り48kmである。



 天候が安定しないので午後は早目に出た。
 コースは荒れていない500m区間で、往復すると1kmになる遊歩道を使う。
 ここを繰り返して往復するという考えである。
 遊歩道の脇に樹木があるとどうして天候の加減で路面に不要物が落ち広がる。
 この区間は樹木がほとんどない。
 ということは陽射しがマジにきついということでもある。
 盛夏時の昼時は歩くのをお断りしたい場所ともいえる。
 昨夕、雹が降ったように気温はクールダウンしていて、かつ強い風が吹いていて、今日は歩くのに支障はない。
 なを、この500m区間ははだしランニングにも使ったコースでもある。
 最終的に6往復半して、この区間への行き帰りを加えて7kmを消化できた。
 残りはあと41kmとなった。
 ということは算術的には4日あればいい。




【後日】

NICHIGO PRESS 2019年2月号

  「6.7億ドル」といえば「1ドル=80円」とすると「536億円」になる。


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2018年12月19日水曜日

12kmリタイヤ:1時間33分17秒 キロ7分46秒

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● 12km1時間33分17秒=キロ7分46秒

  足に鉛が貼りついたように重い。
 5kmでリタイヤする。
 しかし5kmでリタイヤすると、今週もう一度走らねばならない。
 これはきつい。
 この5kmは7分37秒で7分半を越えている。
 それほどに足が動かない。
 5kmポイントからスタートポイントまでは3キロ弱あるので、転んだときなどは戦意喪失で歩いたり走ったりで帰ってくることになる。
 今日は転んだわけではないので、ゆっくりゆっくり走って帰る。
 リタイヤしたあとも走っていることになる。
 形の上では5kmのリタイヤはとり消されたことになる。

 10kmまでゆっくりと走る。
 5kmから10kmの5kmはちょうどキロ8分である。
 5キロの距離を8分で走ったというのは珍しいことになる。
 走っているのだか速歩しているのかわからないほどである。
 10kmポイントからはゴールまでわずかであるが、足はダメだが体は余裕なので12kmリタイヤとする。

【 12月19日 12km 1時間33分17秒 キロ7分46秒
5km    38:06      38:06
10km    40:02    1:18:08
12km     15:09    1:33:17

 帰りの車のなかで気分が悪くなったり、シャワーを浴びたら動けなくなったり、下痢に襲われたりで、体調が悪すぎる。
 10月初めに5キロ転倒でリタイヤしたことをきっかけに以降、いろいろとアクシデントが多く心的生活が安定していない。
 12月も残すところあと1回である。
 そろそろ、下降ラインから抜け出したいものである。
 これが、最後のアクシデントとなってくれればいいのだが。


● 体重は45kgで変わらず、体重計がへたっているのか?





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2018年12月12日水曜日

17km走=1:56:48、意識が飛んでいるみたい

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● ボタンの押しミスがあって’、表示より「6分」減じたタイムが正しい

 ストップウオッチのボタンの押し間違いで5kmはとれなかった。
 10キロまでは相変わらずペースが上がらない。
 
【 12月12日 17km 1時間56分48秒 キロ6分52秒
5km    ------
10km    --:--     1:11:04
15km    32:56    1:44:00
17km    12:48    1:56:48


【 12月05日 17km 1時間56分48秒 キロ6分49秒
5km    36:17      36:17
10km    33:47    1:10:04
15km    32:23    1:42:27
17km    13:34    1:56:01

 今回は何か散漫で集中力がなかった。
 時計ボタンの操作ミスを2回している。
 やはり歳かな。
 意識が飛んでいるような感じである。

 帰ってきて体重を計ったらやはり45kgである。





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2018年12月5日水曜日

17km走=1:56:01 体重45kg って本当?

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  5kmを36分で行きたいと思っているのだが、なかなか体が動いてくれない。
 10kmまでの5kmスプリットは35分、15kmまでは34分、そしてラストの2kmを7分切りでいかれれば、トータルで1時間59分を切れるという考えである。

 10kmを1時間10分で通過したので、この時点で1分の貯金ができる。
 この通貨は前回とほぼ同じタイムである。

 15kmまでは前回よりいい。
 これははじめの4キロの間が追い風であったためである。
 でも15kmまでの1キロは南風で強い向かい風になる。
 この区間なんとかキロ6分半の32分30秒で行きたくて、頭を下げ、深く帽子をかぶり、足元のみを見て走った。
 3,4mくらいしか先は見えていない。
 突然、黒ずくめの人物の足元が目に入ってきた。
 危うくぶつかりそうになったが、何とかぎりぎりで交わした。
 振り返ってみると、若い女性で、遊歩道の真ん中に止まってスマホを操作している。
 怖いな、こういうのは。

 ラストの3kmは抜かい風で、とくに最後の1kmは内海沿いの護岸歩道である。
 15---16kmは6分41秒、そして16---17kmは6分53秒で7分切りギリギリである。
 トータル的にはキロ6分49秒で、6分50秒を切れた。

【 12月05日 17km 1時間56分01秒 キロ6分49秒
5km    36:17      36:17
10km    33:47    1:10:04
15km    32:23    1:42:27
17km    13:34    1:56:01


【 11月27日 17km 1時間56分51秒 キロ6分53秒
5km    36:02      36:02
10km    34:00    1:10:02
15km    33:30    1:43:32
17km    13:19    1:56:51

 風呂に入る前に体重を計った。
 「45 kg」と出た。
 前回は47kgだったら、ランニングの後なら46kgくらいだろうと思っていたのだが、45kgは大いに意外であった。
 過去に45kgなんで体重あっただろうか。
 体重計を買うべきか、悩んでいる。
 新しい体重計でもデータが同じだったら、ただのムダになるだけである。
 



【南の島の 2018】


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2018年11月29日木曜日

●アジア系には家を貸したくない(豪・人種差別調査)

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ニューズウイーク 2018年11月28日(水)19時00分
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/11/post-11349.php

アジア系には家を貸したくない(豪・人種差別調査)
Asians out! Not in this suburb. Not in this apartment
アラナ・カンプ(ウェスタンシドニー大学研究フェロー)他

<アジア系オーストラリア人は家探しで人種差別を受ける割合が高いことがわかった。
住宅差別は、健康や雇用、移動、教育などすべての格差の元凶になる。
速やかな是正が望まれる>

