2018年12月22日土曜日

はだしウォーキング(7):ゴールドコーストの雹

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●ゴールドコーストの雹(1)

 朝方の散歩によって目標の3,000キロにあと55kmとなっている。
 年内残り9日なら楽に達成可能な範囲である。
 だが、北の方にサイクロン(タイフーン)があってその影響でゴールドコーストの気候も安定していない。
 一回の歩きは5kmとしているが、昨日の午後はそれができず、今日の朝方の散歩でその埋め合わせをしている。
 今日も同じような案配なので、早目のスタートとしたが、どうも空模様がよくない。
 傘を持って出てはいるが、降られないにこしたことはない
 やめて帰ろうと一度戻ったが、気をとりなおして「ええ、ママヨ」で行けるところまで行くことにする。
 1キロ過ぎで「これは、ムリだ」となり、目標を3kmにして早めに切り上げることにする。
 嵐である。
 雨はないが突風が浮き荒れている。
 帽子の締め込みを強くして、吹き飛ばされないようにする。
 2km過ぎで空は真っ暗になり、雷がうなりを響かせて落ち始める。
 有難いことに雨はまばらである。
 遊歩道を終えて一般歩道に入って、あと4分ほどで家につく。
 周囲はもう嵐模様一色である。
 家に着く。
 入ったとたんに、強雨が襲ってきた。
 本当のワンタイミングである。
 風呂場で足を洗っていたら、突然大きな音が断続的に聞こえてきた。
 なんだ、なんだである。
 何が起った。
 急いで外を見る。
 雹(ヒョウ)である。
 飴玉ほどの雹が屋根瓦をゴンゴン叩いているのである。
 すごい。
 日本では雹に会うというのはなかった。
 こちらにきて、気象条件の違いに驚いたことがいくつかある。
 その’一つがこの雹の存在である。
 年に一度ほどある。
 日本ではみたことのないシロモノものである。
 でも最近は世界中が激甚気象のせいで街中でも雹に出会うことがあるとか。
 
 こんなのに逃げ場のない遊歩道で出会ったら悲劇である。
 傘を持っていてもどうなるのだろうか。
 ほんのわずかの差で逃れた、ということなのであろう。


● ゴールドコーストの雹(2)

 雹と霰の違いについて検索してみた。
 私自身もこの違いについて知らなかった。
 同じものだと思っていた。


お天気.com
https://hp.otenki.com/495/

ひょう(雹)とあられ(霰)の違い

ひょう(雹)とあられ(霰)の違いはその大きさによって区別されます。

ひょう(雹)は直径5ミリ以上の氷の粒が大きくなった氷の塊で、氷の粒が積乱雲の中で上昇・下降を繰り返して大きくなり、ある程度の重さになると落下していきます。
あられ(霰)は直径5ミリ未満の氷の粒です。

ひょう(雹)は5~6月や10月など春や秋に降る事が多いようです。
真夏は気温が高いため雨となったり、雲が氷の粒ではなく水の粒になっている事が多いため、あまりひょう(雹)は降りません。
冬は積乱雲が他の季節に比べ発達しにくく、気温が低いため直径5ミリ未満のあられ(霰)になってしまうため、冬もあまり降らない季節です。

ひょう(雹)の大きさはゴルフボール程度から場合によっては野球ボールほどの大きさのものまであり、農作物やビニールハウスに被害を及ぼします(ひょう害)。

ひょう(雹)・・・雲(積乱雲)から降る直径5ミリ以上の氷塊
あられ(霰)・・・雲から降る直径5ミリ未満の氷の粒


 「5mm」の区分があるようで、今日のはやはり雹であろう。

 さて、今夕は3km歩いたことになるので、3000キロまであと52kmということになった。
 順調にいけばあと5日あれば達成されることになる。


【翌朝】
 昨夕の埋め合わせで7kmを予定していた。
 でも、とんでもない話である。
 昨日の雹嵐で遊歩道には枯れ葉、折れた細枝、木の芽や樹皮、小さな木の実などいろいろなものが落ちている。
 はだしで歩くには大いに難がある。



 4kmは歩いたがそれ以上は歩く気にはならず、やめてしまった。
 この路面の雑物が消えるまで少々時間がかかるだろう。
 あと5日での達成は危ういが、年内には問題なかろうと思う。
 残り48kmである。



