2018年3月28日水曜日

21km走=2:23:48 キッド仕様シューズで走る、「転ばないシューズ」 

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● キッド仕様シューズでの21km今季初走り

 風は微風だが朝陽が強い。
 3キロすぎにはもう額に汗がびっしょり。
 終わった時にはシャツはぐしょぐしょだった。
 最低気温はまだ20度以上の予想であった。
 少し蒸し暑く、スカットした天気にはまだ遠いようだ。

 先週、21kmを走れたので今週は2回目になるが、今日はシューズをキッド仕様にしてテストしてみた。
 これまで5回キッドシューズに普通のランニングシュズの中敷きを入れて、二者の混合の組み合わせで走っている。
 今日は中敷きもキッド仕様(購入時の状態)にして走る。
 オールキッド仕様だとクッションがなく、まるで少しばかり豪華な運動靴で走っているような感じになる。
 なぜキッド仕様にこだわるかというと、クッションがない分、直に地面の接地感触が足に伝わり、転びにくいのである。
 これまでこの仕様で転んだことは一度もない。
 といっても、昨年レース前の練習で数回と本番で走っただけで、これがたまたま転ばなかっただけなのかもしれない。
 クッションがないだけ足は疲れる。
 でも、はだし散歩の効果もあるはずである。
 4,5,6月と3カ月でこのシューズとどれだけ折り合いがつけれるかである。
 
 21kmとは本番距離になるので、コモンウエルスゲームの関係で4月いっぱいコースが不安定なので、今日はいろいろコースを変えてタイム的なものを計ってみた。
 パークランド側で10km、レンフォックス公園からランドエンド側で11kmという距離設定で走ってみる。
 この境はパークランド北端のキャラバンパーク入口の信号になる。
 前回に続いて2回目になるので、キロ7分を切ることが目標になる。
 21kmだと「21km × 7分 = 2時間27分」ということになる。
 結果は 2時間23分48秒 であり目標達成である。
 前回より7分半縮めている。
 先週はあまりに風が強いという条件だったので、比較にはならないのだが。

【 3月28日 21km 2時間23分49秒 キロ6分51秒
5km    34:04      34:04
10km     34:01   1:08:05
15km     34:09   1:42:14
20km     34:25    2:16:39
21km    7:09    2:23:48

【 3月21日 21km 2時間31分22秒 キロ7分13秒
5km    36:12      36:12
10km    --:--
15km    1:11:11  1:47:23
20km    36:39    2:24:02
21km    7:20    2:31:22


【キッド仕様】
 「キッド仕様」というと大げさだが単に購入時状態のキッド(ジュニヤ)用ランニングシューズそのままをいう。
 これを普通のマラソンシューズ(大人用ランニングシューズ)と比較してみる。

1].キッドシューズは底が薄い。
 
● 左が普通のランニングシューズ、右がキッド用ランニングシューズ
 底ゴムが少し薄い。

2].底の仕上げは一般ランニング用は薄いクッション地を使っているが、キッド用は荒布地そのおままでクッションは全くない。

● 左が普通のランニングシューズで底地はクッション地(青色がそれ)である。
 右がキッド用ランニングシューズで荒布地(白色がそれ)でクッションはまったくない。

3].中敷きは一般用はそれなりの靴に合わせた形状のクッションゴムで作られているが、キッド用は薄地のクッションがペラっと1枚あるだけである。



● 中敷き比較


● 中敷きを入れた状態 

 まとめると、一般のマラソンシューズは十分なクッションに保護され、足に負担がかからないように作られている。
 まあそうでないと長い距離は走れない。
 一方、キッド仕様にはほとんどクッションがない。
 よって短い距離なら足が地面を叩くときの反力を利用して速く走れる。
 しかし、それだけ足に負担がかかるということでもある。
 明らかに長距離向けではない。
 実際、昨年の本番では15kmまでは順調だったが、ここから一気に両足のフクラハギに打ち合わせたかのように揃ってダメージが出てきて、痛くて走るのもおぼつかない状態になってしまった。
 
 ただクッションがない分、足への反応が直接的伝わってくるので「転びにくい」ことも事実である。
 「転ばないシューズ」をとるか「疲れないシューズ」をとるかである。
 転ばないシューズで21kmに足を慣らし、今年もこれでチャレンジしたいと思っている。
 老体になると「転ぶ」というのはなによりも怖い。
 とくに走っているときはスピードが出ているので、打ちどころが悪いとどうなる、という心配事につながってしまう。

 もしクッションがない方が転ばないのなら、中敷きを抜いたキッド・シューズで走ったらどんな感じになるのだろうか、いつかチャンスがあったら試してみようかとおもうのだが。
 キッド仕様でも転ぶようならそれしか残された手段はなくなってくる。


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