オーストラリアで家を探すなら、不公平を覚悟したほうがいい。
われわれが行った最近の研究で、「人種」が重要な意味を持つことが明らかになった。
多くのオーストラリア人は人種差別と文化の違いによる差別を経験している。

アジア系ではとくに顕著だ。
彼らは日常生活のあらゆる場面で人種差別を経験するのだが、家を賃貸または購入するときはとくにひどい。

■オーストラリア生まれでも

オーストラリア人6001名を対象に2015~2016年に実施したインターネット調査で、われわれはオーストラリアにおける人種差別的な意識や経験の幅を測定。
出生地や家庭で話す言語が、人種差別にどれほど影響を与えるかを検証した。

その結果、本人が外国生まれ、または両親が外国生まれで家庭で英語以外の言語を話している場合、ほかのオーストラリア人より人種差別を受ける頻度が増えることが明らかになった。
人種差別は職場や学校、ショッピングセンター、公共スペースやインターネットなど、さまざまな場面で行われる。

アジア出身の回答者は、日常的に人種差別を受ける割合がほかのオーストラリア人の2倍に上った。
アジア系オーストラリア人は84%が人種差別を経験している。

両親がアジア出身で本人はオーストラリア生まれの場合でも、人種差別を受ける割合は同じく高かった(86%)。

家庭でアジア系の言語を話している場合も、人種差別を受ける割合が高い。
とくに南アジアと東アジアの言語を話す人は差別される割合が85%、88%と高い。
これに対して、西南/中央アジアや東南アジアの言語を話す人はそれぞれ79%と78%で、英語以外の言語を話すほかの人種と同程度だった。

■アジア系を標的にした住宅差別

1990年代の豪南東部ニューサウスウェールズ州と北東部クイーンズランド州を調査した研究結果によれば、住宅を賃貸または購入する際に人種差別を経験したと回答したオーストラリア人の割合は6.4%だった。
われわれが実施したインターネット調査では、その割合が急増していた。
近年では、オーストラリア人の24%が住宅差別を経験していた。

アジア系オーストラリア人は自分たちが住宅差別の標的にされていると感じている。
回答したアジア出身のオーストラリア人のほぼ10人に6人(59%)が家探しの際に人種差別を受けていた。
アジア系以外の人ではその割合はわずか19%だった。

アジア出身の回答者は、住宅差別が多いと答える割合も高かった。
うち13%が差別される回数は「多い」「非常に多い」と回答した。
その割合はアジア以外の外国で生まれたオーストラリア人の平均より3倍以上高かった。
住宅差別の被害を受ける頻度が特に高かったのは、北東アジア(15%)および南/中央アジア(16%)生まれの人々だった。
東南アジア生まれだと、わずか9%だった。

調査では、両親が2人ともアジア出身の場合は住宅差別を受ける割合が極め高い(44%)ことも分かった。
同様に、家庭で英語以外の言語(特にアジア系の言語)を話す人もその割合が高かった(45%)。

南アジア言語(ヒンディー語、タミル語、シンハラ語など)を話す人は住宅差別を受ける割合が跳ね上がり、63%だった。
東アジア言語(中国語、日本語、韓国語)を話す人だと55%、英語しか話さない人だとわずか19%だった。

■強まる反中感情

これらの調査結果が示すのは、アジア系オーストラリア人による空間の取得や占有が、アングロサクソン系オーストラリア人に対する脅威と見られていることだ。
また不動産の仲介業者や所有者の多くが、アジア系の客は怪しい、客として質が劣るという偏見を持っている。
まるで、アジア人は生物学的に劣っていると信じられていた植民地時代のようだ。

チャイナタウンへの嫌がらせや、シドニー近郊のカブラマッタやメルボルン近郊のリッチモンドに中国系ベトナム人が大量移民してきたことに対する反発の背景には、アジア系は邪悪で不潔で無秩序だ、というステレオタイプの影響がある。

中国嫌いも強まっている。
不動産投資や政党への巨額献金、大学に対する影響力拡大、農地や鉱山の買占めなど、中国人が何か目立つことをすると反発が起きる。
中国政府の影響力拡大や地政学上の懸念、中国国内の人権抑圧という背景もそれを助長する。
今は議論を通り越して煽情的な言論や過剰反応を引き起こし、中国系住民に対する敵意に変わりつつある。

■当局は人種差別禁止の法を執行せよ

住宅のように暮らしに欠かせない市場から特定の人種を排除すれば、埋めがたい格差が生まれる恐れがある。
それは健康や雇用、移動や教育などにも影響する。
人種隔離や世代間格差など、社会全体の問題に発展する恐れもある。

オーストラリアには、住宅を含むモノやサービスの利用における人種差別を禁じる法律がある。
今回の研究結果から、住宅差別は特定の人種、とりわけアジア系で深刻であることが分かった。
目に見える不平等に対し、当局の対応が望まれる。

(翻訳:河原里香)

You can find other articles in the series here.The Conversation
Alanna Kamp, Postdoctoral Research Fellow in Australian Cultural Geography, Western Sydney University; Ana-Maria Bliuc, Senior Lecturer in Social Psychology, Western Sydney University; Kathleen Blair, PhD Candidate, School of Social Sciences and Psychology, Western Sydney University, and Kevin Dunn, Dean of the School of Social Science and Psychology, Western Sydney University

This article is republished from The Conversation under a Creative Commons license. Read the original article.






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2018年11月28日水曜日

17km走=1:56:54 この11月のタイムは昨年より30秒遅い

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いつもはおおよそ10km手前くらいから体と足が動き始めるが、今日は意図的に7キロ半あたりから上げていった。
 よって10kmまでの5kmスプリットはよかったが、その反動で次の15kmまででガクンと沈んだ。
 トータルの17kmはほぼ前回と同じで、たった3秒のちがいでしかない。

【 11月27日 17km 1時間56分51秒 キロ6分53秒
5km    36:02      36:02
10km    34:00    1:10:02
15km    33:30    1:43:32
17km    13:19    1:56:51

【 11月23日 17km 1時間56分54秒 キロ6分53秒
5km    36:05      36:05
10km    35:37    1:11:42
15km    32:27    1:44:09
17km    12:45    1:56:54


【 11月14日 17km 1時間58分35秒 キロ6分59秒
5km    36:07      36:07
10km    35:21    1:11:28
15km    33:59    1:45:27
17km    13:08    1:58:35