 天候が安定しないので午後は早目に出た。
 コースは荒れていない500m区間で、往復すると1kmになる遊歩道を使う。
 ここを繰り返して往復するという考えである。
 遊歩道の脇に樹木があるとどうして天候の加減で路面に不要物が落ち広がる。
 この区間は樹木がほとんどない。
 ということは陽射しがマジにきついということでもある。
 盛夏時の昼時は歩くのをお断りしたい場所ともいえる。
 昨夕、雹が降ったように気温はクールダウンしていて、かつ強い風が吹いていて、今日は歩くのに支障はない。
 なを、この500m区間ははだしランニングにも使ったコースでもある。
 最終的に6往復半して、この区間への行き帰りを加えて7kmを消化できた。
 残りはあと41kmとなった。
 ということは算術的には4日あればいい。




【後日】

NICHIGO PRESS 2019年2月号

  「6.7億ドル」といえば「1ドル=80円」とすると「536億円」になる。


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2018年12月19日水曜日

12kmリタイヤ:1時間33分17秒 キロ7分46秒

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● 12km1時間33分17秒=キロ7分46秒

  足に鉛が貼りついたように重い。
 5kmでリタイヤする。
 しかし5kmでリタイヤすると、今週もう一度走らねばならない。
 これはきつい。
 この5kmは7分37秒で7分半を越えている。
 それほどに足が動かない。
 5kmポイントからスタートポイントまでは3キロ弱あるので、転んだときなどは戦意喪失で歩いたり走ったりで帰ってくることになる。
 今日は転んだわけではないので、ゆっくりゆっくり走って帰る。
 リタイヤしたあとも走っていることになる。
 形の上では5kmのリタイヤはとり消されたことになる。

 10kmまでゆっくりと走る。
 5kmから10kmの5kmはちょうどキロ8分である。
 5キロの距離を8分で走ったというのは珍しいことになる。
 走っているのだか速歩しているのかわからないほどである。
 10kmポイントからはゴールまでわずかであるが、足はダメだが体は余裕なので12kmリタイヤとする。

【 12月19日 12km 1時間33分17秒 キロ7分46秒
5km    38:06      38:06
10km    40:02    1:18:08
12km     15:09    1:33:17

 帰りの車のなかで気分が悪くなったり、シャワーを浴びたら動けなくなったり、下痢に襲われたりで、体調が悪すぎる。
 10月初めに5キロ転倒でリタイヤしたことをきっかけに以降、いろいろとアクシデントが多く心的生活が安定していない。
 12月も残すところあと1回である。
 そろそろ、下降ラインから抜け出したいものである。
 これが、最後のアクシデントとなってくれればいいのだが。


● 体重は45kgで変わらず、体重計がへたっているのか?





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2018年12月12日水曜日

17km走=1:56:48、意識が飛んでいるみたい

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● ボタンの押しミスがあって’、表示より「6分」減じたタイムが正しい

 ストップウオッチのボタンの押し間違いで5kmはとれなかった。
 10キロまでは相変わらずペースが上がらない。
 
【 12月12日 17km 1時間56分48秒 キロ6分52秒
5km    ------
10km    --:--     1:11:04
15km    32:56    1:44:00
17km    12:48    1:56:48


【 12月05日 17km 1時間56分48秒 キロ6分49秒
5km    36:17      36:17
10km    33:47    1:10:04
15km    32:23    1:42:27
17km    13:34    1:56:01

 今回は何か散漫で集中力がなかった。
 時計ボタンの操作ミスを2回している。
 やはり歳かな。
 意識が飛んでいるような感じである。

 帰ってきて体重を計ったらやはり45kgである。





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2018年12月5日水曜日

17km走=1:56:01 体重45kg って本当?

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  5kmを36分で行きたいと思っているのだが、なかなか体が動いてくれない。
 10kmまでの5kmスプリットは35分、15kmまでは34分、そしてラストの2kmを7分切りでいかれれば、トータルで1時間59分を切れるという考えである。

 10kmを1時間10分で通過したので、この時点で1分の貯金ができる。
 この通貨は前回とほぼ同じタイムである。

 15kmまでは前回よりいい。
 これははじめの4キロの間が追い風であったためである。
 でも15kmまでの1キロは南風で強い向かい風になる。
 この区間なんとかキロ6分半の32分30秒で行きたくて、頭を下げ、深く帽子をかぶり、足元のみを見て走った。
 3,4mくらいしか先は見えていない。
 突然、黒ずくめの人物の足元が目に入ってきた。
 危うくぶつかりそうになったが、何とかぎりぎりで交わした。
 振り返ってみると、若い女性で、遊歩道の真ん中に止まってスマホを操作している。
 怖いな、こういうのは。

