大迫傑が先日のシカゴ・マラソンで日本初の2時間05分台を出した。
今年初めに設楽悠太が出した日本再興記録を更新して、一億円をゲットした。
陸連はこれで2億円を支払うことになる。
話によるとあと一回くらいは1億円を支払えるが、それ以上は会計がヤバイという。
でも2019年は選手がしのぎを削る年になりそうなので、まだ出るかもしれない。
日本人にも2時間05分が出せるとなれば、誰もが限界挑戦に挑むだろう。
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Record china配信日時:2018年10月14日(日) 9時50分
https://www.recordchina.co.jp/b574635-s0-c50-d0062.html
日本男子マラソンはアフリカ勢に対抗できる実力、一方中国は…―中国メディア
2018年10月8日、環球網は、日本の男子マラソンはアフリカに対抗できる実力だとする記事を掲載した。
記事は、7日に行われたシカゴマラソンで、大迫傑が日本歴代最高記録となる2時間5分50秒を出し、同時にアジア最高記録も更新したと紹介。
これに先立ち、2月に行われた東京マラソンでも設楽悠太が2時間6分11秒で当時の日本(アジア)新記録をマークしており、「1シーズンで2回もアジア記録を更新した日本の男子マラソンは、アフリカ勢に対抗できる基本的な実力を備えている」と評した。
その上で記事は、16年の年初に、日本陸上競技連盟がリオ五輪で日本記録を更新した選手に計1億2000万円の報奨金を進呈すると発表したことを紹介。
この年、日本は5人の選手が2時間10分を切る好タイムを出しており、17年には10人が2時間10分を切った。
18年に入ると、シカゴマラソン前の時点で、東京マラソンで2位となった設楽を含め14人が2時間10分を切るタイムを出していた。
シカゴマラソンでは、大迫のほかに8位となった藤本拓も2時間7分57秒の好タイムを出しており、記事は「日本の男子マラソンのレベルが全体的に向上している」と強調した。
記事は一方で、中国の男子マラソンについて言及。
16年の最高記録は董国建(ドン・グオジエン)が出した2時間11分41秒でアジア11位。
17年は楊定宏(ヤン・ディンホン)の2時間13分15秒、
18年は現在までのところ李子成(リー・ズーチェン)の2時間15分53秒
が最高だといい、記録は伸び悩んでいるようだ。
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サーチナニュース 2018-10-15 13:12
http://news.searchina.net/id/1669143
だから日本人はマラソンが強い・・・
ある中国人が日本の公園で見た衝撃の光景=中国メディア
中国メディア・東方網は12日、「大迫傑、設楽悠太に、川内優輝、日本人はどうしてこんなにマラソンで走れるのか」とする記事を掲載した。
マラソンという競技が、日本人の持つ精神に非常にマッチしているというのが、記事の作者の見方のようだ。
記事は、今年2月の東京マラソンで設楽悠太選手が2時間6分11秒の日本記録をマークしたのに続き、今月7日のシカゴマラソンで大迫傑選手が2時間5分50秒で3位に入ってアジア人種初の2時間6分台切りに成功したと紹介。
また、川内優輝選手は頻繁にマラソン大会に出場し、その都度好成績を挙げているほか、レースでは常に全力を出し切り、いつもゴール後に力尽き果てて倒れ込むとしている。
そのうえで、日本人がマラソンで好記録を出す理由について、作者自身の実体験に基づくエピソードを披露。
「17、8年前に日本で働いていた頃、週末にジョギングをしていた。
ある日、ジョギングを終えて休んでいると、1人の女性がトレーニングしているのを見かけた。
走り疲れて息も絶え絶えになっていた彼女は、見たところ体型的にマラソン向きではないように覚えた」
とした。
そして、
「驚いたことに、ラストスパートでフラフラになってもうトレーニングは終わりだろうと思っていた彼女が、さらに一周、また一周と走り続けたのだ。
スピードは私のほうが速かったが、体力や忍耐力は間違いなく彼女のほうが優れており、極限まで走り続けるという精神では遠く及ばないと感じた」
と伝えている。
記事は、
「マラソンという極限まで忍耐する運動は、日本人の特性に極めて合致しているのだ。
中国のプロランナー、アマチュアランナーのいずれもが、日本のランナーに比べるとなおも差がある。中国のプロのレベルが、日本の『最強の公務員』にも叶わない状況なのだ」
と結んだ。
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11/3(土) 7:47配信 NIKKEI STYLE
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181103-00000003-nikkeisty-bus_all
マラソンに厚底靴ブーム
新記録ラッシュで市民ランナーも
10月7日のシカゴマラソンで3位に入り、2時間5分50秒の日本新記録を樹立した大迫傑選手(27)。
快走を足元から支えたシューズが、ナイキの「ズーム ヴェイパーフライ4% フライニット」だ。
このところ世界の長距離界を席巻している「厚底」シューズの最新モデルにあたる。
「沈むけど、その分きちんと反発があって非常にいい靴」と、大迫選手が絶大な信頼を寄せる秘密は靴底にある。
カーボンプレートをクッション性のある素材で挟む特殊な構造で、最長約4センチも厚みがありながら、重さは男性用28センチのモデルで198グラム。
「反発性のあるカーボンで推進力を保ちつつ、それに負けないクッション性と軽さを保てる」(ナイキジャパンの広報担当者)
ことが大きな特徴だ。
エリウド・キプチョゲ選手(ケニア)らトップランナーの要望を踏まえ、数年の製作期間を経て試作品が誕生したのは2016年。
ナイキ・オレゴンプロジェクトの一員として同社の新製品を試し、「感触」という名の情報を製作現場にフィードバックする立場にある大迫も自然と履き慣れることになった。
それまで薄底に親しんでいた大迫選手は当初、その構造に驚いたというが、「もともと、こうでなければ、というこだわりはなく、走っているうちに効果を発揮できるようになった」。
「フォアフット」と呼ばれるつま先を地面に先につける走法も、このシューズを履いたトレーニングで生まれたものだ。
過去3度のマラソンに「ヴェイパーフライ」シリーズを履いて挑み、走るたびにタイムを大きく更新した。
もともとは3千メートルと5千メートルで日本記録を持つトラック出身ランナー。
自分の領域であるスピード勝負になったとき、特にこのシューズのありがたみを感じるという。
「薄い靴だと疲労が残ることがあるが、厚底はそこが軽減される。
短い距離から(マラソンに)来た選手は蹴る要素が大きいから武器になる」
既にその恩恵を受けた選手は数知れない。
開発のきっかけとなったキプチョゲ選手は試作品で走った16年リオデジャネイロ五輪で金メダルを獲得。
さらに今年9月のベルリンマラソンで2時間1分39秒という驚異的な世界記録を達成した。
大迫選手が3位に入ったシカゴマラソンでは、優勝したモハメド・ファラー選手(英国)から5位の選手まで、全員がこのシューズを着用していた。
国内でも2月の東京マラソンを2時間6分11秒で走った設楽悠太選手が1つ前のモデルを履き、今年の箱根駅伝で往路優勝した東洋大も採用している。
大迫選手や設楽選手が市販品を履いていることもあって、国内の市民ランナーの間でもユーザーが急増中。
厚底ブームはしばらく続きそうだ。
[日本経済新聞朝刊2018年10月25日付を再構成]
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