 この11月はリタイヤを除くと3回走っている。
 タイムは上のようである。
 これを昨年の11月と比べてみる。
 昨年は「16km走」で、5回走っている。
 キロ当たりではつぎのようになる。
 「6分28秒」「6:29」「6:26」「6:18」「6:29」
 6分30秒を超えることは一件もない。
 今年は
 「6分59秒」「6:53」「6:53」
であり、比較すると昨年より平均30秒遅い
 理由は天候のせい?
 いや、80%で歳のせいだ。
 老いた、ということだろう。



【南の島の 2018】


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2018年11月26日月曜日

アニメ「ツルネ」:初めてみた和弓のアニメ

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● アニメ「ルルネ」

 スポーツを題材にしたアニメは実に多い。
 野球、サッカー、柔道、空手などきりがない。
 最近ではビーチバレーにバドミントンまでアニメ化されている。
 しかし、過去にアニメの題材にならなかったスポーツもある。
 その一つが弓道(和弓)。
 「ツルネ」というアニメははじめての和弓ものではないだろうか。
 私の若いころは時代が時代だったので、部活などまったくしなかった。
 子どもの草野球を除けば、高校でスケートを、社会人になってスキーをやったが、これらはあくまでレジャーであり、冬場のお楽しみみたいなものであった。
 本格的にやったのは和弓。
 近くの市民センターへ行って、中年でもできる古武道はなにかないかと探していた。
 本当は薙刀をやりたかったのだが、そのころ薙刀は女子専用で男子は入れなかった。
 ちなみに男子で最初に薙刀の初段をとったのはオーストラリア人である。
 日本の文化の喧伝のためにという理由付けがあった。
 今はもう男子の入門も許可されているが。
 そこで選んだのが弓道である。
 4年ほど打ち込んで三段までいった。
 そこで移住とあいなった。
 ゴールドコーストには弓道クラブあるいは弓道場はない。
 アーチェリーならある。
 四半世紀の昔のことで今は袴もつけられないし、弦を弓にかけることもできない。
 持ってきた弓は、おそらくもう強くて引けないだろう。


    
 ● 日本からもってきたものだが使っていないし、もうつかえない。
 
 アニメに出てくるのは「弓返り」のシーン。
 弓返りとは矢を放ったとき弓がその反動でくるりと弓が回転することである。
 言葉では説明しにくいので下の動画を見てください。

youtubeより







 私もどうしても弓返りができなかったことがある。
 言われたとおりにやっているのだが、どうにも弓が回転しない。
 悩んで悩んで得た結論は「教え方が悪い」である。
 どうも和風ものは練習量主義になることが多い。
 このアニメにもそれが出ている。
 ちなみに弓返りの方法を理論的に説明すると以下になる。

1]:弓は握らない。
2]:握らないから弓はズルリと手の中から落ちてしまう。
3]:これではまずいから、小指の指平で軽く落ちない程度に押さえる。
   ほかに指はただ弓に触れているだけ、まったく握っていない。
   その程度の状態で十分である。
   しっかり握ったら弓は絶対に返らない。
   これが第一段階。
4]:弦はひかない。
   引き分けた状態で右腕を止める。
   力は入れないで、弦が離れないように止めた位置に置いたままにする。
   つまり右腕は何もしない。
5]:弦を引かない代わりに左腕で弓をひと押しする。
   普通に押すと当然腕に力が入り、その力を受ける形になり肩が上がる。
   「肩の上り」が最大の欠点になる。
   肩を下げて、弓を押す。
   この状態を曰く「自然体」。
   これが難しい。
   腕で弓を押すのではなく腕を伸ばす形にもっていくことが必要。
   隙間にモノを落としたとき、拾おうとして腕を伸ばして伸ばし続けることがある。
   伸びない腕をさらに伸ばすのである。
   この感覚に似ている。
   といっても言葉でいうのは簡単だが実際やってみると、なかなか大変である。
6]:弓は手前右角を左親指の内側付け根に当てる感じとし、左腕を伸ばすと自然に左親指はグーンとまっすぐ前へ進む(伸びる)形になる。
   この結果、弓の右側にストレスが’かかり、わずかだがねじれる感じになる。
   親指を伸ばすとき親指と腕は最短の一直線になろうして左側にわずか手首を軸に回る形になる。
7]:ここで矢を射ると、かかったねじれで弓は時計とは反対の方向に弓が回転を起こす。
   これが弓返りである。
   なぜ弓返りが発生するのかを理論的に教えてくれる人は、私の周りにはいなかったので、我流で説明してみた。 

 昔の思い出でつい書いてしまった。
 昔のことなど思い出しながらこのアニメを見ている。
 でももう私自身が弓を引くことはないだろう。
 というより、もう引けないないだろう。
 弓をベースにしたテレビ映画には、綾瀬はるかの主演だった高校弓道部のものがあった。
 それ以外には記憶にない。
 あまり動きのないスポーツなので動画にはしにくいのだろう。
 


 なを、教本には弓返りについては何も書かれていない。
 教本通りの射をすれば弓帰りは自然と発生するもの、という解釈であろう。
 


 






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2018年11月24日土曜日

17km走=1:56:54 まったく期待していなかったのによく走れた!

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4時過ぎに目が覚めたので、とりあえず走りにいくことにした。
 一昨日の苦いリタイヤがあるので、ほとんど期待していない。
 走れたらめっけものだし、ダメなら今週は休みにするつもりである。
 ゆっくり入る。
 股関節の痛みはない。
 5kmくらいまでは足や体が重たく切れがないというのがこれまでであるが、今日は「苦しい」という感覚の方が強い。
 5kmは「36分05秒」でキロ7分15秒ほどである。
 7分半くらいかかったかなと思っていたので、悪くはない。

 10kmまでは「35分37秒」でキロ7分07秒でよくなっている。
 この調子なら17kmは走り切れそうな予感がする。
 10kmの総合タイムは「1:11:42」だから、キロ7分だと1時間10分だから1分42秒ほど遅れている。
 10kmあたりで体と足がランニングに慣れてくるのだろう前半の10kmより後半の7kmの方が確実にスピードアップする。
 2分以内の遅れなら後半で取り戻せる。
 前半はパークランドの中を走るのだが、ここは目先がころころ変わるコースで気分転換にはもってこいだが、走りからいうと走りにくい。
 後半のコースはどちらかというと風景は単調で見るモノもなく、走りに専念できるというメリットがある。

 案の定、15kmまでの5kmは「32分27秒」である。
 キロで6分30秒である。
 これはすごい。
 一気に上がった。
 これにより1分42秒というハンデを楽に消化して、逆に50秒ほどの貯金を作ることになった。
 前半が遅かっただけに体に余裕があるのかもしれない。