 ラストの3kmは抜かい風で、とくに最後の1kmは内海沿いの護岸歩道である。
 15---16kmは6分41秒、そして16---17kmは6分53秒で7分切りギリギリである。
 トータル的にはキロ6分49秒で、6分50秒を切れた。

【 12月05日 17km 1時間56分01秒 キロ6分49秒
5km    36:17      36:17
10km    33:47    1:10:04
15km    32:23    1:42:27
17km    13:34    1:56:01


【 11月27日 17km 1時間56分51秒 キロ6分53秒
5km    36:02      36:02
10km    34:00    1:10:02
15km    33:30    1:43:32
17km    13:19    1:56:51

 風呂に入る前に体重を計った。
 「45 kg」と出た。
 前回は47kgだったら、ランニングの後なら46kgくらいだろうと思っていたのだが、45kgは大いに意外であった。
 過去に45kgなんで体重あっただろうか。
 体重計を買うべきか、悩んでいる。
 新しい体重計でもデータが同じだったら、ただのムダになるだけである。
 



【南の島の 2018】


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2018年11月29日木曜日

●アジア系には家を貸したくない(豪・人種差別調査)

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ニューズウイーク 2018年11月28日(水)19時00分
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/11/post-11349.php

アジア系には家を貸したくない(豪・人種差別調査)
Asians out! Not in this suburb. Not in this apartment
アラナ・カンプ(ウェスタンシドニー大学研究フェロー)他

<アジア系オーストラリア人は家探しで人種差別を受ける割合が高いことがわかった。
住宅差別は、健康や雇用、移動、教育などすべての格差の元凶になる。
速やかな是正が望まれる>

オーストラリアで家を探すなら、不公平を覚悟したほうがいい。
われわれが行った最近の研究で、「人種」が重要な意味を持つことが明らかになった。
多くのオーストラリア人は人種差別と文化の違いによる差別を経験している。

アジア系ではとくに顕著だ。
彼らは日常生活のあらゆる場面で人種差別を経験するのだが、家を賃貸または購入するときはとくにひどい。

■オーストラリア生まれでも

オーストラリア人6001名を対象に2015~2016年に実施したインターネット調査で、われわれはオーストラリアにおける人種差別的な意識や経験の幅を測定。
出生地や家庭で話す言語が、人種差別にどれほど影響を与えるかを検証した。

その結果、本人が外国生まれ、または両親が外国生まれで家庭で英語以外の言語を話している場合、ほかのオーストラリア人より人種差別を受ける頻度が増えることが明らかになった。
人種差別は職場や学校、ショッピングセンター、公共スペースやインターネットなど、さまざまな場面で行われる。

アジア出身の回答者は、日常的に人種差別を受ける割合がほかのオーストラリア人の2倍に上った。
アジア系オーストラリア人は84%が人種差別を経験している。

両親がアジア出身で本人はオーストラリア生まれの場合でも、人種差別を受ける割合は同じく高かった(86%)。

家庭でアジア系の言語を話している場合も、人種差別を受ける割合が高い。
とくに南アジアと東アジアの言語を話す人は差別される割合が85%、88%と高い。
これに対して、西南/中央アジアや東南アジアの言語を話す人はそれぞれ79%と78%で、英語以外の言語を話すほかの人種と同程度だった。

■アジア系を標的にした住宅差別

1990年代の豪南東部ニューサウスウェールズ州と北東部クイーンズランド州を調査した研究結果によれば、住宅を賃貸または購入する際に人種差別を経験したと回答したオーストラリア人の割合は6.4%だった。
われわれが実施したインターネット調査では、その割合が急増していた。
近年では、オーストラリア人の24%が住宅差別を経験していた。

アジア系オーストラリア人は自分たちが住宅差別の標的にされていると感じている。
回答したアジア出身のオーストラリア人のほぼ10人に6人(59%)が家探しの際に人種差別を受けていた。
アジア系以外の人ではその割合はわずか19%だった。

アジア出身の回答者は、住宅差別が多いと答える割合も高かった。
うち13%が差別される回数は「多い」「非常に多い」と回答した。
その割合はアジア以外の外国で生まれたオーストラリア人の平均より3倍以上高かった。
住宅差別の被害を受ける頻度が特に高かったのは、北東アジア(15%)および南/中央アジア(16%)生まれの人々だった。
東南アジア生まれだと、わずか9%だった。

調査では、両親が2人ともアジア出身の場合は住宅差別を受ける割合が極め高い(44%)ことも分かった。
同様に、家庭で英語以外の言語(特にアジア系の言語)を話す人もその割合が高かった(45%)。

南アジア言語(ヒンディー語、タミル語、シンハラ語など)を話す人は住宅差別を受ける割合が跳ね上がり、63%だった。
東アジア言語(中国語、日本語、韓国語)を話す人だと55%、英語しか話さない人だとわずか19%だった。

■強まる反中感情

これらの調査結果が示すのは、アジア系オーストラリア人による空間の取得や占有が、アングロサクソン系オーストラリア人に対する脅威と見られていることだ。
また不動産の仲介業者や所有者の多くが、アジア系の客は怪しい、客として質が劣るという偏見を持っている。
まるで、アジア人は生物学的に劣っていると信じられていた植民地時代のようだ。

チャイナタウンへの嫌がらせや、シドニー近郊のカブラマッタやメルボルン近郊のリッチモンドに中国系ベトナム人が大量移民してきたことに対する反発の背景には、アジア系は邪悪で不潔で無秩序だ、というステレオタイプの影響がある。

中国嫌いも強まっている。
不動産投資や政党への巨額献金、大学に対する影響力拡大、農地や鉱山の買占めなど、中国人が何か目立つことをすると反発が起きる。
中国政府の影響力拡大や地政学上の懸念、中国国内の人権抑圧という背景もそれを助長する。
今は議論を通り越して煽情的な言論や過剰反応を引き起こし、中国系住民に対する敵意に変わりつつある。

■当局は人種差別禁止の法を執行せよ

住宅のように暮らしに欠かせない市場から特定の人種を排除すれば、埋めがたい格差が生まれる恐れがある。
それは健康や雇用、移動や教育などにも影響する。
人種隔離や世代間格差など、社会全体の問題に発展する恐れもある。

オーストラリアには、住宅を含むモノやサービスの利用における人種差別を禁じる法律がある。
今回の研究結果から、住宅差別は特定の人種、とりわけアジア系で深刻であることが分かった。
目に見える不平等に対し、当局の対応が望まれる。

(翻訳:河原里香)

You can find other articles in the series here.The Conversation
Alanna Kamp, Postdoctoral Research Fellow in Australian Cultural Geography, Western Sydney University; Ana-Maria Bliuc, Senior Lecturer in Social Psychology, Western Sydney University; Kathleen Blair, PhD Candidate, School of Social Sciences and Psychology, Western Sydney University, and Kevin Dunn, Dean of the School of Social Science and Psychology, Western Sydney University

This article is republished from The Conversation under a Creative Commons license. Read the original article.






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2018年11月28日水曜日

17km走=1:56:54 この11月のタイムは昨年より30秒遅い

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いつもはおおよそ10km手前くらいから体と足が動き始めるが、今日は意図的に7キロ半あたりから上げていった。
 よって10kmまでの5kmスプリットはよかったが、その反動で次の15kmまででガクンと沈んだ。
 トータルの17kmはほぼ前回と同じで、たった3秒のちがいでしかない。

【 11月27日 17km 1時間56分51秒 キロ6分53秒
5km    36:02      36:02
10km    34:00    1:10:02
15km    33:30    1:43:32
17km    13:19    1:56:51

【 11月23日 17km 1時間56分54秒 キロ6分53秒
5km    36:05      36:05
10km    35:37    1:11:42
15km    32:27    1:44:09
17km    12:45    1:56:54


【 11月14日 17km 1時間58分35秒 キロ6分59秒
5km    36:07      36:07
10km    35:21    1:11:28
15km    33:59    1:45:27
17km    13:08    1:58:35

 この11月はリタイヤを除くと3回走っている。
 タイムは上のようである。
 これを昨年の11月と比べてみる。
 昨年は「16km走」で、5回走っている。
 キロ当たりではつぎのようになる。
 「6分28秒」「6:29」「6:26」「6:18」「6:29」
 6分30秒を超えることは一件もない。
 今年は
 「6分59秒」「6:53」「6:53」
であり、比較すると昨年より平均30秒遅い
 理由は天候のせい?
 いや、80%で歳のせいだ。
 老いた、ということだろう。