 17kmを「1時間56分54秒」で、キロ7分での1時間59分と比べると、2分も速い。
 先週とくらべても十分にいい。
 今日は走り出したときの気分とは裏腹に、まさに上出来すぎる出来ということになる。

【 11月23日 17km 1時間56分54秒 キロ6分53秒
5km    36:05      36:05
10km    35:37    1:11:42
15km    32:27    1:44:09
17km    12:45    1:56:54


【 11月14日 17km 1時間58分35秒 キロ6分59秒
5km    36:07      36:07
10km    35:21    1:11:28
15km    33:59    1:45:27
17km    13:08    1:58:35







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2018年11月22日木曜日

● 中国のマラソン事情:ルールを知らない主催者とボランテイアというつけあがる愚民たち

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Record china配信日時:2018年11月22日(木) 14時50分
https://www.recordchina.co.jp/b663994-s0-c50-d0135.html

中国震撼!
日本の大学生100人以上、ハーフマラソンで中国陸上選手の最高記録上回る―中国メディア

2018年11月20日、騰訊体育は、日本のハーフマラソン大会に出場した大学生の多くが、今年の中国最高記録よりも早いタイムでゴールする現象が今年も発生したと報じた。 

記事は
「2016年、日本の上尾ハーフマラソンに出場した361人が1時間10分が切り、そのうち197人が1時間6分を切るタイムでゴールして中国のマラソン界を震撼させた。
そして、今年の同大会でも大学生108人が1時間5分、172人が1時間6分、238人が1時間7分を切るタイムでゴールした」とし、
「今年の中国のハーフマラソン最高記録は、1時間5分58秒で、同大会のタイムと比べると173位となる成績だ」
と紹介した。 

また、ハーフマラソンのみならず、フルマラソンでも「日中両国の差は非常に大きい」とし、「10月のシカゴマラソンで大迫傑が2時間5分50秒のアジア記録を打ち出したほか、今年に入って2時間10分を切った日本人選手が15人いる」と説明。
一方、中国の今年の最高記録は2時間14分16秒に留まっているとのこと。 

記事は、日本にマラソンの実力者が中国とは比べ物にならないほど存在する理由として「日本ではマラソン文化が深く根付いていて、至るところにマラソン愛好者がいる。
そして、小学校では毎年冬にマラソントレーニングが行われており、持久走大会が鍛錬の一部になっている」
と解説している。 

そして、
「中国人の健康意識向上に伴い、マラソンも中国で人気のスポーツの1つになるだろう。
しかし、マラソン分野における日本との差を埋めるには、一歩一歩進んで行かなければならない」
と論じている。



Record china配信日時:2018年11月22日(木) 11時10分
https://www.recordchina.co.jp/b664018-s0-c50-d0145.html

「国旗騒動」だけじゃない!
中国マラソン大会で増える問題行為
=「代走」や「ショートカット」も―中国メディア

2018年11月20日、中国新聞網は18日蘇州マラソン大会で中国の選手が国旗を投げ捨てた行為で騒動となったことを受けて「中国のマラソン大会全体で問題行為が増えている」と伝えた。 

記事はまず、18日の蘇州マラソン大会で、ゴール直前でアフリカ人選手とトップ争いを繰り広げていた中国の何引麗(ハー・インリー)選手が、ボランティアに渡された国旗を投げ捨てた行為が物議を醸したことを紹介。
一部で選手に対する批判の声も上がったが、「徐々に、『ゴール間際に国旗を渡す』という取り決めをしていた大会運営側への批判が高まった」としている。 

その上で、今回の騒動は「氷山の一角」であるとし、中国国内のマラソン大会の急増(2010年から2017年の間に大会数は13から500へ増加)とともに大会中の問題行為も増えていることを紹介。
例えば2016年の深センで行われた大会では、女子の部の上位10人の中に男性が2人交ざっていたという。
こうした「代走」は、ほかの会場でも起きていると記事は指摘した。 

また、2017年の上海での大会では、あるランナーが別のコースを通って完走した。
このランナーは後に記録を取り消され、2年間同大会への出場を禁止されたという。
このほか、ドーピングやコースを外れてショートカットを行うなどの行為が発生している。
時間測定システムとGPSの位置情報システムが一体となった「計測タグ」のすり替えも多くの選手の「ショートカット」手段となっているという。
技術の進歩により、こういった不正行為も明るみに出てきているようだ。 

記事はまた、普段走ることに慣れていない人がマラソン中に突然死したケースが2015年から2017年の間14件も発生したとし、大会の前からしっかり準備を整えることも重要と指摘。 

このほか、大会主催者側のスポンサー管理体制が甘く「資金不足」を招き、入賞者に賞金を支払えない例もあるといい、ある大会では入賞者に半年以上賞金が支払われず、ついには政府が20万元(約326万円)を立て替えたという。
同様のケースは相次いでおり、賞金が支払われない問題を解決する専門集団まで出現していると伝えられている。 

記事は、こういった問題が相次ぐ背景を、マラソン大会は年に1度開催されるため、管理団体の人間も普段は別の仕事に従事し、その道のエキスパートでないことが関係していると分析している。 

記事は最後に、2018年に入って以降、不正行為を厳しく罰する団体が増えてきており、長春マラソン大会では不正をした19人が記録の取り消しと2年間の大会出場禁止処分となったと紹介。
「大会の参加者と管理者双方の『質』を高めていくことが、中国のマラソン大会を『国際化』させる鍵である」と論じた。



Record china配信日時:2018年11月21日(水) 7時40分
https://www.recordchina.co.jp/b663717-s0-c30-d0052.html

マラソンの国旗投げ捨て騒動が映し出す、中国人のルール意識の希薄さ―中国紙

18日に江蘇省蘇州市で行われた女子マラソン大会のレース中に、中国選手に中国国旗が手渡された問題について、新京報は20日、スポーツコンサルタント会社「関鍵之道」の張慶(ジャン・チン)総裁による論評記事を掲載した。 

同大会に出場していた中国の何引麗(ハー・インリー)は、ゴールまで残り数百メートルというところでアフリカ人選手とトップを争っていた。
すると、突然コース脇にいたボランティアが何に近づき、中国国旗を差し出した。
何はこれを受け取らなかったが、その先にいた別の人物が再び国旗を差し出した。
何は受け取ったもののペースを乱され失速。
やむなく国旗を路上に投げ捨てた。
何は結局2位となり、レース後には一部のファンから「国旗に対する不敬」を批判する声が上がった。 

この騒動を受け、張氏はまず、
「すべてのスポーツの基礎にはルール順守がある。
どんなに高尚な目的があっても、ルールの順守が前提となるべきだ」
と指摘。
ボランティアが国旗を渡すためにコースに進入したことについて、
「客観的に見て選手に対する妨害になった上、国際陸上競技連盟のルールでは、ゴールテープを持つ人物を除き、審判員でさえもコース内への進入は許されていない」
と解説した。
また、国旗を手渡した人物がアフリカ人選手の走路も妨害していたことを指摘し、
「ボランティアの行動を支持するいわゆる『愛国者』は都合よく解釈して、この点は見て見ぬふりをするのだろうか?」
と疑問を投げ掛けた。 

続いて、中国人選手の中でトップでゴールする選手は国旗を肩にかけるというのが同大会の慣例だったと一部メディアが報じたことについて、
「国旗をまとってゴールすること自体は良いことだが、それはルールを尊重するという基礎の上になされなければならない」とし、
「選手が沿道に自ら駆け寄って国旗を受け取るのはもちろん問題ない。
しかし、ゴールする前にコース内に国旗を届けることは、許されない違反行為だ」
と論じた。 

その上で、
「なぜ私たちは都合よくルールを選択し、スポーツ本来の意義を忘れてしまうのか。
大きいことを言えば、私たちの文化に内在するもの。
現代スポーツに対する認識レベルと大きな関係がある。
小さいところでは、正にルール意識の希薄さだ」
と指摘。
そして、
「スポーツのルール、特にメジャースポーツのルールは世界に広く浸透している。
これらのルールを尊重することは、そのスポーツ自体の発展につながるだけでなく、国民の間にルール意識を確立することにも利する」
とした。 

さらに、
「ルール意識、契約精神は文明社会の土台だ。
いわゆる『愛国』の旗印の下で私利をむさぼり、ルールを破壊する行為を容認する個人や機関については、『愛国』の2文字はふさわしくないと言うしかない。
それは『愛国』ではなく『害国』と言っても過言ではない」
と厳しく指摘した。 

張氏は最後に、国旗を落とした何について
「理由を説明し、謝罪もした。それで十分だ。彼女を批判する人は、これ以上どうしたいというのか」
と苦言を呈し、
「ルールを無視する者は往々にして、ルールによる保護が必要な時に逆にルールに無視されることになるのだ」
と結んでいる。



Record china配信日時:2018年12月3日(月) 11時40分
https://www.recordchina.co.jp/b667477-s0-c50-d0052.html

中国のマラソン大会でまたまた国旗手渡し!
猛批判も「慣例」変わらず

中国のマラソン大会で、またしてもゴール間際のランナーに国旗が手渡された。
批判が相次ぐ中での同様の行為にネット世論もあきれている。 
12月2日に行われた南寧国際マラソンで、中国選手中トップの程乾育(チョン・ガンユー)は国旗を掲げながらゴールした。
国旗はゴールの数百メートル手前で、沿道にいたスタッフから手渡された。 

中国では最近、マラソン大会でゴール間際のランナーに国旗を手渡しする行為が物議を醸している。
発端は11月18日に蘇州市で行われた女子マラソンだ。
ゴールまで数百メートルというところでアフリカ人選手とデッドヒートを繰り広げる何引麗(ハー・インリー)に、コースに進入したボランティアが国旗を手渡した。
これによりペースを乱された何は失速。
その後、国旗を投げ捨てて追走したが、結局及ばなかった。 

後に中国のマラソン大会の規定で、中国選手の中でトップでゴールする選手は国旗を持ってゴールするという取り決めがなされていたことが発覚すると、中国国営メディアや専門家、ネット世論から批判が噴出する事態に。 

中国中央テレビ(CCTV)は、国旗を投げ捨てた何引麗を批判する声があることについて、
「一部のブロガーや自メディア(新興メディア)は、過度な道徳を押し付けているきらいがある。
 選手は試合の中でより良い成績を残してこそ、祖国の栄誉となる」
と論じ、スポーツコンサルタント会社の総裁を務める張慶(ジャン・チン)氏も
 「ゴールする前にコース内に国旗を届けることは許されない違反行為。
 ルールを破壊するのは『愛国』ではなく『害国』」
と断じた。
 22日には、中国陸上協会が国旗の手渡しを自粛するよう呼び掛ける文書を発表した。 

しかし、同様の行為は繰り返される。
蘇州マラソンから1週間後の25日に浙江省紹興市で開催された男子マラソン大会でまたしてもゴール間際のランナーに国旗が手渡された。
さらに1週間後の南寧での大会でも三たび発生。
この2大会では順位に影響はなかったようだが、中国メディアは
 「運営側のプロ意識の欠如を露呈しただけでなく、大会中の多くの慣例が形だけのショーになっていることを証明した。
 このようなショーに良いことはない」
と批判した。 

国営メディアや陸上協会の指摘や警告を「無視」して繰り返される慣例に、中国のネット世論もうんざりといった様子で
 「また同じ過ちを…」
 「間違いと知っていながらそれでもやる。小学生みたいだ」
 「脳みそのない愛国」
 「形式主義が骨の髄まで染みついているんだな」
などの声が並ぶ。
 また、中には
 「中国のマラソンの本質。それは、政府主導の政治的な功績、企業の広告宣伝、選手のSNS映え、(招待された)黒人選手の稼ぎ場所」
と鋭く指摘する声も上がった。 

マラソン大会では運営側の問題だけでなく、ランナーについてもショートカットや替え玉など大量の不正が発覚、処分される事態が相次いでいる。
中国のマラソンを巡る騒動は今後も尾を引きそうだ。




Record china配信日時:2018年11月28日(水) 22時20分
https://www.recordchina.co.jp/b666261-s0-c50-d0062.html

【動画】中国のハーフマラソン大会でショートカットなど不正行為が多発―中国


2018年11月27日、新浪新聞の微博アカウント・頭条新聞は、中国の大手動画アプリ・梨視頻の動画を掲載し、深セン市で行われたハーフマラソン大会でショートカットなど不正行為が数多く行われたと伝えた。 