【南の島の 2018】


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2018年11月26日月曜日

アニメ「ツルネ」:初めてみた和弓のアニメ

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● アニメ「ルルネ」

 スポーツを題材にしたアニメは実に多い。
 野球、サッカー、柔道、空手などきりがない。
 最近ではビーチバレーにバドミントンまでアニメ化されている。
 しかし、過去にアニメの題材にならなかったスポーツもある。
 その一つが弓道(和弓)。
 「ツルネ」というアニメははじめての和弓ものではないだろうか。
 私の若いころは時代が時代だったので、部活などまったくしなかった。
 子どもの草野球を除けば、高校でスケートを、社会人になってスキーをやったが、これらはあくまでレジャーであり、冬場のお楽しみみたいなものであった。
 本格的にやったのは和弓。
 近くの市民センターへ行って、中年でもできる古武道はなにかないかと探していた。
 本当は薙刀をやりたかったのだが、そのころ薙刀は女子専用で男子は入れなかった。
 ちなみに男子で最初に薙刀の初段をとったのはオーストラリア人である。
 日本の文化の喧伝のためにという理由付けがあった。
 今はもう男子の入門も許可されているが。
 そこで選んだのが弓道である。
 4年ほど打ち込んで三段までいった。
 そこで移住とあいなった。
 ゴールドコーストには弓道クラブあるいは弓道場はない。
 アーチェリーならある。
 四半世紀の昔のことで今は袴もつけられないし、弦を弓にかけることもできない。
 持ってきた弓は、おそらくもう強くて引けないだろう。


    
 ● 日本からもってきたものだが使っていないし、もうつかえない。
 
 アニメに出てくるのは「弓返り」のシーン。
 弓返りとは矢を放ったとき弓がその反動でくるりと弓が回転することである。
 言葉では説明しにくいので下の動画を見てください。

youtubeより







 私もどうしても弓返りができなかったことがある。
 言われたとおりにやっているのだが、どうにも弓が回転しない。
 悩んで悩んで得た結論は「教え方が悪い」である。
 どうも和風ものは練習量主義になることが多い。
 このアニメにもそれが出ている。
 ちなみに弓返りの方法を理論的に説明すると以下になる。

1]:弓は握らない。
2]:握らないから弓はズルリと手の中から落ちてしまう。
3]:これではまずいから、小指の指平で軽く落ちない程度に押さえる。
   ほかに指はただ弓に触れているだけ、まったく握っていない。
   その程度の状態で十分である。
   しっかり握ったら弓は絶対に返らない。
   これが第一段階。
4]:弦はひかない。
   引き分けた状態で右腕を止める。
   力は入れないで、弦が離れないように止めた位置に置いたままにする。
   つまり右腕は何もしない。
5]:弦を引かない代わりに左腕で弓をひと押しする。
   普通に押すと当然腕に力が入り、その力を受ける形になり肩が上がる。
   「肩の上り」が最大の欠点になる。
   肩を下げて、弓を押す。
   この状態を曰く「自然体」。
   これが難しい。
   腕で弓を押すのではなく腕を伸ばす形にもっていくことが必要。
   隙間にモノを落としたとき、拾おうとして腕を伸ばして伸ばし続けることがある。
   伸びない腕をさらに伸ばすのである。
   この感覚に似ている。
   といっても言葉でいうのは簡単だが実際やってみると、なかなか大変である。
6]:弓は手前右角を左親指の内側付け根に当てる感じとし、左腕を伸ばすと自然に左親指はグーンとまっすぐ前へ進む(伸びる)形になる。
   この結果、弓の右側にストレスが’かかり、わずかだがねじれる感じになる。
   親指を伸ばすとき親指と腕は最短の一直線になろうして左側にわずか手首を軸に回る形になる。
7]:ここで矢を射ると、かかったねじれで弓は時計とは反対の方向に弓が回転を起こす。
   これが弓返りである。
   なぜ弓返りが発生するのかを理論的に教えてくれる人は、私の周りにはいなかったので、我流で説明してみた。 

 昔の思い出でつい書いてしまった。
 昔のことなど思い出しながらこのアニメを見ている。
 でももう私自身が弓を引くことはないだろう。
 というより、もう引けないないだろう。
 弓をベースにしたテレビ映画には、綾瀬はるかの主演だった高校弓道部のものがあった。
 それ以外には記憶にない。
 あまり動きのないスポーツなので動画にはしにくいのだろう。
 


 なを、教本には弓返りについては何も書かれていない。
 教本通りの射をすれば弓帰りは自然と発生するもの、という解釈であろう。
 


 






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