広州省深セン市南山で25日に行われたハーフマラソン大会終了後、ネット上で大量の選手がショートカットする動画が掲載された。
他にも、替え玉やゼッケン偽造などの問題も発覚したという。
動画には、多くの選手がコース途中で道路中央の緑地帯を横切ってショートカットしている様子が映っている。 

大会組織委員会は梨視頻の取材に対し、「違反行為は確かに存在する。違反者の数があまりに多いため統計に時間がかかっているが、調査結果が出たら決して大目に見ることはしない」と語っている。 

これに対し、中国のネットユーザーから
「こんな健康的なスポーツでもインチキや小細工をするのか」
「マラソンとは自分との戦いだ。自分をだますのだから大したものだ」
などのコメントが寄せられた。
 また、「走りたくないなら走らなければいいのに」
「こんなことをする必要があるのだろうか。不正で良い順位になって意味があるのだろうか」
「SNSで写真を出すためにやっているのだろう」などの意見もあった。 

ほかにも、「ショートカットした人は体だけでなく道徳に問題がある」
「これは恥ずかしい」
「次はタクシーでゴールまで行けばいい」
などのコメントもあり、多くのネットユーザーがあきれた様子だった。


Record china配信日時:2018年11月29日(木) 21時40分
https://www.recordchina.co.jp/b560610-s0-c50-d0135.html

日本のランナーの実力に驚き―中国メディア

2018年11月28日、環球網は「日本のランナーの1万メートルの実力に驚き」と題する記事を掲載。
このほど日本各地で行われた陸上競技記録会の男子1万メートルで、18人が28分以内、115人が19分以内に入ったことを伝えた。 

先週末、日本各地で陸上競技の記録会が行われ、男子1万メートルでは好記録を残す選手が続出した。
今年のジャカルタ・アジア大会男子3000メートル障害で銅メダルを獲得した塩尻和也は23日に順天堂大学で行われた記録会で28分58秒16の記録を出し、特にラスト1周は58秒という驚異的なタイムをマークした。 

また、シカゴマラソンで日本最高記録を更新した大迫傑は、24日に東京・町田市の法政大学で行われた記録会に出場、28分33秒92でゴールした。
しかも、大迫と同じ組で走った選手のうち、4人が28分の大台をマークしている。
24日に関東学生陸上競技連盟主催の1万メートル記録挑戦競技会では、青山学院大学の吉田圭太が28分27秒40で優勝した。 

今年のアジアにおける男子1万メートルの最高記録は、バーレーンの選手が6月に出した27分38秒16。
国際陸連が認定した日本人選手の今季最高記録は、23歳の田村和希が7月に日本国内で出した27分58秒35となっている。 

一方、記事によると、今季の中国人最高記録は彭建華(ポン・ジエンホア)が出した29分17秒98で、アジア全体で137位。
なお、彭を上回る記録の大部分は日本人選手が出したものだという。



Record china配信日時:2018年12月4日(火) 18時0分
https://www.recordchina.co.jp/b667963-s0-c50-d0054.html

中国のマラソン大会で騒動相次ぐ
=中国紙「マラソンブームよ冷静になれ」

2018年12月4日、中国広東省紙の南方日報は、中国で最近、マラソン大会をめぐって物議を醸す事態が相次いでいることに関連し、「中国のマラソンブームは少し冷静になるべき」とする記事を掲載した。 
記事はまず、江蘇省蘇州市で11月18日に行われた女子マラソン大会で、アフリカ人選手とデッドヒートを繰り広げる中国人選手に、コースに進入したボランティアが国旗を手渡したことを受け、大会規定をめぐって激しい議論が巻き起こり、中国陸上協会が同22日、国旗の手渡しを自粛するよう呼び掛ける文書を発表する事態に発展したこと、それから数日もたたないうちに、南寧市のマラソン大会でゴール間際の中国人ランナーにまた国旗が手渡されたこと、浙江省紹興市で行われたマラソン大会で、レース中に2度倒れて心配蘇生術を受けたランナーが、意識を取り戻すと再び走りだそうとして医療スタッフに止められる一幕があったこと、広東省深セン市で行われたハーフマラソン大会で、緑化帯を横切るショートカットなどの不正で最終的に258人もの選手が処分を受けたことなどを紹介した。 

その上で記事は、中国のマラソン大会でこうしたニュースが相次いでいることについて、
「その責任を大会運営側の未熟さに帰することはできる。
 だが一方で、中国では空前のマラソンブームが起きており、新しいことが正しい方向へ向かうために必ず通過する段階だと言うこともできる」
とした。 

記事によると、2017年に国家体育総局に登録されたマラソン大会は計1102レースで、参加者の規模は延べ498万人に達した。
2015年の全国のレース数は134、
14年はわずか51で、4年間で20倍余りに急増している。 

記事は、
「新しいことが爆発的に成長する際には、さまざまな問題を伴うものだ。マラソン大会で言えば、大会運営や管理の不備、過度の商業化、ルール無視などだ」とし、
「中国のマラソンブームは少し冷静になるべきだ」
「重い荷物を背負ったまま前へ進む中国のマラソン大会の負担を軽減してあげるべきだ」
などと主張した。


Record china配信日時:2018年12月8日(土) 11時30分
https://www.recordchina.co.jp/b668365-s0-c50-d0059.html

相次ぐ中国のマラソン騒動、「新しいことが必ず通過する段階」=中国メディア


●中国のマラソン大会で騒動が相次ぐ背景について、中国メディアは大会数の急増があると分析。大会運営関係者に猛省を促すとともに、「新しいことが正しい方向へ向かうために必ず通過する段階」との見方も示している。写真は中国のマラソン大会。

2018年12月7日、中国のマラソン大会でランナーの不正や大会スタッフの問題行為などの騒動が相次いでいる。
中国メディアは背景にマラソン大会の急増があると分析。
大会運営関係者に猛省を促すとともに、「新しいことが正しい方向へ向かうために必ず通過する段階」との見方も示している。 

中国広東省紙の南方日報によると、2017年に国家体育総局に登録されたマラソン大会は計1102レースで、参加者の規模は延べ498万人に達した。
2015年の全国のレース数は134、14年はわずか51。20倍余りに急増している。 

さらに国営新華社通信が伝えた「2018年全国陸上競技工作会議」の統計データによると、中国では11月2日までの時点で、参加者規模800人以上のマラソン・ロードレースと参加者規模300人以上のトレイルランニングレースが計1072回開催され、延べ530万人が参加した。 

こうした中、11月18日の蘇州マラソン大会でレース中の中国人選手にスタッフが国旗を渡したことが問題となったほか、11月25日に深セン市で行われたハーフマラソン大会では「集団ショートカット」が発生。
処分者は258人に上り、そのうち21人が大会から永久追放された。
同じ日の浙江省紹興市のマラソン大会では、レース中に2度倒れて心肺蘇生術を受けたランナーが意識を取り戻すと再び走りだそうとして医療スタッフに止められる一幕があった。 

南方日報は「一連の騒動の責任を大会運営側の未熟さに帰することはできる」とする一方で、「新しいことが正しい方向へ向かうために必ず通過する段階」と言及。
「新しいことが爆発的に成長する際には、さまざまな問題を伴うものだ。
 マラソン大会で言えば、大会運営や管理の不備、過度の商業化、ルール無視などだ」
などと“弁護”している。 

新京報は「国内マラソンの発展を阻むなかれ」と訴える記事を掲載。
「国内のマラソン大会で相次ぐ問題行為は熟考に値する。
 大会組織側の『非専門性』が大きな原因の一つだが、角度を変えて見ると『プロすぎる』面もある。
 それが示されるのが選手への国旗手渡しや写真撮影などだ。
 選手の利益や試合の規範性は忘れられている」
と指摘した。 

続発する不祥事には海外からも「極めて恥ずかしいこと」(米ワシントン・ポスト紙)などの批判が集まっている。
新浪体育は
「大会の数が急増するにつれ、中国マラソン大会は過度に密集化、商業化、コメディー化している。
選手が各種ブランド名の入った旗を持つ様子はいつもの光景となっている。
そうしたゆがんだ状況の中で、海外メディアは中国でのマラソンブームをやみくもに突っ走っていると形容している」
と自省の弁を述べている。





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2018年11月21日水曜日

たった500メートルでリタイヤ:最短記録を作る

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 現在日の出は4時45分頃である。
 その日の出をみながら走り始めたのだが。
 どうも体がおぼつかない。
 ときによろめくような感じに襲われる。
 そして右股関節のうち側に軽い痛みを感じる。
 どうする。
 どうするもない、気分的に走る気を失っている。
 まだ500メートルも行っていない。
 リタイヤ距離の新記録である。
 天気もいいし、日の出の風景もいい。
 散歩でもしてみるか、とはまったく考えなかった。
 「だめだ!」である。
 「老化ステージ・2」にどっぷり嵌っている。
 
 帰ってきてベッドにもぐりこむ。
 一年くらい前は朝方走ったあと、はだし散歩に出かけたが、最近は走った後の午前中はの散歩はやめている。
 今日は走っていないので、歩くことになるわけだが。
 6時半ころ目を覚まさす。
 いつものように7時に歩きにいく予定であるのだが。
 でも起きられない。
 また寝る。
 体に若干の異変が起きているのは分かっているが、さほどに大仰なものでもない。
 疲れか、その程度のものであろう。
 8時半に起きる。
 まだ寝られるが、無理にでも起きる。
 午前中歩きにいくにはこのくらいに起きておかねばならない。
 体はすっきりしない。
 歩きに行くべきか、やめるべきか、である。
 体の具合をみるために1時間ほどだらだらしていて、9時半過ぎに出かけた。
 もしダメならやめればいい。
 2キロでも3キロでも、行かれるところまでいこうというほとんどいい加減のやっつけで家を出る。

 このところサッツサッツと歩くことができない。
 ユックリでもなくチンタラチンタラである。
 足が動かないのである。
 今日も同じ。
 散歩というのは日頃運動に無縁の人がするもので「健康のために」という要素が強いので、健康アドバイザーの多くが速歩を進めている。
 体に負荷をかけることで健康維持を目指している。
 その説に沿うと、私の散歩は「ムダ・無意味」になる。
 せいぜいやらないよりは多少マシ程度になる。
 私のは健康のために散歩をするのではなく、どの程度の健康状態にあるのかを計るための散歩である。
 この時期だとこの時間の陽射しはきつい。
 今日は風があるので暑さは和らげられている。
 
 昨日、一年の節目を迎えたはだし散歩だが、なんとなく今日は歩いている。
 なんとなく歩き、なんとなく時間が過ぎ、なんとなく5kmを歩いてしまった。
 「老化ステージ・2」だが、プラプラ歩きには支障はないようだ。
 まあ、歩きに支障がでるようなら、もうこれはおお事になるが。
 5キロで1時間半近くかかってしまったが。 
 さて、今日のリタイヤということは明後日の再度の挑戦ということになるのか、それとも今週はヤメになるのか、その日がきてみないとわからない。

 夜、体重を計った。
 体重計にはめったにのらないのだが、今日はなんとなく計ってみた。
 「47kg」、これには驚愕した。
 ゼロ調整をして繰り返したが変わらない。
 なんでこんなに軽い。
 古い体重計なので少々ヘタッているということも考えられるのだが。
 私の体重はいつもは50kgから52kgの間を動いている。
 だいたい51kgが標準になっている。
 マラソン練習などで絞り込み、食事調整などをすると50kgを切ることはある。
 それでも49kgを下回ることはほとんどない。
 それがアッサリ47kgである。
 こんなことがありえるか?
 これ、何かおかしい!
 手元にある2リッターの箱酒を3本秤にかけてみたら6kgである。
 紙箱の重さは無視していいとおもうので、体重計はそこそこ正常に動作しているように思える。
 とする、実際に私の体重が減ったことになる。
 運動量が増えたわけでもなく、食事の量が減ったわけでもない。
 なのに51kgが47kgに減るというのは極端すぎないか。
 年をとると筋肉がそげ、骨が縮むというのはありふれた現象である。
 老人になると体が小さくなるというのは当たり前のことではあるが、こうも極端に出るものなのであろうか。
 出なくても小さい体がさらに小さくなるということである。  
 しかし、この数値は異常である。
 もし身長計があって、背丈が対応するように縮んだというのなら納得できるのだが。
 身近にそれはない。
 新しい体重計を買って計りなおしてみようかとも考えている。

 体が縮むということは、脳も縮むということである。
 スマホが届いて、息子に使い方をレクチャーしてもらっている。
 スマホは小さいのにパソコンレベルの機能が満載されている。
 形が小さいのに機能が大きいということは、その橋渡しをする操作方法は複雑化するしかない。
 とても覚えきれない。
 若い人なら問題なかろうが、脳が縮み始めた老人にとってこれは過酷である。
 必要なものだけ覚えて、あとの機能は捨てる、ということでしか対応できない。
 それでもオペレーションは大変である。
 慣れるしかないということだろうか。
 体重の変化は、確認しないといけないだろう。
  脳の大きさは計り様がない。


【ミジー対策?】

 部屋の中に本当に小さなムシが飛んでいる。
 普段なら気が付かないほどの小ささである。
 初めは目のなかに影のようなものが出る飛蚊症かと思ったが、そうではなく実際に虫が飛んでいる。
 ミジー(midge ミジ)である。
 下の写真で左が蚊、右が蠅、下がミジーである。


http://www.butox-info.com/ectoparasites/morphology-culicoides.asp

 サンドフライなので内海沿いにいる。
 ここは内海から2キロ離れているので、これまで出なかったのだが、昨年あたりから家の中で見かけるようになった。
 最初、なんだかわからなかったがあちこち刺されてミジーだと知れた。
 首筋、腕、足、腹などいろいろである。



 ミジーを寄せ付けない植物があるというので、それをもらってきた。
 枝の一切れなのだが、それをコップにさしておいたら、根が出てきた。
 そこでポットに植え替えて、せっせと水をやった。
 話によると、この植物から出る匂いをミジーが嫌って寄り付かないということらしい。
 たしかに若干の匂いがする。
 といっても注意して分かる程度の匂いだが、小さい図体のミジーには影響があるかもしれない。
 だがである。
 やっぱり、家のなかでときどき飛んでいる虫をみかける。
 どうみてもミジーである。
 人の話は話半分で聞いた方がいいのかもしれない。
 話半分でも、その分効けばそれにこしたことはない。
 さてこの植物の名前は知らないのだが写真のようになかなかきれいな花が咲く。
 これはめっけもののオマケである。
 これだけでもこの植物を育てる甲斐があるというものである。
 それでミジーが近づかないようになれば一石二鳥となるのだが。
 

 匂いの話だが移住してきたころ、こちらの女性のそばにいくのがきつかった。
 すごい匂いなのである。
 香水である。
 安物のハデハデ匂いの香水をぶちまけるようにかけている。
 すれ違うだけでその匂いが飛んできて気持ちが悪くなったほどである。
 よくあんなのに男性が黙っているのかと思ったほどである。
 こちらの人はそらく匂い音痴なのであろう。
 ほのかな香りを好む日本人には到底耐えられない臭さである。
 ところが最近、そんな女性に出会うことがひどくマレになった。
 時の流れとともにワールドワイド化して自制するようになったのかもしれない。
 資生堂をはじめとする日本化粧品メーカーも出店してきている。
 中国人の大量進出で習慣が変わってきたのかもしれない。
 中国女性は化粧しない。
 スッピンのまま外へ出ていく。
 香水などまるでない。
 香水はなくていいが、ファンデーションくらいはしろよ、と言いたくなるのだが。
 この地のアジア人は圧倒的に中国人だから、それが社会の慣習になりつつあるのかとも思う。
 
 匂いの話をもう一つ。
 息子はフォードに乗っている。
 この車、わずかに匂うのである。
 おそらくは接着剤の匂いではないかと思う。
 昔のことだが、娘は友達のお父さんの車に乗るのをひどく嫌ったことがある。
 フォードであった。
 娘はひどく匂いに敏感であったのである。
 いまの日本の接着剤にはまったく匂いがない。
 もし匂いがあったらおそらくその車は売れないだろう。
 もし、フォードとトヨタを乗り比べてどちらを選ぶかといえばトヨタである。
 その理由の一つに匂いを上げることができるかもしれない。
 そのせいではないだろうが、いまのままではフォードは日本では売れないだろう。

 本当かどうか知らないがミジーは網戸の網を通り向ける小ささともいわれている。
 オーストラリアというと、なんでも大きなものを想像する。
 「小さな島国日本と大きな島国オーストラリア」という対比が強烈に脳裏に刷り込まれているからである。
とすると、ミジーなどはこの通念の対極に位置することになる。
 ところがそうでもないのである。
 オーストラリアには日本では思いもよらない実に小さな生き物もたくさんいるのである。
 たとえばアリ。
 日本の住宅地には主にオオアリとコアリの2種類がいる。
 ここには小アリの1/3くらいの小さな蟻がいる。
 デジカメで撮るには小さすぎる。
 これが生活上の普通のアリになる。
 台所などには頻繁にいて、ここの人は食器についた蟻をふるい落としてそのまま使う。
 名前はしらないので「イエアリ」と呼んでいるが、砂糖など置き忘れると翌朝はビッシリである。
 ハチミツなどは格好の標的である。
 私の一日はジンジャー・レモン味の茶葉にハチミツを入れた紅茶を飲むことからはじまる。
 だが間違ってハチミツを出しっぱなしにするとハチミツが黒ミツに変わってしまう。
 よって、写真のように水の入った器に入れてアリを近づけないようにしておく。
 ちなみに小アリは日本と同じで外にいる。

 
 
 日本にはたくさんの種類のセミがいる。
 オーストラリアで普通にみるセミは1種類でツクツクボウシより少し小さめの、羽の透き通ったセミである。
 1種類だから、セミの声も1種類である。
 日本なら、ミンミン、アブラ、ニイニイ、オーシンツクツクと少なくとも4種類を聞くことができる。
 このセミにも極小版が存在するのである。
 それがこれ。



 右は人差し指である。
 自分の人差し指の指先を眺めてください。
 いかに小さいセミであるかわかるでしょう。
 初めてこのセミにあった時は、こんなセミもいるのかと「ホー」と感心したものである。
  
 話を戻すと、せっかく可憐な花が咲いたのだが、ときどき部屋の中でミジーを見ることがある。
 花の匂いの効力はどうなのだだろうか。
 移住してきた直後と比べると、長い生活でミジーへの抗体もできていて、刺されてもさほど痒みに悩まされることはなくなっているのだが。

【追】
 「NICHIGO PRESS」の12月号にミジーの記事が載っていた。

 

【参考】

飛蚊症ってどんな症状
「飛蚊症(ひぶんしょう)は心配ない」って、ホント?
中高年に起こりやすい目の障害のなかで、最も多くみられるのが「飛蚊症(ひぶんしょう)」です。
青空や白い壁などを見ているとき、目の前を小さな虫か糸くずのような影が動くように感じたことはありませんか。蚊が飛んでいるようにも見えることから、飛蚊症と呼ばれています。







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